2007/9/20

初オペラ  コンサート

先週12日、生まれて初めてオペラに行ってきました。
夫のおばあちゃん、お母さん、わたし、という3世代で、新国立劇場へ「エフゲニー・オネーギン」を観てきました。

これまで「エフゲニー・オネーギン」についてはストーリーも曲も全然知らなかったので、まずは原作を読んで予習していきました。
原作はちょっと文章がわかりづらいところもあったのですが、オペラはシンプルなストーリーになっていてわかりやすかったです。
(それに、舞台の横に字幕が出るので、歌詞がわからなくても大丈夫なんですね。)

 第1幕
文学好きで内気な姉タチヤーナと、可愛く陽気な妹オリガ。
オリガの恋人の詩人レンスキーが、友人のオネーギンを連れて姉妹の家を訪れる。オネーギンに一目惚れして、一晩かけてラブレターを書くタチヤーナ。オネーギンは「君のことは妹のようにしか思っていない。友達でいよう」と断る。
 第2幕
タチヤーナの誕生日パーティ。オネーギンはオリガとダンスを踊る。
それを見て嫉妬したレンスキーはオネーギンに決闘を申し込む。
決闘で銃弾が当たり、死んでしまうレンスキー。
 第3幕
決闘から数年後。放浪の旅の果てモスクワのとある貴族のパーティに顔を出したオネーギン。そこで今は公爵夫人となったタチヤーナと再会。
かつての内気な少女とは別人のように洗練され堂々として社交界の華となったタチヤーナに恋するオネーギン。しつこく言い寄るも「なにを今更。もうわたしは人妻です。」と今度はオネーギンが振られる。

・・・というあらすじ。

まず、タチヤーナとオリガ、レンスキーがイメージぴったりで、舞台に登場したとたん「あっ!あれは!」とわかりました。
オネーギンはイメージよりもずいぶんと恰幅がよかった^^;それと小説だともっとイヤ〜な感じのキャラなんですが、オペラ版だとそれほどやな感じではありませんでした。

1幕で、レンスキーがオリガへの愛を歌うところと、2幕で決闘を前にレンスキーが今までの人生を振り返る歌がとってもよかったです。
レンスキーの歌手の人がよかったのもあるだろうし、チャイコフスキーはレンスキーがお気に入りキャラだったのかな??と思うほど、レンスキーの歌のメロディがキャッチーだったような。。。
あと、誕生日パーティーの途中で、フランス人の家庭教師(?)がタチヤーナを褒め称える歌、っていうのも面白かった。

視覚的にすばらしかったのは3幕。
幕が上がったときには、その華やかさに目がくらむようでした。
2幕の誕生日パーティーのシーンも、全体にパステルカラーできれいだったのですが、3幕はシックかつゴージャスなモノトーンのドレス(でも一人一人違うデザインで、アクセサリーも凝ってる!オペラグラスで細部まで見て興奮。)で統一されてて「なるほど、タチヤーナの家は田舎の貴族だったけど、こっちは都会の社交界のパーティなんだな。」というのが一目瞭然でした(小説で読んだときにはいまいちピンとこなかったんですが。)。
そして、タチヤーナの華麗な変身ぶりも見事でした。

いや〜、初めて観ましたが、オペラおもしろいですね!!ストーリーも楽しめ、オーケストラも楽しめ、歌も楽しめ、舞台(セットや衣装など)も楽しめ、踊りも楽しめて・・・チケット高いのも納得。。。(でも高いよねぇ。。。安ければもっと観に行きたいところだけど。)



2007/9/8

柴山昌宣さんのリサイタル  コンサート

浜離宮朝日ホールに柴山昌宣さんのリサイタルに行ってきました。
伴奏は、栗原正和さんです。

「心の歌 愛の歌」シリーズのコンサートで、柴山さんご夫婦と栗原さん3人の舞台(3人それぞれのソロ、夫婦漫才のようなかけあいの歌、トークもあってとても楽しいコンサート。)はこれまでにも行ったことがあるのですが、今回はお二人のみということで、どんなステージになるのかしら。。。とわくわく。

