2009/2/15

「一瞬の風になれ」  

前から読みたいと思っていて、やっと図書館で1、2巻をみつけました。

読み始めたときは「なんか美少年キャラばっかり出てくる少女マンガみたいで出来すぎじゃないのぉ〜?」と思ったのですが、読み進むうちに話に引き込まれて一気読み。

わたしは昔から運動神経ゼロで走るのもものすごーく遅いので(小説の登場人物たちが100メートルを走るタイムと、わたしの50メートル走のタイムが同じくらいだったような。。。)、あんなふうに走れたらどんな気分かなんて想像もつかないのですが、それでも本を読んでる間だけは、一緒に風のように走ってるような気分になれるのだからスゴイ。

そして、もうこれでもかこれでもか、というくらい、部活、恋、青春!!のストーリー。わたしは全然そういう青春っぽい青春を送っていなかったので「現在リアルタイムで青春まっさかりの陸上部少年がこれを読んだらどう思うんだろう?」というのが気になるところ。で、息子に「『一瞬の風になれ』って読んだ?」と聞いてみたところ、とっくのとうに学校の図書館で借りて読んだそうです。
「おもしろかった?陸上部ってホントにあんな感じなの?」と聞くと「うん、そう。」と短い答えが返ってきました。
もっといろいろ感想を語り合いたいところだけれど、わたしはまだ3巻を読んでいないので、全部読んでからまた聞いてみようっと。



2009/2/13

「左手のコンチェルト」「しずく」「CHICAライフ」  

最近読んでおもしろかった本
「左手のコンチェルト〜新たな音楽のはじまり」舘野泉(佼成出版社)
ピアニストの舘野泉さんの本。
音楽教室を開いていたご両親のもとで音楽にあふれた生活を送っていた子供時代、北欧に留学してから一時期は一文無しになったりしつつもピアニストとして活躍するまでのおもしろエピソード、舞台の上で倒れたのち左手のピアニストとして演奏活動を再開するようになってからのこと、日本の作曲家との交流・・・などなどが、舘野さんの声が聞こえてくるように語られています。

読んでいて思ったのは、舘野さんが出会った人々との縁というかつながりをとても大切にされていて、それが全部つながって今の舘野さんがあるのだなぁということ。そして、植物が光と水を求めて花を咲かせるように、舘野さんは音楽と北欧に向かっていったのだなぁ・・・と。
ピンチなときにグッドタイミングで助け舟となる出来事があったりして、運命というか必然というか、何か不思議な力に導かれているような、そんな印象を受けました。
ピアノ好きな方、音楽好きな方には絶対オススメな本です。

それから、西加奈子さんの「しずく」(光文社)
西加奈子さんの小説は「さくら」と「きいろいゾウ」を読んだことがあり、リズミカルな文体が心地よく、エッセイの「ミッキーかしまし」もおもしろかったので、注目している作家さんです。
「しずく」は短篇が6つ入ってます。
中でも表題になってる「しずく」(同棲してる男女の飼い猫2匹の視点から書かれた、プププと笑えて切ないお話。)と、「シャワーキャップ」(お母さんに引っ越しを手伝ってもらう話。)がよかったです。

それから、島本理生さんのエッセイ「CHICAライフ」(講談社)
2003年から2006年にかけて、雑誌「ViVi」で連載されていたエッセイをまとめたもの。ViViはCancanなどと同様、絶対わたしは見ないタイプの雑誌なので島本さんのエッセイが連載されていたとは知りませんでした。
期待以上におもしろかったので、島本さんの小説も読んでみたくなりました。(「リトル・バイ・リトル」は前に読んだような気が。。。)





2008/10/1

「拍手のルール〜秘伝 クラシック鑑賞術」  

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N響首席オーボエ奏者、「もぎぎ」こと茂木大輔さんの本。
タイトルどおり、クラシックコンサートにおける拍手のルール(拍手するタイミング、拍手の大きさやスピードなどによる感情の表し方など。)をおもしろおかしく分析・解説していらっしゃいます。
「さすが『のだめ』の音楽アドバイザー!!」と唸ってしまう、爆笑連続本です。

特に「ばぼー」についていろいろ語っていらっしゃる部分がおもしろかったです。「ばぼー」=「ブラヴォー」のこと。たしかに「ばぼー!」って聴こえること、ありますよね〜。

2008/7/19

「羽田健太郎のピアノ初めて物語」  

「羽田健太郎のピアノ初めて物語〜海を渡った♪幻のメロディ♪ロマン紀行〜」(中央公論社)を読みました。

「日本初のピアノはどこから来たのか?」という謎を解くテレビ番組のロケのため、ハネケンこと羽田健太郎さんが旅したときのことを綴ったエッセイ。

日本に初めてピアノを持ち込んだのは、なんと、あのシーボルトなんだそうです!浜松の楽器博物館やピアノ工場を見学したあとで、シーボルトの足跡を辿って長崎、萩、そしてオランダ→ドイツ→イタリアへ。

ピアニストのハネケンさんならではのピアノや音楽にまつわるエピソードや、撮影中の思わぬハプニングなどの裏話、おいしいものとお酒が大好きだったハネケンさんの旅先での食事の記録などなど、おもしろい話が軽妙に語られて、一緒に旅をしている気分で読みました。

10年前に発行された本なので、たぶんこのテレビ番組もそのころ放送されたものだと思うのですが、見てみたかったな〜。再放送してくれないかな。

ハネケンさんが亡くなって1年以上経ちますが「題名のない音楽会」を見るたび、いまだに「あ・・・ハネケンさんじゃないんだ。。。」と思ってしまいます。(新しい司会者の佐渡さんもパワフルでステキな方ですが。)

2008/7/3

「東京タワー」  

江国さんのじゃなくて、リリーさんのです。(江国さんのはだいぶ前に読みました。)今ごろになって読みました。
も〜、泣きっぱなしで読んで、読み終わったあと、「自分は子どもたちの目から見てどういう『オカン』なんだろうなぁ。」と考えこんでしまいました。

まさに無償の愛でリリーさんを支えつづけたオカン。料理上手で優しくて、いつでも自分のことはあとまわしでリリーさんのことを一番に考えていたオカン。リリーさんも小さいころからオカンの愛に包まれていることをちゃんと自覚していて、オカンをずっと大事に思っていて・・・。

最近、娘たちから「ママはわたしたちよりクーちゃん(←猫)のほうが大事なんでしょ?!」と言われ「はぁ?!それ本気で言ってる??」と驚いてしまったのですが、ちらっとでも本当にそう思ってるとしたら、何かないがしろにされてると感じてるのかなぁ。
まぁ、単に反抗期に突入で、そういうことを言いたいお年頃なのかもしれないけど。



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