いまごろだけど、映画「鬼滅の刃」。息子が友達と観に行くというし、私も夫と見に行くことにしたら、録画していたアニメの特番(総集編のような数本)を見ておいたほうがいいと夫が言う。
アニメは息子と夫が見ているところをだいたい一緒にみていたので話は分かってるんだけど、なんでそんなに人気になってんだかな、という視点でざっと見返して見るのもいいかなと思った。
もうどこでもあらすじの解説はされているので詳しい説明は省き、ここは個人的な感想をメモ。
〜1回目 兄妹の絆〜編
(炭治郎が鬼殺隊に入るまで)
一番かっこよかったキャラクターは富岡義勇。強さと冷静な判断力が素敵。
一番刺さったセリフは「判断が遅い!」と言われたところ。(炭治郎が、ねずこが人を食ったらどうするか聞かれて答えられずにいたとき言われた言葉)。私に言われてるみたいでさ〜。
笑った場面は、洞窟の中に置いてきたねずこがいない!と思ったら縦穴からぴょこっとでてきて「いた」というシーン。(これ、鬼の特徴が表れてるシーンでほんとは笑い事じゃないんだけどねずこが可愛い。)
アニメーションとして凄いと思うのは、やっぱり修行や戦いのシーンで動きの速さや剣から波が立ったりする鮮やかな効果かな。あと炭治郎の凛々しい声とか。とても見応えがあった。鬼殺隊の厳しさは本末転倒のやり過ぎ感もあるんだけど、それだけの過酷さを物語っていて締まった展開とも感じる。
最初は惨殺シーンが酷いのだけど、炭治郎の賢さやひたむきさ、ねずこの鬼と人間性との葛藤はギリギリの極限状態のなかで際立ち、物語に引き込まれていく。適度にコメディみもあるのがいいんだろうな、というようなことを思った。