2019/10/30 | 投稿者: pdo

今日の一曲目: Break On Through (To The Other Side) / The Doors



はい、皆様、こんばんは。ご機嫌いかがでしょうか?
いつものオープニングテーマに乗って、まずは向こう側に突き抜けちゃいましょう。

若いリスナーの方々のために説明しますと、ザ・ドアーズというのは、ジム・モリソンというカリスマ的ボーカリストに率いられた六〇年代のアメリカのロックバンドでして、ジム・モリソンは若くして伝説的に死んだロック・ミュージシャンとして、ジミ・ヘンドリクスやジャニス・ジョプリンや元ローリング・ストーンズのリーダーだったブライアン・ジョーンズなどと並び称せられる、ロック界の神々の一人ですね。ジム・モリソンについては映画なんかにもなってますね(私は見てませんが)。

「ブレイク・オン・スルー」という曲は、彼らのファースト・アルバムの一曲目です。このアルバムは全部名曲なので、これだけかけて番組を終わってもいいくらいですが、今夜はこの中からもう一曲、「アラバマ・ソング」というのを聴きましょう。これは20世紀のドイツの作曲家クルト・ワイルという人の曲です。

今日の二曲目:Alabama Song / The Doors



いいですねえ。元々セミ・クラシックのような曲ですが、デビッド・ボウイなんかもカバーしていますね。今日は、ダグマー・クラウゼというドイツのちょっと変な、いや失礼、素敵なミュージシャンのカバーも聞きましょうか。

今日の三曲目:Alabama Song / Dagmar Klause



この番組は、その時の私の気分でかけたい曲をかけながらダラダラと喋っていくスタイルで、はっきり言ってマスターベーションです。視聴者がいるかいないかはほとんど気にしないで言いたいことだけ言いますので、聞きたくない方は聞かなくて結構。気を遣うスポンサーもいませんし、聴取率など一切気にしないでやっていきます。

そこで今日の四曲目は、K−POPです。

今日の四曲目:Bad Boy /Bigbang



Kpopを聴かない方でもビッグバンという名前くらいは聞いたことがあるんじゃないでしょうか、という位の大物グループです。この数年、メンバーが兵役に行ってまして、徐々に戻ってきつつあるのですが、最年少のメンバーが今年とんでもないスキャンダルを起こして、再結成はまず不可能ではないかと思われます。とんだバッド・ボーイという訳です。

ただ、個々のメンバーが皆才能のある人たちなので、各々のソロでも十分に稼げる、いや、活躍できるはずです。その筆頭と言ってよいのが、ついこの間兵役を終えたGドラゴン、通称ジヨンです。

彼のソロから一つかけましょう。

今日の五曲目:Black / G-Dragon



すでにお気づきの方もいると思いますが、K-POPというか、韓国の最近の曲は例外なくラップが入っています。韓国語は日本語よりもラップのノリに合う気がします。

次の曲は雰囲気が変わりまして、名曲コーナー。
バート・バカラックという、二〇世紀のポップスにおける最大の作曲家の一人と、彼と組んで最高の曲を作り続けた作詞家ハル・デイヴィッドのナンバーです。
この曲については、以前このブログでも取り上げました
パートナーが去ってしまった虚しさを最高に美しいメロディーと歌詞で表現した曲です。

今日の六曲目:One Less Bell To Answer / Sheryl Crow with Burt Bachrach



残念ながら、もうお時間が来てしまいました。私がこうして自分の妄想レディオ・ショーを書いているのは、菊地成孔師がやっていたラジオ番組が終わってしまったことの喪失感を個人的に埋めるためでもあります。私は菊地成孔師から、息苦しい世の中で気楽に息をするやり方を教えてもらいました。感謝してもしきれない方でございます。

前回は、スパンク・ハッピーという菊地成孔のユニットの曲をかけましたが、本日最後の曲は、菊地成孔率いるダンス爆撃装置とでも言うべきバンドDCPRG(デートコース・ペンタゴン・ロイヤルガーデン)の初期作品の再発を祝して、彼らの一枚目のアルバムから「プレイメイツ・アット・ハノイ」を聴きながらお別れしましょう。フランシス・コッポラの映画『地獄の黙示録』で、カットジーンズ姿のプレイメイトがジャングルにいる軍隊の慰問に訪れてダンスで兵隊を挑発するシーンにインスパイアされて作った曲だそうです。
ではまたお会いしましょう。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。

