しばらく休んでいたバイト先のケーキ屋に、
お礼のおやつを持って参上したところ、
「今日からクリスマスケーキの予約開始したよ

」
と言われ、
「クリスマス

」
と目が点になった私。
そう、私の中では、もうクリスマスは終わっていて、
忘年会の段取りを取ってみんなに来てもらわないとな〜と、
いかにも宴会部長らしい思考回路になっていたわけです。
芝居を観に来てくれた子には、
「90年分クリスマスをやっていたんだから、もうクリスマスは十分ですよね」と笑われるし。
今回のお芝居「ロングクリスマスディナー」は、
ある家庭の90年にわたるクリスマスのお話でした。
だから場面はいつもクリスマス。
時間はどんどん進んで、家族の形も変わっていくのですが、
いつもクリスマスディナーを囲んで、お喋りしているのです。
食事はすべてパントマイム。
一応テーブルの上には、どこに七面鳥があって、
コケモモソースがあって、ワインがあって、腸詰があって・・・と
演じての間で約束事は決まっているのですが、
すべて想像上のもの。
こちら、ロングクリスマスディナーの舞台写真。
テーブルの上にあるのは燭台と七面鳥が乗った大皿のみ。
台詞とパントマイムで食事の様子を表現していくという、
小粋なカラクリのあるお芝居でした。
そんなわけで、稽古から含めると、
何度クリスマスディナーを食べたか知れない。
おかげさまで、クリスマスが終わってるような気がしてました。
そんな自分にビックリ
現実のクリスマスはまだまだこれから

クリスマスムードしっかり楽しみたいと思います
あらら、サンタもディナーを食べてる・・・

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