先にも書いたが、昨日は曾祖母の三回忌だった。
なぜか知らないが我が家では、お寺のお坊さんを、
「おじゅっさん」と呼ぶ。
方言なのか

宗派によって呼び名がちがうのか・・・。
ちなみに我が家は真言宗。
それはさておき
「おじゅっさん」がお経をあげる前に、
「チョウショはどなたがやりますか?」と質問した。
「ええっと・・・」と言いながら、周りを見渡す、祖父。
その瞬間、その場にいたほとんどの人が目を伏せた
「この問題だれか解いてみるか!!」と先生が生徒を見回してるとき、「頼むから当てないで〜」と目をそらす・・・あのときの空気・・・それが流れだす
チョウショとは、「おじゅっさん」がお経をあげてる途中から、参列者もお経をあげるのだが、そのときに先陣をきって大きな声で唱えるリーダーのことらしい。
ようするにリードボーカル
結局、なんだかんだ言って、祀り上げられた曾祖母の甥にあたるおっちゃんが、
「適当にしかわからんけど・・・」といいながら、リードボーカルを任された
そういえば、20年以上も前に曽祖父がなくなったときのリードボーカルは曾祖母だった。
49日までの間、毎晩家族みんなで真言を唱えていたけど、そのときの曾祖母のリードボーカルっぷりが懐かしい
こんなときくらいちゃんと唱えられたほうがいいかなと思って、真言のカンペ「勤行聖典」なる物をもらってきた
次回はこれを見ながらちゃんと唱えるから、安らかに眠ってくだされ

ふるばあちゃん。
ご先祖さまさま。
今こうして私が元気にいるのも、ご先祖あってのものやね、感謝


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