今日の七曲目:Playmates at Hanoi / DCPRG




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2019/10/28 | 投稿者: pdo

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輝きが圧倒的。

地球に生まれて来てくれてありがとう。


女優で創作あーちすと・のんが28日、東京・六本木ヒルズ周辺で開幕した『第32回東京国際映画祭』(TIFF)のオープニングレッドカーペットに登場した。

 本映画祭で特別招待作品に選ばれ、12月20日公開の劇場版アニメ『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』に出演するのん。16年に公開された『この世界の片隅に』は「私の中で大切な作品」といい、新たなシーンを追加した長尺版の本作については「(映画祭への出品で)見ていただける機会ができてとてもうれしく思います」とはにかんだ。

 ともに登壇した片渕須直監督は「3年たって、新しい映画になって戻ってくることができました。実はまだ完成していないんです。今晩、編集室に戻って完成させます。お楽しみにしていてください!」と話していた。

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2019/10/27 | 投稿者: pdo

家の近くの映画館でベルイマンの『野いちご』を観てくる。

78歳の医学教授(イーサク・ボルイ)が大学で名誉博士号を授与される日の一日を追ったドキュメントという体で、彼の意識・無意識の世界が夢や覚醒時の出来事を通して展開されていく。

ベルイマン映画をきちんと見るのは初めてだったので、例によって何の事前知識もなく臨んだ。率直な感想は、「スエーデン版小津安二郎?」というものだった。

老教授イーサクを演じる主役の俳優が実によく、40年間仕えている家政婦さんも実にいい味を出している。二人のやり取りだけで十分にいい気分になれるのだが、そんなのは映画のパンの耳の端っこにすぎなく、現代にも十分に通じる家族親戚四代を巡る人生ドラマが重厚に張り巡らされ、がっつりと提示されていく。

この頃の映画(1957年)は、日本映画もそうなのだが、俳優や女優の顔が本当に素晴らしい。主人公の息子の嫁を演じるイングリッド・チューリン、かつての婚約者サーラとヒッチハイカー娘の二役を演じるビビ・アンデションの二人は、見ているだけで幸せな気分になれる。後で調べたら、二人ともベルイマン映画の常連という(ビビは今年の4月に世を去ったそうだ。R.I.P)。

繰り返される悪夢や、不穏で陰鬱なシーンが多いにもかかわらず、気分の悪くなるような暗鬱さが終始感じられなかったのは、これら俳優の清新な演技によるものなのか、それこそがベルイマンの魔術なのか、未だ判然としないのだが、とにかく一瞬も見飽きることなく、見終えた後に深い余韻が残る、いい映画体験をさせてもらった。

タルコフスキーがオールタイム・ベストに挙げたというのも納得の名作。こういう映画をもっと見たい。
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2019/10/26 | 投稿者: pdo

早稲田松竹でタルコフスキーの『サクリファイス』を観る。

タルコフスキーの遺作であるこの作品を観るのは初めてだったので、なるべく先入観なしに見ようと思い、映画の解説や評論その他の媒体にはできる限り目を通さずに見に行ったのだが、それでも事前に聞いたことのあった「核戦争を防ぐための神との契約」といった仰々しい謳い文句が頭の片隅にあったせいか、意外と骨格としてはホームドラマにさえ思える物語には意外な気がした。

尤も、この映画に限らず、映画という表現形式に関してストーリーを過剰に解釈しようと努力するのは危険なことだろう。専ら映像美、そして映像に込められた「芸術的イデア」を感じることに徹するべきなのだろう。

そういう意味からすると、やれ4Kだデジタル・ハイビジョンだなどと画像の鮮明さを押し売りされている我々の趣味からすると、もう少し「鮮明な」映像が見れたら、と詮無き思いを抱く瞬間もないではなかった。

主人公が元舞台俳優で『白痴』のムイシュキン公爵を演じたことがある、というドストエフスキー要素も盛り込んである。タルコフスキーがこの映像と緊迫感でドストエフスキーを映画化すれば大変なものができただろう。実際『未成年』を映画化するプランも存在したようだ。

終始重苦しいトーンと緊張の連続に支配されているのだが、最後のあたりはドタバタ・コメディーにも見えて思わず笑ってしまい、これはいけないことなのか、と自問自答する。

これが遺作となってしまったが、タルコフスキーは疑いなく映画の未来を示すことのできる才能だったと思うので、『サクリファイス』以後のタルコフスキー映画が見れないのはひたすら残念である、との思いで館を後にする。


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2019/10/25 | 投稿者: pdo

オザケンこと小沢健二が17年ぶりのオリジナル・アルバムを発売するタイミングで、菊地成孔率いるDC/PRGが結成20周年ツアーを敢行する。




令和の代が(YOGA)始まって早々、何かがおっぱじまる予感しかない。

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