第1部はリストの「ペトラルカのソネット」と、トスティの「甘い夜」「君なんかもう」「プルチネッラは死んだ」「かわいい唇」「理想の女」「マレキアーレ」。
ホールに柴山さんの包容力のある歌声と、栗原さんの美しいピアノの音が広がっていって、音がすっと消える瞬間まで手で触ることができそうな感じ。あ〜、この響きの中にいられて幸せ〜とうっとり。。。
どれも初めて聴く曲でしたが、甘〜い甘〜い曲が多くて、歌詞の意味がわからなくても「んも〜、ラブラブ〜!」という感じ。ヴェルサイユ宮殿で薔薇に囲まれて告白されてるような気分が味わえました。
わたしは特に「甘い夜」と「かわいい唇」が気に入りました。
思わず顔がにやけっぱなしの第1部でした。

第2部はロッシーニの『ブルスキーノ氏』より「世界は大きな芝居小屋」、『ウィリアム・テル』より「決して動くんじゃないぞ」、『ランスへの旅』より「比類なき金貨」。
ラブソング中心の第1部とはガラリと変わり、第2部は演劇的要素もたっぷり。柴山さんはとっても表情豊かで、魅せるパフォーマンスをされます。
今回、柴山さんと栗原さん、お二人とも黒の燕尾服でビシッと決めていらしたのですが、第2部のときは、曲によってまるで衣装や景色が変わっていくのが見えるようでした。(特に「比類なき金貨」の中の、世界各国の訛りの歌の七変化には大笑い。)

次に、栗原さんのピアノソロでリストの「リゴレット・パラフレーズ」。
息するのを忘れてしまうほど美しい演奏で、満天の星に吸い込まれちゃったような感じでボーっと気が遠くなりそうでした。キラキラ☆☆☆☆☆

プログラム最後は、ヴェルディ『ドン・カルロ』より「私の最後の日」。
ドラマチックな展開と、天から光が差してくるようなラストが感動的でした。

「ブラボー!!」と拍手にこたえてアンコールも3回ありました。
アンコールの最後は、おなじみ(?)「電話の歌」。何度聴いてもおもしろいけど、初めて聴いたときは衝撃的だったな〜^^

柴山さんと栗原さん息ピッタリで、舞台に二人しかいないというのが不思議なほど、次から次へと多彩な世界を作り出されていて、本当に素晴らしいステージでした。
客席からはちょっと恥ずかしくて叫べなかったので、ここで叫びます。
ブラボー!!!!!

2007/5/5

アンドレイ・コロベイニコフさん  コンサート

5月3日、熱狂の日の続き。
小山さんのラフマニノフを聴いたあとはホールB5へ。
ホールB5は四角いパネル(?)がたくさんはまった壁に囲まれた四角い部屋。ホールAのあとで入ると小さな部屋に見えますが、それでも500人くらいは入るそうです。
一段高くなった舞台にピアノがあり、舞台正面だけでなく左右にも椅子が並べてありました。

すでに開演時間15分前くらいで舞台正面の席は埋まっていたので、舞台の真横(左)、ピアニストの背中と鍵盤が見える席に座りました。

さて。アンドレイさんは今回初めて聴くピアニストです。
プログラムによれば「1986年生まれ。数々のコンクール歴を持ち、ラ・フォル・ジュルネ芸術監督ルネ・マルタンが『未来のキーシン』と一押しの20歳。司法試験に合格し、母国語のほか、英語、イタリア語、エスペラント語も堪能。趣味でサックスでジャズも吹くという才人。」だそうです。

「ひー!どんな出来杉くんがあらわれるのかしら。。。」と思っていたら、タキシードを着た「プリズン・ブレイク」みたい(似てる?と思ったんですが、あとからネットで調べて写真を見ると違いますね。髪型がプリズン・ブレイク風だったのです・・・つまり丸刈り。)な青年が颯爽と登場。
演奏された曲は、
ボロディン「修道院にて」
チャイコフスキー「ドゥムカ」
ムソルグスキー/コルベイニコフ編「トレパーク」、「ゴパーク」
ラフマニノフ 「前奏曲 作品23−4」「前奏曲 作品3−2」
       「ピアノソナタ 第2番 作品36」

