パソコンをつなげるために、電源系で足りないものがあったので、電気屋さんに買い物に行った。
とっても大きな電気屋さん。
実に、地下も合わせて7〜8フロアくらいの巨大な売り場。
どこに何があるか、まるでわからない。
エスカレーターのところで店員さんに聞くと、私が探している商品の売り場の階だけ教えてくれた。
というか、それ以上の情報を説明されたとしても、私には聞き取る能力がなかったというのが正しい。
そして、その階にいざたどりついてみると、パッと見てわかる商品以外、どこに何があるかやっぱり誰かに聞かないとわからない状況だった。
いくつかの売り場を渡り歩き、やっと熱心な店員さんに欲しいものをあれこれ探してもらった。
「きみ、韓国人?日本人?」
「日本人です」
「へえ、中国に住んで何年くらい?」
「1ヶ月です」
「え、まだ1ヶ月なの?」
そりゃそうだ。
何年もいたら、もっとしゃべれるはずだろうに。
でも、そうかぁ、私まだ1ヶ月ちょっとなんだぁーーー。
何だかわからないが、とにかく毎日充実している。
もっともっと日にちが経っている気がする。
帰りに、店員さんは名刺をくれた。
次に来たときは、もう少しまともな会話ができますように。

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