2020/9/25 | 投稿者: pdo

横山健の別に危なくないコラム』Vol.104 「宮本浩次」

現役ミュージシャンが大ファンみたいな感想をめっちゃ熱く語っていて草。

自分はケンヨコヤマといえばクレイジーケンバンドの人しか浮かばないのだが(失礼)。

前半部分はエピック時代に思い入れのある自分とそのまんま同じ思い

ただ後半は、憧れの存在とミュージシャンとして一緒に仕事をするというファンにはあり得ない立場から書かれていて、すごく興味深く面白かった。

初対面の楽屋訪問のエピソードが笑える。

ここ数年は真面目にエレカシや宮本の作品を聴いていなかったのっで、久しぶりに聴いてみようかなという気分にさせられるくらいの熱量のある文章だった。

イイネ!(LIKEY!)を10回以上押したい良コラム。
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2015/11/18 | 投稿者: pdo

先日BSテレビで、エレファントカシマシがRCサクセションの名曲『スローバラード」をカバーしていた。

忌野清志郎に対する自分の想いは以前にも書いたことがある

エレファントカシマシについての想いも以前に書いた

以前、RCの『ブンブンブン』のカバーをやっているのをTVで見たことがあって、それはすごくよかった。

『スローバラード』は、さすがに原曲が清志郎の一世一代の名唱だから、比べてしまうと宮本に酷だろう。いいものが見れた、というのが率直な感想だ。

ちなみについ昨日知ったのだが、UAも清志郎が亡くなった年にライブで「スロバラ」をカバーしていて、動画サイトで見たら素晴らしかった。

最近はジャズや菊地成孔関係の音源を多く聞いていて、そういうのを聴いているとつい「ロックは単純な音楽だ」という「上から目線」になりがちだが、言うまでもなく「単純=レベルが低い」、ということではありえないのであって、複雑極まりないモダン・ジャズだって元々はシンプル極まりない「ブルース」を基盤にしているのであり、マイルス・デイヴィスの複雑なポリリズム即興音楽とライトニン・ホプキンスの五十年一日のブルースとどっちがイケてるかという問題に単純な回答などありえない。

ということを前提として書くと、最近立て続けに読んだ菊地成孔の著作『スペインの宇宙食』、『サイコロジカル・ボディ・ブルース』、『レクイエムの達人』を構成する文章の約半分以上が、彼が元々自分のサイトや掲示板などのインターネットに書き込んだものであることを知って軽いショックを受けた(ちなみに、『レクイエム〜』所収の忌野清志郎への追悼文は涙なしには読めない位に秀逸な一篇だ)。何ら外的な強制力が働いたわけでもなく純粋に内発的な衝動から自由奔放に気の赴くままに書き散らした文章がそのまま書籍化されて、ものすごく面白い作品として読めてしまうというのは明らかに菊地成孔の才能のなせる業だが、彼の文章は彼の音楽と同じ酩酊させるような独特のグルーヴがある。

エレカシの宮本浩次にもいくつかの著作がある。宮本の文章はストレートでシンプルでありながら衒いを含んだもので、やはり彼の音楽と通じるものがある。

などと取り留めのないことを思った。


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2015/9/4 | 投稿者: pdo

 「なぜ日本のロック音楽には、今までただのひとつも、ランキングされたオールタイム・ベストの名盤リストがないのだろうか?」という疑問から、本書『日本のロック名盤ベスト100』を執筆したというのは、作家として活躍する川崎大助さん。

 本書では、日本のロック名盤アルバム1位から100位までのランキング、そのそれぞれについてのレビューとともに、現在にいたるまで日本のロックが歩んできた歴史についても総覧していきます。

 川崎さんによるランキングの基準は、「ある種の音楽的一徹さ、研究熱心さ」「オリジナリティ」「革新性」「大衆性」「影響度」の5つ。

 なかでも最も重要視したというのは、影響度。同時代的に、あるいは後進に、どれほどの影響を肯定的な意味で与えることができたか、ファンやミュージシャンへの影響のみならず、社会的・文化風俗的に、その一枚が与えた影響を考慮したといいます。

 こうした指標に基づきランキングされた作品の数々。10位までを少し眺めてみると、1位から順に、


1 はっぴいえんど『風街ろまん』(71年)、
2 RCサクセション『ラプソディー』(80年)、
3 ザ・ブルーハーツ『ザ・ブルーハーツ』(87年)、
4 イエロー・マジック・オーケストラ『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』」(79年)、
5 矢沢永吉『ゴールドラッシュ』(78年)、
6 喜納昌吉&チャンプルーズ『喜納昌吉&チャンプルーズ』(77年)、
7 大滝詠一『ロング・バケイション』(81年)、
8 フィッシュマンズ『空中キャンプ』(96年)、
9 サディスティック・ミカ・バンド『黒船』(74年)、
10 コーネリアス『FANTASMA』(97年)。


