パウわんこの長女ジュディちゃん、13歳になったばかりでした…。
何がなんでも食いしん坊なジュディちゃん。1月下旬に少し元気がなくて食欲もイマイチ…。病院へ行き診察してもらった所、とんでもない病気になってしまっていました…。血管肉腫という病気で進行性の悪性腫瘍なのだそうです。それが脾臓に出来ていて、もうすでに5センチぐらいの大きさにまでなっていました。ぶよぶよしたゼリー状の血の塊で、ちょっとした衝撃ででも破裂する恐れがあるそうで、破裂してしまったら、他の臓器に血が回り、早い子では2〜3時間で死に至るのだそうです…。と言う事は、絶対安静にするしかない…知識不足で、この病気については何も知らなかったので、すぐネットなどでも調べました。転移するスピードも早く、どんどん進行していくとか…。
初期の小さい腫瘍だと、摘出手術も可能だったのだそうですが、とにかくジュディの身体であの大きさでは、年齢的にも摘出手術も難しいとの事でした…。輸血をしながら行わなければならない、難しい手術でもあるし、余り希望的な記述が無くて、手術が成功したとしても生存率は1〜2%。余りにもリスクが高すぎる…。
病院の先生は、今は体内での出血を止める「ビタミンK2」を飲ませて、とにかく安静にする事としか…(じわじわと体内で出血しているのだそうです。)。他の先生に相談しても同じ応えでした…。もしかすると、明日にでも亡くなってしまうかもしれない…。つい最近まで、食欲も旺盛で普通に生活していたので何だか、ウソのようでした。健康管理には、気を付けていたはずなのに、いつ頃から発症していたのか・・・?今更、悔やんでも悔やみきれません・・・・
でも、それなら、今からでも出来る限りの事をしようと、色々調べては、民間療法なども探して試したりもして、食事も良質の高たんぱく質の物が、良いとかで、食事を代え、色々しました。何が効いたのか、食欲も戻り、余り動く事はないけど、自分で普通にトイレにも行って、本当にそんな絶望的な病気なのだろうか?と思わせるくらいに元気になったと思う日もありました。けど体調には並みがあって翌日には、血尿が出てまたハラハラしたり…、そんな事があっても絶対安静なもので、病院に連れて行く事も出来ないし、連れて行った所が、何の手立てもないんだから、歯痒くて仕方が無かったです。でも幸い次の日にはオシッコの状態が戻りホッとしたのもつかの間、今度は食欲がピタッと止まったり……上がったり。でも、確実に日に日に弱っている事が何となく判りました…
他の子達と一緒に、お気に入りのお布団で寝たがっていたけど病気の事を知ったからには、見ていない時に他の子達にぶつかると大変なので、ケージに入ってもらいました。そして,
仕事の時間以外はいつも、私の横にいました。呼吸がつらそうな事がよくあって、抱っこをしたくても危険なので出来ないから、ビタミン溶液を飲ませて、撫でてあげる事しか出来なかったです。
病院で診断を降されてから、2週間目の朝の2月5日、ジュディはいつもの様に自分で何とかトイレに行き、でも食欲ないなぁと思いつつ、店の子達のお世話をしに、一旦少し離れてて部屋に帰ったら、ジュディが、いつもと違う様子で横たわってしまっていて、ゆっくり二息して呼吸は止まってしまいました。ええっ!?さっきまで普通に起きて居たのに〜!…。
ずっと抱っこするのを我慢していたので、思いっきり抱き締めました。まだ、暖かくて、ご飯を食べれる時に沢山食べていたので、元々のジュディの重さでした。10キロあります。
ジュディは、私がこの仕事をするのに、ニャンコ屋敷になってから迎えた初めてのワンコでした。何年かぶりにワンコを飼って、本当に色々な沢山のエピソードがありました。後から入って来たワンコ達の面倒もよくみてくれて、優しくて良いお姉さんワンコでした。パウの店看板の犬のシルエットは、ジュディです。
想い出は尽きなくて、亡くなってしまって寂しくて悲しいけれど、病に伏しての2週間は、日、1日1日が、ジュディと最も大切に過ごせた、ジュディからの贈り物だと思っています。最後にぎりぎりだったけど、看取ってあげれて良かったです。頑張って待っていてくれたのかもしれません・・・・・
今まで、何匹もの家の子達を見送ってきていてわかっているはずなのに、あんなに一生懸命頑張ってくれてたジュディに対して、何でまだこんなに往生際の悪い事をグズグズ言っているのか判りません・・・ダメですね〜

正直、ジュディと最後のお別れをするのに、私の方が心の準備をするのには、少し時間が足りなかったかもしれません・・・・
ジュディ、私の所に来てくれて本当に有難うねぇ…
元気な頃のジュディ

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病気が判ってからのジュディ&仲良しのリッチー

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元気そうに見えます〜
ド・あっぷのジュディちゃん

後ろにいるのは、ルルちゃんです

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