2006/9/18

「星にとどく樹」  

ピアニスト舘野泉さんのエッセイ。
わたしが舘野さんを知ったのは、去年テレビで放送されたドキュメンタリーで、2002年にステージ上で脳溢血で倒れ右半身不随になってからリハビリを続け、「左手のピアニスト」として演奏活動に復帰された舘野さんを追った番組でした。
番組で聴いた左手の演奏にも感動したのですが、以前の両手での演奏も素晴らしく、それまで舘野さんを知らなかったのを残念に思いました。

さて、「星にとどく樹〜世界を旅するピアニスト〜」(求龍堂)は、1996年に出版されたエッセイ集で、世界中を演奏旅行でまわっている舘野さんが、それぞれの国で出会った人々、美しい自然、コンサート前のハプニングなどのおもしろいエピソードを、ピアノと同じく、優しく美しい(ときには茶目っ気たっぷりに)文章で綴られています。
人や自然に対しての温かいまなざし、音楽への愛があふれていて、じ〜んときます。

昔からの舘野さんファンの方はもちろん、最近舘野さんを知った方にも、知らない方にも、音楽好きな方すべてにオススメの素晴らしいエッセイ集です。






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