『いしになったかりゅうど』モンゴル民話 大塚勇三 再話/赤羽末吉 画
タイトルで内容がわかっちゃうのもなんだかな、と思った本。
「・・・けっして他のひとに言ってはいけません。言うと石になってしまいます」というくだりで息子が「でも言っちゃうんだよねー」と言っていた。まあ、そうなのだが、なんで言っちゃったかというのが問題なのよね。自分は犠牲になっても他の人たちを助けるというお話なのですが、息子の心に響いた様子は・・・。
「どうぶつさいばん『タンチョウは悪代官か?』」竹田津 実/あべ弘士 絵
一応絵本ではあるものの、なかなか重い深い内容だったので息子にわかったんだかどーだか。
人間がタンチョウ鶴ばかり、それも決まった時期にだけ保護しているので他の動物が迷惑している。タンチョウに罪は?というような話。なかなか考えさせられる、子供に伝えたい大切なことだとは思う。
『いちご』平山和子
リアルな苺の画がおいしそう。
『おおきなきがほしい』さとうさとる/むらかみつとむ 絵
男の子が、大きな木があったらその上に家をつくって、遊んで・・と空想を膨らます話。
息子は大人しく聞いていたが、たいして面白くもなさそうだった。
「うーちゃんも、おおきな木の上で遊んでみたい?」と訊いたら「ぼくこわいからやだ」だと。
『世界をかえた魚 タラの物語』
息子には難しい本だったけど、私は面白かった。
タラは簡単に獲れるので、大航海時代には、タラの干物が遠洋航海の重要な食料になったのらしい。タラの漁場をめぐり戦争も起きたとか。
写真集『ダンゴムシみつけたよ』皆越ようせい 写真・文
自分用
『シャーロックホームズの事件簿』コナン・ドイル
映画もやっていることだし、ちょっと借りてみるかと。
たまたまですが、最後の短編集でした。
あんまり推理小説が好きではないのでほとんど読んだ事がなかったけれど、けっこう面白かったです。すごく面白い!というのもあれば、これはどーかと思うよ、とツッコミたくなるのもあったのですが、ファンの方はこういうのも含めて愛すべき探偵サマなのかなと感じた次第。