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2009/1/31
「合衆国再生」バラク・オバマ著
関連記事→「
ネット民主主義」
「モモ」ミヒャエル・エンデ著
とてもとてもふしぎな、それでいてきわめて日常的なひとつの秘密があります。全ての人間はそれにかかわりあい、それをよく知っていますが、そのことを考えてみる人は殆どいません。大抵の人はその分け前を貰うだけ貰って、それを一向に不思議とも思わないのです。この秘密とは・・・・それは時間です。
時間を計るにはカレンダーや時計がありますが、はかってみたところで余り意味はありません。というのは、誰でも知っている通り、その時間にどんなことがあったかによって、僅か一時間でも永遠の長さに感じられることもあれば、逆に本の一瞬と思えることもあるからです。
なぜなら、時間とはすなわち生活だからです。そして人間の生きる生活は、その人の心の中にあるからです。(6章より)
時間をケチケチすることで、本当は全然別の何かをケチケチしているということには、だれひとり気がついていないようでした。自分たちの生活が日ごとに貧しくなり、日ごとに画一的に成り、日ごとに冷たくなっていることを、誰一人認めようとはしませんでした。
でも、それをはっきり感じ始めていたのは、子供達でした。というのは、子供と遊んでくれる時間のある大人が、もう一人もいなくなってしまったからです。
けれど、時間とはすなわち生活なのです。そして生活とは人間の心の中にあるものなのです。
人間が時間を節約すればするほど、生活はやせ細って、なくなってしまうのです。(6章より)
光を見るためには目があり、音を聞くためには耳があるのと同じに、人間には時間を感じ取る為に心というものがある。もしその心が時間を感じ取らないようなときには、その時間はないも同じだ。ちょうど虹の七色が目の見えない人にはないも同じで、鳥の声が耳の聞こえない人にはないも同じようにね。でも哀しいことに、心臓はちゃんと生きて鼓動しているのに、何も感じ取れない心を持った人がいるのだ。
本当は今の瞬間なんて全然なくて、あるのは過去と未来だけ。だってこの瞬間だってあっという間に過去になってる。或いは今あるのは現在だけ。現在がなければ、過去も未来もないから。(12章より)
「お金のいらない国」長島龍人著 → 関連記事:
「お金とは?(3)」
「日本人の知らないおどろくべき真実」安部 芳裕著 → 関連記事:
「お金とは?(1)」

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投稿者: happytogether
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