2005/4/10

野生のしらべ  

狼と暮らすピアニスト、エレーヌ・グリモーさんの自伝です。

学校になじめず、自傷癖や物の配置の対称に執着する強迫観念にとらわれていた幼少時代、両親が「過剰なエネルギーのはけ口になってくれれば」ということで習い始めたピアノとの出会い、パリ国立高等音楽院で最年少の生徒として入学してからのはねっ返りぶり、才能を見出されプロとして活躍し始めたいきさつ、狼との運命的な出会い(←この場面は鳥肌立ちました!)、狼保護センターを設立する資金を貯めるため、世界中を演奏旅行しながらも極貧生活を送っていたこと…などなどが、狼にまつわる伝説やエピソードの数々と交互に語られています。

「えぇぇ!あの美しいグリモーさんが?!」と驚くようなエピソード満載ですが、グリモーさん本人は、その美貌ゆえに色眼鏡で見られることに辟易していたそうです。

本を読んだら、ますますグリモーさんの演奏を聴いてみたくなりました。
15歳のデビューアルバムにまつわる話がおもしろかったので聴いてみたいのですが、アマゾンではそれらしきCDはみつかりませんでした。今は発売されていないのかな?





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