2011/10/31

田中靖二先生のコンサート  

昨日の夕方、東近江市愛東コミュニティセンターで、滋賀県栗東市在住のギタリスト、田中靖二先生のコンサートがありました。田中靖二先生は、私のギターの師でもあり、今回、愛東文化祭でのコンサートに、ぜひ田中靖二さんに演奏をお願いしたいということで、ご紹介させていただいたという経緯もありました。

彦根のお寺の報恩講の布教が午前中で終わり、夜、ご門徒さんへのお参りが入っていましたが、午後5時より6時30分までという時間帯でしたので、先生におみやげとして、ヒトミワイナリーの新酒、にごりのロゼを買い込んで、愛東コミュニティセンターへかけつけました。

ここには、かつて永源寺の公民館(現コミュニティセンター)に勤務されていた中寺さんという方がおられ、到着するとすぐに田中靖二先生に会わせていただき、おみやげをお渡ししました。コンサート会場は、コミュニティセンターのロビーに特設ステージとイスが用意されていました。

コンサートは第1部が、これだけは知っておきたいギターの名曲ということで、「魔笛の主題による変奏曲」から始まって、「愛のロマンス(禁じられた遊び)」、アストリアス、ラグリマ、そして「アルハンブラの思い出」など、お話しを交えながら、素敵な演奏をしてくださいました。とても響きのいい会場で、クラシックギターの音色を堪能することができました。

休憩時間には、入場時に求めたコーヒー券(500円)と引き換えに、地元の女性が焼いてくれたケーキと、コーヒーを頂きました。私にとっては、中寺さんの勧めもあって、田中先生と一緒に、ひさしぶりの会話を楽しみながらのコーヒータイムとなりました。

休憩後の第2部は、まず「見上げてごらん夜の星を」をギター伴奏でみんなで歌い、続いて、おまけコーナーということで、ウクレレの演奏、エレキギター、そして6本弦の珍しいエレキベースの演奏をしてくださり、先生のエンターティナーとしての一面を見せてくださいました。

続いては、ボサノバの曲として「イパネマの娘」「トリステ」、ジャズのスタンダードナンバー「枯葉」、最後は田中先生のオリジナル「スイングエチュード」と「ペアレンツ」(これはきれいな曲ができたとご両親の進呈された曲だそうです)、そしてお決まりのアンコールは、最後がやさしい曲で終わったということで、ゴンチチの「放課後の音楽室」を演奏してくださいました。私もそうでしたが、目に涙を浮かべながら聴いておられる方も多く、温かい雰囲気のコンサートとなりました。

午前中の報恩講のご満座では、滋賀県のお寺ならではの温かい雰囲気に包まれて、お取り次ぎを終えさせていただき、夕方は、ギター演奏のやさしい音色に包まれて、仕合わせな1日を過ごすことができました。

4日には、私も「禁じられた遊び」を演奏するのですが、「まだまだ、先生のようには弾けないなあ」などと思いながらも、心の中は満足感でいっぱいになりながら帰路につきました。
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2011/10/23

オリジナリティーについて  

やなせななさんのインタビュー記事が季刊誌『道』第170号に掲載されるということで、道出版のホームページをチェックしてみると、興味深い内容だったので定期購読することにしました。

先日、最新刊の第170号が届き、まず、やなせななさんのインタビュー記事を読みました。彼女が住職を務めるお寺のことや、彼女自身の生い立ち、青春時代のこと、プロの歌手を目指した頃のことや、自らの子宮体がんの体験など、興味深い内容が掲載されていました。

その中で考えさせられたことの1つが、オリジナリティーということでした。彼女の2作目のアルバム『遠い約束』は、2007年に、阪神大震災や尼崎の列車脱線事故、そして彼女自身の子宮体がんの経験を、それとはわからないように作ったもので、「絶望から立ち直る」というテーマになっていたけれども、「わかりにくい」と酷評されたと彼女自身が語っていました。

私は、2009年に出された『願い』に感動し、彼女の歌に関心を持つようになったのですが、やはり『遠い約束』を最初に聴いた時はピンと来ませんでした。しかし、彼女がこのアルバムを作った時の思いをメールに書いてくれて、あらためて聴き直すようになってからは、このアルバムの深さを感じるようになってきました。

最近では、アンデルセンの「人魚姫」をモチーフに、彼女のガン体験を歌にしたという「人魚」が何故か、とてもお気に入りになってしまいました。私のイメージとしては、歌の中に物語性があって、少しシリアスなドラマのエンディングに流れる曲という感じです。(ちなみに、アンデルセンの「人魚姫」がどんな話だったか、あらためて調べました、、)

それと同時に、この歌の中で、

 熱いからだを重ね合い 夢を孕むことを望むなら
 姿 変えてあげようか お前のいのちと引き換えに

 焦がれる心に絡みつく 甘く 歪んだ呪文

 けれど かなしい魔法など わたしはいらない
 たとえ どんなに離れていたとしても
 あなたに繋がるこの海を
 わたしは ひとり
 運命(さだめ)を背負い 泳ぎ続ける

と歌っているところに、彼女の心の奥底にある「芯の強さ」を感じます。そして、こうした曲の中にこそ、彼女のオリジナリティーを感じるのです。

人は、いろいろな面を持っていて、歌を作る人には、その多面性が歌に表れると思うのですが、ともすると、その一面だけを捉えて、あれやこれやと評論してしまうのですね。恥ずかしながら、私も最初、『遠い約束』を聴いた時に、このアルバムの素晴らしさ、奥深さに気づけませんでした。それは、彼女のオリジナリティーによるものだと、今は思います。

最初は耳慣れないが感じや、抵抗感がありながら、いつしかその歌をとおして、独特の世界観が感じられる、気がついたらその魅力に惹かれている。彼女の歌やその評価を見ていると、それが真の意味でのオリジナリティーなのかもしれないと。





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2011/10/16

歌で伝える仏の心  

昨夜、やなせななさんからツイッターで、NHKラジオ第二放送の『宗教の時間』(午前8時30分〜9時)にお話の録音が流れるという情報がありました。今朝は、ちょうどお講があったので、終了後、おばあちゃんたちと一緒に聞きました。講題は「歌で伝える仏の心」です。

「まけないタオル」の話から始まって、お坊さんになったいきさつ、プロの歌手を目指したこと、子宮体がんになったこと、大切な友人がご主人を亡くしたと聞いて、「ありがとう」と「さくら」を作ったこと等を話してくださいました。お話を聞きながら、涙があふれて止まりませんでした。

平成26年秋に予定している自坊の御遠忌に来てもらうことになっ​ているので、みんな長生きして、生の演奏を聴かせてもらおうね、と話したことでした。

MDに録音したので、CDを作成して、放送を聞き逃された有縁の方々にも聞いてもらおうと思います。
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2011/10/15

良い夜いコンサートのプログラム  

11月4日(金)の夜に開催される、もみじまつり文化祭「良い夜いコンサート」のプログラムを、「ポコ・ア・ポコの会」のホームページに掲載しました。交通の不便なところではありますが、ご都合のつかれる方は、ぜひご来場ください。私もギターソロとコーラスの指揮で出演します。

http://www.e-pocopoco.com
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2011/10/11

ブログのインタビュー記事  

先日、近江八幡市の光榮寺に出講させていただいた際、ブログに掲載させてほしいということで受けたインタビューが、下記のサイトに掲載されました。講師を勤めさせていただいている行信教校のことや、担当している講義についてなどの内容になっています。よろしければのぞいてみてください。

http://hachimankoueiji.blog41.fc2.com/blog-entry-83.html
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