先日、どんくさいことにとまってる自転車から落ちて左膝を強打。出勤途中だったので、よろよろしながら職場に行きました。私の哀れな歩き方を見て、周りの人が「病院行っておいで。」とそれはそれは煩いくらい入れ替わり立ち代り言ってくださり、昼前に近所の病院に行きました。幸い骨は折れていなかったのですが、「もともと膝悪いみたいですね。半月板が磨り減ってます。下りの階段や、坂道を出来るだけ降りないように。」と言われ、シップと痛み止め貰って帰ってきました。
歩きづらいので、結局自転車にはその日からずっと乗っていますが、駅や店など、階段のある場所では、探して遠回りしてでもエレベーターやエスカレーターに乗ってしまいます。お医者様に言われた一言も心にひっかかってるのはもちろんですが、それよりなにより、打撲が痛かった間は、ほんとに階段の上り下りができませんでした。もちろん電車が来てるからって走るなんてトンデモナイ!!
そろそろ2週間になるので、痛みはだいぶ治まってきましたが、膝の違和感はずっとあるので、もう一度病院に行くべきかな、とは思っています。でも、歩くの大好きで、運動といえば歩くことしかしてこなかった私が、歩けないことの辛さを、本当に痛いほど感じた2週間でした。同時に普段見えないものが少し見えた気がします。いわゆるバリアフリー、これはどこの駅でも感じることですが、エレベーターは目につかない、端っこの位置にあります。エスカレーターは上りはあっても下りがないところが多いです。段差はなくすようにされているのでしょうが、それでもあちこちで目に付きます。あと、心のバリアフリーですね。自分もずっとそうだったので偉そうなことは言えませんが、ちんたら歩いてると後ろから突き飛ばされそうになる。幅の狭いエスカレーターで、後ろについた人が舌打ちする、なんてザラでした。せわしない世の中なので、ついつい急かされてしまうのでしょうが、これからは私もちょっと気持ちにゆとりを持って、電車のドアが開いたら一番に降りて階段駆け下りる、なんてことしないようにしようっと。
さて、墓参りです。お盆を過ぎてしまったけど、家族全員が揃う機会がなく、ようやく亡父のお墓に全員でお参りしてきました。