筑波山 万持寺
曹洞宗(禅宗)
小さな寺ですが
木立を残したので風情が有ります

戦乱と火事が多い白河では古い建物が無いのですが
此の寺の庫裏は料亭のような作りで、二階に大広間が有ります。
明治大正期の白河の大工さんが料亭をたくさん手がけたからでしょうか

松の木から、此の寺が再建されたのが近代であるのがわかります
本堂は安普請だったので平成に立て直してます

今回、写真を撮ったのは
こちらが本命

これは、白河の城、小峰城が創建されたとき、鬼門に置いたのではと思われる。
不動明王です。
明治の廃仏毀釈の折りに捨てられ、古物屋に有ったのを
此の寺の住職が譲り受け、保存してる物です。
宗派にこだわらず置いて頂けたので、残すことが出来ました。
代々の住職に感謝。
埃が付いてるのは、ホコリを落とすと金箔や朱が落ちてしまうからです
色が落ちてますが、良いお顔なのは今も変わりませんね

こちらは小さい不動明王

これは阿弥陀様かな?

明治は檀家制度をやめることが、戸籍制度を作ることだったのでしょう
お隣の韓国やフィリピンのようにキリスト教にならなかったのが今では不思議な次第ですね

木のうろも素敵ですね
場所は
市内 一番町
英(はなぶさ)ラーメンの裏手に有ります
総選挙前には候補者も食べに来たぐらい(票になるぐらい人の話題になるのかな)
ラーメンブームで有名な店ですから、地図はそちらで検索してください

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