乳牛には容量が100Lを超える胃袋(ルーメン)があり、食べた草などをそこで発酵させ、牛が吸収できる栄養素に替えています。その“発酵槽”の熱が39℃前後とされ、乳牛の体温も38〜39℃が平熱とされています。
そのためか、快適な気温も人間と牛では異なるようで、20℃を超えると牛は暑いようです
牧場でも扇風機を回す際には気温を目安としていますが、この度、温度と湿度を組み合わせた指標(THI指数)で、牛の暑さのストレス度が一目でわかるものを導入しました

(下半分が温度と湿度。上半分が温度と湿度を組み合わせた指標)
この日、気温は25℃でも湿度は40%程で、日陰はサラッとして爽やかでしたが、THI指数は70を超えており、扇風機も全開でした
人の感覚や常識と思っていることが、牛にとっては異なるということを再確認しました
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