山口アートネットワーク　

◇◆作品の紹介!◆◇
会場内にある気になったいくつかの作品をピックアップして、管理者が感じたことをふまえてご紹介します。
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◆「地霊-R 地霊-W 地霊-B 地霊-M 地霊-JM」　
作・岡本敦生　野田裕示 / 毎日新聞社賞












　※無断転載禁止

大きな御影石があります。
彫刻家と画家が共同で制作した作品です。
全部で5点あります。

その御影石は、祠のようになっていて
内側にはもこもこした形があり
きれいな色と模様が描かれています。
その5つの祠は、五穀(米・麦・ひえ・粟・豆)
をあらわしています。

このもこもこ感は、‘五穀’一粒の形なんだ。
そう思うと、日本人である私達に、
親しみがわいてきます。













　※無断転載禁止

〇ポイント
もこもこ感を触ってみてください。
とても気持ちがいい。

入れる大きさの作品に入ってみて!
何だかおかぁさんのお腹にいるような感じです。

外から見ているより、中に入ったほうが
このもこもこ感と色・模様の美しさがわかります。
もこもこ。生きているみたいです。

　









　上を見上げた部分※無断転載禁止

〇どうやってつくったの?
御影石の塊を一度割ってしまいます。
その割ったモノから、立体を考えて
内側のもこもこを削り着色。
その後組み立てます。
よくみると組み立てられているのがわかります。













　五穀のどれかな?※無断転載禁止

作品は5点。常盤公園の中に点在しています。
探して見て下さい。


























　五穀のどれかな?※無断転載禁止

祠は、どんなところに置いてありますか?
周りの景色も見てください。
常盤公園は、広〜くてきれいです。
自分で歩いて確かめてみましょう!

詳しい作品の紹介は、宇部の彫刻HPから↓
http://www.city.ube.yamaguchi.jp/choukoku/21/21_guide/03.htm

※本ページに関する情報は、現代日本彫刻展事務局の協力を得て掲載しています。
※本ページに関する画像等の無断転載複製を禁止します。

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◆「大首�V」作・吉野辰海/山口県立美術館賞


※無断転載禁止

丘の上のある場所から、ぬっとその姿を現す首があります。
すぐに近づきたくなってしまうくらい
かわいい。

その首は、犬です。
猟犬、ドイツポインターです。

特に表情もなく、何かを主張しているわけでもありません
ただ　湖畔のほうを向いているだけです













※無断転載禁止

〇ポイント
近くによって、見てください。
そして、離れてみてください。
後ろ姿も見るのを忘れないで。
見ればみるほど、本物そっくりです。

「下から見ると、犬ってこんなふうにみえるんだぁー。」
そう思っていると、いつも犬はどこをみているのだろうかと
ふっと考えてしまいます。

よく見ると
つるんとした目に気がつきます。










※無断転載禁止

〇この作品、何で出来ているでしょう?
プラスチックで出来ています。
たたいてみると、中は空洞。
ビックリしました。
とても重量感があって安定しています。

今の犬は、私達にとって首輪をつけた犬
ペットです。
とてもかわいい。
大昔、犬は生きるために獲物をとっていました。

そんなことも考えてみると
この犬の存在がなんなのか
みえてきますよ。

詳しい作品の紹介は、宇部の彫刻HPから↓
http://www.city.ube.yamaguchi.jp/choukoku/21/21_guide/20.htm

※本ページに関する情報は、現代日本彫刻展事務局の協力を得て掲載しています。
※本ページに関する画像等の無断転載複製を禁止します。



　

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◆「空を行く2005」作・西野康造/優秀賞
　











※無断転載禁止

白い支柱の上に、弓のようにそった形が3つ連結しています。
それぞれが独自に動くようになっていて
ふわふわ回転しながら、また角度を変えながら
動いています。
軽やかな動きと風に対する強度を考えて
特殊なチタン合金が使われています。

〇ポイント!
じっと、立ちどまって
すわり込んで、見上げてみましょう!

　











※無断転載禁止

なんとも不思議な動きをします。
風が吹くことで、いろんな形を作り出しています。

青い空を飛んでいるようにみえる
踊っているようにみえる
ふわふわととまることがなく
かろやかに動く

本当にみていて　気持ちがいい
時間を忘れてしまいます

詳しい作品の紹介は、宇部の彫刻HPから↓
http://www.city.ube.yamaguchi.jp/choukoku/21/21_guide/15.htm


※本ページに関する情報は、現代日本彫刻展事務局の協力を得て掲載しています。
※本ページに関する画像等の無断転載複製を禁止します。

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●「Villa TORAYAN」作・ヤノベケンジ/宇部興産株式会社賞




※無断転載禁止

丘の上に小さな小屋があります。
なんだろう?とのぞいてみると、「トらやん」がいます。
「トらやん」は、腹話術の人形です。

小屋の下には、長さ6メートルの地下室が埋まっていて、
外からのぞくことが出来ます。
中には、ポップなカラーのイスやおもちゃ・お菓子などがたくさんあります。
ビデオが上映されています。「トらやん」が登場します。

　
※無断転載禁止

〇ポイント
部屋の中をのぞいてみましょう!
人がのぞいている後姿も、なかなかおもしろい光景です。
そして、丘から見える湖畔の景色も最高ですよ。



※無断転載禁止

とても楽しそうに見える部屋の中。
そして部屋の中に映っている映像。
よく見てみると、原爆の雲・・・。
生きていくための方法をおじさんが話しています。

「ピカッと光ったら、頭をふせる。隠れる。逃げる。」
その‘動作’と‘言葉’が繰り返されると
おもしろいように見えますが
逆に　こわくなってきます。
どうして、こんなことしているのでしょうか?

この地下室は、核シェルターになっています。
そして、かわいい黄色のスーツは、
放射線から身を守るためのスーツです。

どんなことを感じますか?

映像は、模型展示室の中でもご覧になれます。
特別に模型作品もあるので、ぜひ、ご覧になってください。

埋まっているシェルターの全容が見えてきますよ!

　








※無断転載禁止

詳しい作品の紹介は、宇部の彫刻HPから↓
http://www.city.ube.yamaguchi.jp/choukoku/21/21_guide/19.htm

※本ページに関する情報は、現代日本彫刻展事務局の協力を得て掲載しています。
※本ページに関する画像等の無断転載複製を禁止します。

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会場内にある気になったいくつかの作品をピックアップして、管理者が感じたことをふまえてご紹介します。
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●「黒竜」作：村上章一/市民賞受賞
　








※無断転載禁止

野外彫刻美術館の丘を登っていくと、瓦の山が見えてきます。
ん？ウロコ？
そう、これは竜をイメージした作品です。
黒竜が湖へ向かって蛇行しています。

なんと、瓦5000枚を積み上げて出来ています。
制作にかかった時間は、44日間。夏に作業が行なわれていました。

　








※無断転載禁止

〇ポイント！
すご〜く近くによって見て。
小さい頃に、瓦の屋根にのっかったことを思い出しませんか？

そして、そばを歩いて通り過ぎると
瓦の町並みにも見えてきます。

遠くから見てると、キラキラ瓦が光って
今にも竜が動き出しそうです。
瓦を並べたラインが、とてもきれいです。

この作品は、室内に模型展示があります。
ぜひ、ご覧になってください。

　








模型作品　※無断転載禁止

詳しい作品の紹介は、宇部の彫刻HPから↓
http://www.city.ube.yamaguchi.jp/choukoku/21/21_guide/18.htm

※本ページに関する情報は、現代日本彫刻展事務局の協力を得て掲載しています。
※本ページに関する画像等の無断転載複製を禁止します。