先日、雪の影響なのか、電線が切れたらしく朝の搾乳開始とほぼ同時くらいに停電しました。午前五時のことです。一気に電気が消え、真っ暗。月が出ていれば薄く建物も見えるのですがその日は雪で雲が厚く漆黒の闇・・。完璧と言っていいほどの黒い世界。手探りで懐中電灯を探し、事務所に戻りました。
電気がないと何もできないことに今頃、気づきました。当然のごとく光を得られない、搾乳の機械も動かない、お湯も出ない、エサも作れない、ストーブもつかない。何もできない上、暖がとれなくて寒くて暗い事務所で二時間半待ちました。
搾乳の途中で機械が止まってしまった。暗闇の中、搾乳再開を待つ牛たち。
それにしても・・・・電気がないと本当に何もできないということに驚きました。現在の飼養形態では電気がなくては牛乳生産はできないのだろうな、と思います。

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