2012/12/12 | 投稿者: pdo


水道橋博士著『藝人春秋』を読了。

とても面白かった。




これだけだとツイッターのつぶやきみたいなので、感想はまた改めて書く。
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2012/11/28 | 投稿者: pdo

なんだかしらねど、最近オードリーが気になっている。

2008年のM-1グランプリにおいてオリジナルな「ズレ漫才」で準優勝になって以降、すっかり売れっ子になり、2012年の今も安定した人気は続いている。

別に分析したって仕方がないのだが、彼らが長続きしている理由は、春日のキャラでも若林の計算された笑いでもなく、「オールナイトニッポン」のようなトーク番組をしっかりと守っているという点ではないか。

ANNは、過去のお笑い芸人のトップが主戦場にしてきた伝統的番組と言ってもよいが、現在お笑い芸人でメインパーソナリティを勤めているのは、ナイナイとオードリーしかいない。

ANNのような2時間のトーク番組できっちりとくだらない話ができるというのは、意外と地肩の強さが求められる。これをしっかりこなせる実力は、8年に及ぶ下積み時代の蓄積があればこそだろう。

彼らが春日の自宅で開いたミニライブを文字おこしした「小声トーク」という本は、活字でも面白いくらいで、彼らの実力が一朝一夕のものではないことを物語っている。

若林が南海キャンディーズの山里とやっていた深夜番組「たりないふたり」は、リアルタイムが見ていなかったのが残念なほど、今年1番といってよいお笑い番組だった。

その若林が、マキタスポーツの「1億総ツッコミ時代」の話をANNでしていた。このあたりの目ざとさもいい。

なんか今このふたりを応援したくなっている。

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2012/10/22 | 投稿者: pdo

ビートたけしさんと、お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明さんが初共演した新バラエティー番組「日曜ゴールデンで何やってんだテレビ」(TBS系)の初回が21日、放送され、平均視聴率は8.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。


初回を見てみたが、ほとんど「天才たけしの元気が出るテレビ」や「北野ファンクラブ」のようなノリで、たけしは好き放題やっていて面白かった。
ただこの内容なら深夜番組で十分。

予想はできたことだが、たけしと石橋の化学反応は起きていなかった。

番組前半の画面下に出ていたツイッター実況風の書き込みが非常に目ざわりだった。
ああいうのが面白いと思っているスタッフの質に致命的な問題を感じる。

半年後にはもうない方に1000点。
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2012/10/14 | 投稿者: pdo

Quick Japan No.104のダウンタウン特集号を買う。

「ダウンタウンをやっつけろ」と謳っているくせに、ダウンタウンへの賛美一色の気持ちの悪い内容だった。

かろうじて吉田豪がジャブを繰り出していた程度。

ダウンタウンの普及した笑いには確かに功罪がある。それについてはマキタスポーツが近著『一億総ツッコミ時代』で述べているので、詳細は同書を読んでもらえばよい。

時の経過とともに、ダウンタウン的な笑いの影響の否定的な側面が顕在化してきているように思う。

自我の分析的な笑い(メタ的な笑い)を極めたのが松本だろう。

だから彼の笑いを超えるものが出てくるとすれば、それは無我表現(ベタの笑い)だろう。
そこには「超える」とかいう発想すら出てこないだろう。

なぜなら、「あいつは俺より上(下)」とか「俺の方が面白い(面白くない)」という発想自体が自我表現を前提とするものだから。

松本がこの特集のロングインタビューの中で正しく語っている通り、

「本当にそいつが面白くても、オレがうわ、こいつオモロいやんと認められるような奴じゃないんでしょうね。もう。これ何がオモロい? という奴なんでしょうね。」

「こいつオモロいやんとオレが思うようではオレを超えられてない。でもどっかで現れるんやろうなあ。オレが全然面白いと思わないけど、えらいウケてるやつが。」


「こいつ面白い」と思っているのが松本であり、松本が「俺より面白いやつはいない」と思い込んでいる限り、そうならざるを得ない。松本は自分の中に「笑いの神」が宿っていると思い込んでいる。その幻想を多くの人間と共有できていたというのがダウンタウンの凄さだ。

結局のところ「ダウンタウンをやっつけろ」という特集は、この幻想を共有できる人のためのものでしかなかった。ここらへんがサブカル雑誌の限界かもしれない。
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2012/9/26 | 投稿者: pdo

マキタスポーツが、本名(?)の槙田雄司という名前で、『一億総ツッコミ時代』という本を出したそうだ。

これは彼が「東京ポッド許可局」時代から語っていた持論で、ダウンタウン以降、一般人がみんな芸人目線になって互いにツッコミあい、「笑い」に神経過敏になっていく窮屈な時代が訪れたことへの警鐘本である。

出版社のサイトで試し読みができるので、興味のある方は是非読んでもらいたい。これは名著だと思う。

もっとも、いったんメタな視点を手に入れてしまった後で、「ベタに生きろ」と言われてその通りにできるか、という問題は残る。

宮台真司じゃないが、「敢えて」ベタに振る舞う、というポーズをとることならできるかもしれないが、それもまたエゴの産物である。

本物の「ベタ」とは「無我」のことである。

マキタスポーツは要するに今の時代には「無我表現」が必要であると語っているのだ。

これだけでは何のことかよく分からないと思うので、またメルマガででも論じたいと思う。


ああ息苦しい 一億総ツッコミ時代

ツイッターで気に入らない発言を罵倒し、ニコ生でつまんないネタにコメントし、嫌いな芸能人のブログを炎上させる。ネットで、会話で、飲み会で、目立つ言動にはツッコミの総攻撃。自分では何もしないけれど、他人や世の中の出来事には上から目線で批評、批難――。一般人がプチ評論家、プチマスコミと化した現代。それが「一億総ツッコミ時代」だ。動くに動けない閉塞感の正体はこうした「ツッコミ過多」にある。「ツッコミ」ではなく「ボケ」に転身せよ。「メタ」的に物事を見るのではなく「ベタ」に生きろ。この息苦しい空気を打破し、面白い人生にするために!
異才・槙田雄司(マキタスポーツ)による現代日本への熱き提言!!
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