今シーズン登場した「70」セブンティ。(正確には数年前にフレームキットで登場済ですが)
名前の通りヘッドアングルが70°のフレーム。
このモデルが今シーズン、コアなフリースタイルライダー達の間で盛り上がりそうですよ。

熱心なSNOWSCOOTファンなら知っていると思いますが、JYKKライダーであり昨年の世界戦フリースタイル優勝のNICOは、チーム入りしてからずっとヘッドアングル70°のフレームでライディングしているんですよ。
ノーマルフレームのヘッドアングルは67.5°。
僕が「70」をテストライディングして感じること。
ここのアングルが2.5°も違うとステアリングの操作感がノーマルとは大きく異なります。
フロントボードの使い方がノーマルとは違う感覚です。
正直、ノーマルから乗り換えると違和感を感じてしまいます。
でもリフト5本くらいをあまり深く考えずに滑ります。
はい。普通に滑れるようになりました。
その後ノーマルフレームに乗ると違和感。。。
でもリフト5本くらいをあまり深く考えずに滑ります。
はい。普通に滑れるようになりました。
結論で言うと、デメリットと感じる操作感のところは慣れの範疇です。
乗りこなすコツはシーズン初めから「70」に固定してライディングすることですね(笑)
それまでのライディングはほぼ100%できると思いますよ。

ではメリットと感じられること。
ヘッドアングルが変わってもボード取り付け寸法を変えていないので、ノーマルフレームと比べるとホイールベースは一緒でトップチューブ長が少し長くなったようなイメージです。
ここのところが、乗った感触としては身体の可動範囲が増えた感じで、身体を上手く使ってあげることでアクションしやすく、ライディングするための加重移動にメリハリが出る印象です。
フロントボード前側の接雪が強く感じられ、硬いゲレンデコンディションでもフロントエッジが逃げ難い感じです。
あとは僕の場合ですが、圧倒的にバースピンしやすいです。
トップチューブが長く感じられ、フトコロが深く感じます。
ジャンプやバニーホップしたときに「入れるタイミング」が早く来るというか、余裕があるように感じます。
感覚的なことを文章にするのはとても難しいですが、これは全くノーマルフレームと違います。
ここからは推測になりますが、テールウィップに関しても同じようにやりやすくなるはずです。
ノーマルだと綺麗にフレームを回すためにヘッドアングルを90°付近まで起こすようなイメージで回すのですが、初めから2.5°違うと全てのタイミングに余裕ができそうです。
テスト的にライディングしていただけなのでこれ以上のことはなんとも分からないのですが、ニコのライディングからも見て取れるように、レースでもパークライディングでもフリーランでも次世代のライディングイメージを秘めたニュージェネレーションジオメトリーと言っても過言ではないと思います。
BMXスタイルのライダーには是非乗って欲しいモデルです!
税込み定価105,000円とお求めやすい価格になっていますね。
今シーズン注目の1台です。
我満商会オンラインストア、リニューアルオープンしました!
http://gaman-shoukai.com/store/
Jykk Japan Tour 2012 - Snowscoot Edit - from Lines Up Prod. on Vimeo.
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