2006/10/31

エバーグリーン・コンサート  コンサート

仲間と楽しくプレイエルを弾いたあとは、同じ会場でピアニストの片桐みどり先生のリサイタル「Evergreen」がありました。

コンサート中におなかが鳴っては大変なのでラーメンを食べてから会場に戻ってくると、先ほどとは配置が変わっていてびっくり!
ピアノを丸く取り囲むように客席が並び、客席の後ろのテーブルにはワイングラスが並んで、山高帽のシェフが待機、ゴージャスなピアノパーティ会場風になっていました。
自由席なので、ともみさんが「もちろんカブリツキ席ね!」と一番前のピアノを弾く指を凝視できる席を確保してくださいました。さすがです。

片桐先生のお名前「みどり」にちなんで「Evergreen」(常緑樹)という今回のリサイタルのプログラムは、グリーグの叙情小曲集・シベリウスの「樹の組曲」などを中心に「音の森林浴」という雰囲気の北欧の小品が集められていました。

パステルグリーンの美しいドレスでみどり先生が登場!素敵〜☆☆
なんだかよい香りまでしますぅぅぅ。
1曲目はリャードフの「音楽の玉手箱」。まさにオルゴールようなかわいい音色♪

続いてグリーグの叙情小曲集から10曲。
「アリエッタ」「蝶々」「小人の行進」「トロルドハウゲンの婚礼の日」など。
優しい色合いの絵本をめくってお話を聴かせてもらっているような感じでした。森の中の小人や妖精、花などが見えるよう・・・。
いろんな音色やリズムが先生の指先から自由自在に紡ぎだされていきます。つい先ほど、わたしが『どうやったらどういう音が出るのか全然わかんないよ〜。』とパニックになっていた同じピアノから。。。

休憩時間にはワインとオードブルをいただきつつ、楽しくおしゃべり。

さて、第2部にはみどり先生は真っ赤なドレスにお色直しされて登場です。
赤もお似合いで美しい〜☆☆
チャイコフスキーの四季から「10月」「11月」「12月」
シベリウスの即興曲から2曲と、「樹の組曲」。
どれも3分くらいの曲なんですが、ひとつひとつの世界が出来上がっていて、かつ統一感もあって、気持ちよく進んでいきます。

今回司会も担当されていたヴィオラの岩間敏也さんのバッハの「無伴奏チェロ組曲」の演奏も素敵でした。

アンコールにはカスキの「夜の海辺にて」(初めて聴きました。いい曲ですね。弾きたくなりました。)と、みどり先生オリジナルの「エバーグリーン プロローグ」を、ヴィオラとデュオで。
じ〜〜〜ん、としてしまうような優しさいっぱいの曲でした。

一日中プレイエルの響きにたっぷり浸って、音楽パワー充電しました。
















2006/10/29

プレイエル様  ピアノ

去年に引き続き、秋のお楽しみ「プレイエル夢コンサート」に参加させていただきました。
ピアノ仲間のみなさんと、ショパンの愛したピアノ・プレイエルと戯れましょう、という素敵な会なのです。

今まで弾いたどのピアノとも違う、独特の音色とタッチのプレイエル。
ほかの方が弾かれるのを聴いていると、ぽわ〜〜〜んと響いてまさに夢の中に連れて行かれるような音色なんですが・・・自分で弾いてみると、どう加減したらどういう音が出るのか、まったく見当がつきません。人前演奏だからというのに付け加えて、このピアノ自体に緊張してしまいます。
19世紀からタイムスリップしてきた美しいフランスの貴婦人プレイエル様を前に、なんとか仲良くなりたい、と思うものの、フランス語わからないしどうしたらいいか呆然としちゃう感じ、というか。。。

