自分の住んでいる和歌山でも、いたるところに放置ウンコがあります。
自分が子供の頃は、放置ウンコというのは、あまり気になりませんでした。
田舎だったこともあって、未舗装の道も多く、道端には草が茂っていたので、すぐにバクテリアが分解して、ウンコも、いつの間にかなくなっていました。
最近の犬のウンコは、仮に未舗装の土の上にあったとしても、何週間もの間、そのままの形で残っていることが多くなっています。そのことは、今の犬の食生活が大きく関係しています。
防腐剤の入ったフードを食べている犬のウンコは、腐りません。また、肥料としても使えません。
人間の残飯を食べていた頃の犬のウンコは、肥料としても優れていて、仮に道端で放置されていたとしても、3日ほどで、バクテリアによって分解されます。また、その結果として、肥えた土となっていきます。
道路が舗装されていることや、農薬などの影響もあるとは思いますが、防腐剤の入った食事が最も大きな原因です。
反面、防腐剤の入ったフードを食べているメリットといえば、腸内寄生虫が湧きにくいことと、下痢になりにくいことでしょうか。
ですが、それでは、いつまで経っても健康な腸内環境にはなりません。
時には寄生虫が湧いたり、また、下痢したりするからこそ、健康な腸内環境です。
健康な腸内環境をつくることが、本当に健康な身体にしてあげるための第一歩です。
腐らないウンコをしている子は食事面も考え直してみてください。
もちろん、バクテリアが分解してくれるウンコだとしても、放置はやめてください。