『ハーレムの闘う本屋 ルイス・ミショーの生涯』は、まだ読み始めたばかりだけれど、思っていたより読みやすく面白い構成だった。
「黒人にも読書が必要」とハーレムに本屋を作った人のノンフィクション。
ルイスが幼いときの視点、きょうだい、母親など語り手を変えながら短いエピソードを積み上げていくつくり。視点が変わることで、ルイスがどんな子どもで、10人兄弟で母親がたぶん鬱病、といった子ども時代の像が多面的に、物語風に立ち上がってくる。
ルイスのお父さんは悪い人ではないのだが、自転車を欲しがる我が子に「神様に祈ればいい」としか言えないところに無力感が漂っていた。お母さんは家庭を守ることのみを求められており、そら、子ども10人もいたら鬱にもなるわなと思った。
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今日のお昼ごはんは、昨日のピザソースの残りと、一昨日のパスタソース(サバ缶のトマトソースあえ)の残りを使ってオリーブを足してペンネにかけたらとても美味しかった。
オリーブを、せっかく瓶で買ったけど、うちの男衆は好きではないという。いいですよ、食べますよ私がひとりで。
夕飯はブリの塩焼き。さつま揚げと大根の煮物。お味噌汁。本日の歩行4279歩。