いよいよといいますか、とうとう首相がTPP交渉参加を表明しました。
その影響により、国内の農林水産物の生産額が減少するという政府試算もあらためて紹介されました

*牛乳・乳製品はマイナス2900億円、牛肉はマイナス3600億円
一方、同時期に「牛に興味がある」という方の牧場見学がありました
施設や仕事の様子などを紹介しましたが、事前にBTFのこともホームページなどで調べておられ、酪農の仕事に期待されている方がいることも事実です
ところで、日本が牛肉の輸入自由化を受け入れてから20年以上が経過しています
この間に、農家さんや関連する会社・機関の大きな努力、経済状況・支援政策などさまざまな要因があり、単純な話ではありませんが、概ね「安く輸入された牛肉の分、日本人の牛肉消費量が増えた」というような形で現在に至っているように思います。
現在「牛乳乳製品1人当たり年間消費量」は、世界で見ると日本人は比較的少ないようです

(一般社団法人 日本乳業協会ホームページより)
過去の経験を活かすならば、「輸入で増える牛乳乳製品の分、日本人の消費量を増やす」ということが1つの形かもしれません
ただ・・・日本人の胃袋の大きさや充てられる食費には限界がありますし、また、牛肉や乳製品はとってもおいしいですが、食の欧米化による病気には気をつけなければいけませんね
いずれにせよ、信頼できる品質の高い生乳を日本で生産してアピールしていくことは、国外製との違いを出すためには絶対条件です
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