プログラムの紹介文を読んだあとで先入観があったせいかもしれませんが、「頭のよさそうなピアノ」という印象でした。余韻の長さや音色をきっちりコントロールしてて、クールです。
ゴォォーンと怪しく低音を響かす曲が多かったので、スクリャービン弾いても似合うんじゃないかな〜、アンコールで弾いてくれないかな〜と思ったのですが、

アンコールは
??「ロシアの鐘」(フリージャズみたいな変わった曲でした。)
チャイコフスキー「四季」(の中のどれかな?童謡みたいな雰囲気の、よく聴いたことのある曲なんだけど。)
でした。

終演予定時刻を過ぎていたのですが、2回もアンコールに応えてくれて、「ろしあの、かね。」と日本語で曲紹介もしてくれたサービス精神旺盛なアンドレイさん。きっと「熱狂の日」来日中に日本語もマスターされたことでしょう。





2007/5/4

小山さんに熱狂♪  コンサート

さて昨日の続き。
ホールAは一昨年の熱狂の日でベトベンの運命を聴いたときは1階席だったのですが、今回は2階席の後ろから3列目くらいでした。
扉を開けて中に入ると「ひゃぁぁ〜〜〜!!高いっ!!2階席っていうより野球場の外野席?転げ落ちたら大変@@オーケストラの椅子もピアノもおもちゃみたいに小さく見える〜!」とビックリ。
前に1階にいたときも広いな〜と思ったけれど、こうして上から全体を見るとおそろしいほどの広さです。しかも満席。これが5000人か〜。。。

予定開演時刻より5分ほど過ぎてからウラル・フィルのみなさんが登場。わたしの席からだと、ちょこちょことお人形が楽器を抱えて出てきたように見えました。オケのみなさんがそろったところで、真っ赤なドレスの小山さんと指揮者の井上道義さんが登場。
おぉ〜。こんなに遠くから見てるのに、小山さん、女王のようなオーラが感じられます。

いよいよ演奏開始。♪〜〜「・・・うっ・・・音も遠くて小さい〜;」と最初は思ったのですが、すぐに演奏に引き込まれました。
小山さんのピアノ、素晴らしいっ!!一音一音魂がこもっていて、5000人の巨大ホールの隅々まで届きます。豆粒のようにしか見えないのに、ときどきなんだか顔の表情が間近に見えたような気がしてくるほど。
ピアノとオケと、どんどん盛り上がっていき、ラフマニノフのこれでもかー!とツボをおさえたドラマチック攻撃に、喉の奥がぎゅぅっとしめつけられて泣かされました。
ブラボー!ブラボー!な5000人の拍手。涙を流しつつボーとしていたら「余韻に浸りたいところごめんね;でも急いで次のホール行かないと間に合わないわよ〜!」とお義母さんに言われ、はっとして移動。
そう、開演時間が遅れたため、演奏が終了した時点で8時15分くらいになっていて、次のアンドレイ・コロベイニコフさんのコンサートの開演時間(8時30分)が迫っていたのです。
もう開場時間過ぎてるし、自由席だから急いでホールB5へ走らねば〜!

続く。



2007/5/3

熱狂してきました♪  コンサート

「熱狂の日」行ってまいりました。
小山実稚恵さんとウラル・フィルハーモニー管弦楽団のラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番と、アンドレイ・コロベイニコフさんのピアノソロ(ボロディン、ラフマニノフなど)のプログラムをハシゴしました。

小山さんのコンサートが7時15分からだったので、その前にまずは夕飯を食べようと思い、国際フォーラムから丸ビル周辺をうろうろ。
丸の内仲通りがフラワーギャラリーという催しで、寄せ植えやハンギングで飾られていてきれいでした。アジサイのハンギングなんていう斬新なものもありました。
それにしても、どこもすごい混雑でびっくり。エレベーターに乗るのさえ行列していて係員の人が案内していました。
ふだんこの辺は来ないのですが、いつもこんな混雑してるのでしょうか?

夕飯を食べたあと、丸ビルの35階のロビーで行われている無料コンサートへ。ピティナのグランミューズ部門で上位だった方たちによる合同コンサートを楽しみました。
窓から見える高層ビルをバックに、ピアノを演奏・・・珍しい光景です。
カスキの「夜の海辺にて」を弾かれた方がいらして「う〜ん、やっぱりいい曲!弾いてみたい!」と思いました。

続きはまた明日。






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