去年のバラード1番を弾いたときには頭真っ白になりつつ、なんとか指だけ勝手に動かし弾きとおしたので、今年こそ、プレイエルの音色を味わいつつ弾けるような曲を、と思って「愛の夢」と「ひだまり」を選んだのですが、さて、本番前の練習時間3分でプレイエルに触ったとたん「ひゃっ!こ、こ、この感触はっ???去年もこうだっけ??」とまるで別の楽器に触ったようにオロオロしてしまい、何小節か弾いても全然慣れなくて、いつもは弾けるところも弾けなくなり、焦りを募らせているうちに3分終了。
「・・・本番で最初から通して弾けば慣れるかも・・・」と期待したのですが、本番では指がふるえて、緊張と焦りはさらにエスカレート。
なんとか2ページ弾いて、コピーした譜面をめくったとたん、目と心臓が飛び出そうに・・・最後のページが半分折れ曲がって隠れてるっ!
片手で素早く直せるような折れ方ならよかったのですが、両手で直さないと無理でストップ・・・「ちゃんと確認しなきゃ〜♪」というCMが頭をぐるぐる@@
その後は動揺から立ち直ることができず、さらにゴチャゴチャに・・・一番の盛り上がり部分で右手も左手も全く別のオクターブを弾いてしまい、「ココハドコ?ワタシハダレ?」状態に。
弾きなおそうと思っても真中のドがどこかもわからないほどパニックになっていて、何度も間違えを繰り返し・・・「愛の悪夢」となってしまいました。

「ひだまり」はショックのあまり頭と耳がマヒした状態で弾いてました。。。せっかくの機会なのにもったいない〜〜〜。
またプレイエル様とお会いできたら、今度こそは仲良くなりたいと思います。

自分の演奏はさておき、みなさんの素敵な演奏、温かい笑顔、楽しいおしゃべり、プレイエルの夢のような音色にたっぷり浸って、とっても楽しく充実した時間を過ごせました。
どうもありがとうございました。





2006/10/22

犬・猫にかまけて  

ここのところ立て続けに犬・猫に関する本を読んでいます。

「雨はコーラがのめない」は、江国香織さんの愛犬(「雨」というのは犬の名前)と、音楽についてのエッセイ。
「猫にかまけて」は町田康さんの愛猫(ココア・ゲンゾー・ヘッケ)との暮らしの記録。
「しぃちゃん日記」は群ようこさんの愛猫(しぃちゃん)と、隣に住んでいてほとんど家族同然の老猫(ビーちゃん)のお話。

「雨は〜」を読むと、出てきた音楽(主に洋楽。)が聴きたくなります。
「絵本を抱えて部屋のすみへ」(江国さんの好きな絵本を紹介したエッセイ集)を読んだときも思いましたが、江国さんが本や音楽を紹介した文を読むと、知っているものは「そうそう!」と鮮やかに表現されていることにうれしくなり、知らないものは「わぁ。。。読んでみたい(聴いてみたい)!」と思います。
愛犬の話と音楽の話が驚くほど上手くまとまっていて、一粒で二度おいしい、得した気持ちになる本。

「猫にかまけて」は、猫を飼う前に友達から借りて途中まで読んだことがあったのですが、まさに猫にかまけている今読むと、共感する部分がたくさんあり、一気に読んでしまいました。
大笑いするところもあれば、大泣きするところもあり。
写真もかわいい。

「しぃちゃん日記」(半分以上「ビーちゃん日記」?)は、うちの犬(7歳)と猫(1歳)も、年をとったらビーちゃんみたいになるんだなぁ・・・と思いつつ読みました。
クロワッサン連載時には毎回山口マオさんのイラスト付きだったのですが、単行本は表紙にしかイラストがのっていないのが残念でした。








2006/10/18

ANDANTEで川島由美さん  コンサート

先日、ピアニストの川島由美さんのアフタヌーン・コンサートに行ってきました。
場所は北習志野にある、おいしい紅茶の飲めるお店ANDANTEです。
可愛くアンティークな雰囲気のお部屋に木目のグランドピアノ(1904年製のハンブルグ・スタインウェイだそうです。)があります。
窓からはお庭が見え、明るい日差しが差し込んで、なんだかイギリスの田舎のお家におじゃましたような気分になります。