BOOKSTAND 9月3日(木)7時30分配信



僕も僕なりに日本のロックベスト10を考えてみたので発表する。

ランキングの基準は「主観」のみ。自分が心を動かされ、影響を受けたもの。

まったくの主観で選んでいるにもかかわらず割とオーソドックスな作品ばかりになったのは、自分の資質が所詮ミーハー的であることを示している。

1 エレファントカシマシ『THE ELEPHANT KASHIMASHI』(1988)
2 岡村靖幸『家庭教師』(1990)
3 RCサクセション『シングルマン』(1976)
4 小沢健二『LIFE』(1994)
5 小沢健二『犬は吠えるがキャラバンは進む』(1993)
6 山下達郎『IT'S A POPPIN' TIME』(1978)
7 川村結花『Lush Life』(1999)
8 椎名林檎『無罪モラトリアム』(1999)
9 宇多田ヒカル『First Love』(1999)
10 Yes, Mama OK?『Modern Living』(1996)

1位がダントツ。5位までと、6位からの間には、天と地ほどの開きがある。



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2012/10/15 | 投稿者: pdo

宮本が野音でファンに向けてアコギ(と一部バンド)でなんと12曲も披露したとのこと。

本人による詳しい経過の説明があったようだ。

・4か月くらい前から耳鳴りがしていた

・9月1日に左耳に水が入ったような感じになり、病院に行った

・翌日、翌々日も状態が悪化し続け、耳鳴りが凄くなった

・医者から入院と手術が必要だと言われ、「手術の結果によっては声が出なくなるかもしれないが命を優先する」と言われ、覚悟を決めた

・喉に管をたくさん入れ、手術は知らない間に終わっていた 10日間くらい入院した

・病院では壁を見ながらこれまでの人生を振り返っていた

・4月からマラソンを始め、7月には煙草も止めた

・いろいろなことを始めて、体が疲れていたのだと思う

・爆音が怖いのでライブはしばらくできないが、必ず回復するのでまた会おう

歌うことそれ自体には問題はなさそうだったという。むしろ煙草をやめて声がよく出るようになっていたとか

間違いなく復帰してくれるとは思うが、むしろ焦りすぎないようにしてほしい

宮本がこの体験をどう咀嚼して作品として結実するのか、これからのエレファントカシマシがどうなるのか楽しみですらある。

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2012/10/9 | 投稿者: pdo

もう何年も前、エレファントカシマシの宮本が泉谷しげるの番組に出て、「春夏秋冬」を一緒にやったことがある。

毒舌家の泉谷にしては珍しく、宮本のことはベタ褒めで、特に宮本の声が羨ましいと言っていた。

「羨ましくて腹が立つからエレカシのレコードは余り聞かない」と言っていた。

ミヤジは恐縮しながらも、「春夏秋冬」をきっちりと歌っていた。なかなか感動的であった。たしか「桜の花舞いあがる道」も一緒にやっていたと思う。これもレコードより素晴らしい歌だった。

僕の知る限り、宮本と忌野清志郎が共演したことはなかったように思う。

エレカシのデビュー直後、エレカシとストリート・スライダーズとRCサクセションがこの順番でライブイベントをやったことがある。

ミヤジは不機嫌そうに「デーデ」や「ファイティングマン」を喚き散らし、最後は「やさしさ」で締めた。

スライダーズはアコースティックで「エンジェル・ダスター」を演った。

最後に出てきたRCは、「いいことばかりはありゃしない」のブルース・セッションから始めて、途中でキヨシローが「エレファントカシマシ カッコよかったぜベイベー」と言ったのが印象に残った。

たしかに、あの時のエレカシはカッコよかった。全身全霊で苛立っていた。


「ココロに花を」以降のエレカシには、ああいうカッコよさは感じなかったが、いちどだけ度肝を抜かれたのが、フジテレビの「ヘイヘイヘイ」で「ガストロンジャー」を披露したときだ。あれには大笑いした。


エレカシの歌詞に好きなのが多いが、「涙」なんてのもいい。



悲しいときには涙なんかこぼれない
うれしいときには肩怒らせ世を笑うさ
それでいい時間が止まらないで過ぎるだけで
それでいい時間が止まらないで過ぎるだけで

遠くなって近づいて遠くなって過ぎるのさ

悲しいときには涙なんかこぼれない
うれしいときには肩怒らせ世を笑うさ



この世の理不尽と不正義にわなわなと打ち震えながらも、森鴎外や永井荷風を愛読し、火鉢や中国製の急須に凝り、江戸の古地図を片手に都内を散歩するという変わった趣味の持ち主である宮本浩次という青年は、ある日、ヒット曲で稼いだ全財産を仕事上のパートナーに持ち逃げされ、愛車のポルシェを売り払い、安い部屋に引越しせざるをえなくなったが、持ち逃げした人物を訴えることもなく、後に渋谷の路上を散歩中に財産を持ち逃げした人間に出くわしたとき、「元気そうで何よりだった」と語っている。

嗚呼、繊細で愛すべき万年純情青年の宮本浩次くん。

わたしはあなたをいつまでも待ち続けよう。

どんな形でもいいから、いつか戻ってきてほしい

急がなくていいから 焦らなくていいから


※10月10日に、宮本が14日の日比谷野音のステージに登場することを発表した。

 見に行こうかな
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