夜、18時。
ふと、どうしても近くの麺屋さんの定番麺が食べたくなった。
晩御飯は、ちゃんと野菜たっぷりで作ろうと考えていたものがあったが、急遽中止。
食欲にはかなわない。
どうしてその定番麺が食べたくなったかというと、調味料である。
「花椒」という山椒みたいな調味料が、たっぷりたっぷりたっぷり利いたスープなのだ。
それに、とってもクセのある香草「香菜」が入っている。
花椒と香菜は、中国ではとても定番の調味料だ。
日本人は、麺を食べるときにねぎと胡椒を入れるが、まあそれ相当のものだ。
はっきりいって、日本人は花椒と香菜が苦手な人が多い。
特に、香菜は中国人でも苦手な人がいるので、料理店でも「香菜入れて大丈夫ですか?」とよく確認される。
調味料というか、もう香辛料の世界だね。
そうそう。
それらのたっぷり利いたスープで麺を食べた。
大満足〜。
花椒は、そのまま間違って噛むと口の中がしびれて麻痺する調味料で、胡椒のように粉にしてかけるとスーッとする感覚が広がる感じ。
やみつきになったら、もう抜けられない。
私は、そのうちちゃんと日本に帰れるのだろうか?
夜は歌を歌って、昼は中華料理屋さんでもやろうかな。

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