「〜マイ・フェイバリットV どちらがお好き〜」というテーマで、お客さんに紙が配られ、これから演奏される曲のどちらが好きか(とその理由)を書いてくださいね、というお楽しみアンケート付き。
第一部は、「Night and Day」に始まり、どちらがお好き対決シリーズ。
「アラベスク1番 VS 2番」「ワルツィング・キャット VS 小犬のワルツ」「『ペールギュント』より 朝 VS 山の夕暮れ」「月の光 VS オーソレミオ」。
どちらの演奏もステキで、どっちにするか迷いつつ答えを書きました。
休憩時間にアンケートの集計、みなさんの感想の紹介があり、おいしい紅茶を飲みつつ楽しく聞かせていただきました。(どの対決も大体半々の結果でした。)

第2部は「シンコペイテッド・クロック」「Blame It On My Youth」「ブルータンゴ」「リベルタンゴ」(←すごくかっこよかったです!)、そしてアンコールは「忘れられた夢」。

クラシックの名曲、ジャズ、タンゴ、普段ピアノソロで聴くことは珍しいルロイ・アンダーソンの曲などなど、いろんな曲調のものが一度に聴けて楽しいコンサートでした。



2006/10/17

「愛の夢」を録音  ピアノ

ピアノレッスンでした。
さて、今月末に本番が迫ってきたので、今日は「愛の夢」を中心にレッスンしてもらうことにして、MDに録音してもらいました。
「愛の夢」ともう一曲、西村由紀江さんの「ひだまり」を弾くことにしたので、これも初めて先生に聴いてもらいました。

♪「愛の夢」
まずは1回通して弾くと、「う〜ん、可もなく不可もなく、という感じですね;」と先生。間違いだらけだったので「えっ?不可じゃないですか??」と喜ぶわたし。(←喜んでる場合じゃないんじゃ・・・;)

注意ポイントは、やはりメロディと内声のバランス。もっと内声をおさえて、メロディがはっきり浮き上がるように意識して弾くこと。
メロディと内声の音質が近づかないように注意。

「細かい音符」のところは、盛り上がりの山を作ることと、最後の音が「水が蒸発するように」自然に消えるように弾くこと。

右手も左手もオクターブになって激しく動くffの部分は、必死に速く弾こうとしないで自分の弾ける速さでたっぷり歌って弾くこと。

ひととおり注意ポイントを教えてもらってから録音です。
エンディングのシ〜ンとしたところの和音を間違え、不協和音が響き、思わず先生と顔を見合わせましたが、なんとか最後まで止まらずに弾きました。(止まらず弾けたのはこれが初めてかも?)
ちゃんと録音されたか確かめていた先生が意外そうな顔をして「あらっ?最初のほう、いい感じでとれてますよ〜。お楽しみに♪」とおっしゃっていて、家に帰って聴いてみたら、不思議なことにほんとに実際よりもいい感じで録音されてました。

♪「ひだまり」
クラシック以外の曲をレッスンしてもらうのは「冬ソナ」以来です。
クラシックの曲に比べて、雰囲気で弾けてしまう(というか弾けたつもりになるというか。)ポップス系の曲は、家で一人で浸って弾いていても楽しいのですが、先生に聴いてもらって「ここはもっと盛り上げて、次でフッと力を抜く感じにしまようか。」とアドバイスをもらいながら弾くと曲に表情がついて、さらに気持ちよかったです。

♪スケルツォ2番
もう時間いっぱいだったのですが、1回だけ通して聴いてもらいました。
イントロを弾き始めたとたん、さっきまでの曲とのギャップに「うっ!重〜い!」と先生と一緒に吹きだしてしまいました。
「大きく乱れることは少なくなってきましたね。今は『愛の夢』に気を取られているようですから、そちらの本番が終わったらまたスケ2に戻りましょう。」ということでした。






















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