2019/3/31 | 投稿者: pdo

中原昌也『パートタイム・デスライフ』は、以前雑誌に掲載されていたのを読んでいたので自分にとっては新作という雰囲気ではなかったが、それでも十分に楽しめた。

ただし、僕の錯覚かもしれないが、最後の章だけは、いまいち刺さってこなかった。本当に中原昌也が書いたのか? と思ってしまうほど。この章だけ表現のキレが悪く感じたのは、僕の目が濁っているためか。

『虐殺ソングブック Remix』は、正直微妙。既発表作品を他の作家が書き換えるという趣向だが、中原昌也の世界観を他の作家が模倣して書いてみたところで面白いものにはならないのはほぼ予測がつく。

原作を超えることがないのは当然として、独自の魅力を確立しているとまでいえる完成度に達しているRemixはなかった。中原昌也という名前がなかったらとても一冊の本としては成立しない。

とはいえ、中原昌也の文章が載っているというだけで市場に出回っている凡百の書物の中で突出したものであることは疑いがないので、買って読む価値のある本であることは間違いない。


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2019/3/25 | 投稿者: pdo

昨日から中原昌也『パートタイム・デスライフ』を買って読んでいる。気分が落ち着く。

現代を生きる我々にとってなくてはならないものがここにはある。

明日発売の『虐殺ソングブックremix』も今から楽しみでならない。

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2019/3/21 | 投稿者: pdo

総選挙中止から見るAKB48の曲がり角──AKB商法の機能不全、「パンドラの箱」だったK-POP進出
松谷創一郎 | ライター、リサーチャー


面白い記事だったのでリンクを貼っておく。

今TWICEがドームツアーで来日しているのだが、確かにかつてAKBに一瞬だけ宿った崇高なものが今はTWICEの中にあることに代表されるような現象が起きているのかもしれない。

闇が深いほど光もまた輝く。

先の記事の中身を要約すると、

AKB48グループの人気が低落傾向にあり、「AKB商法」が機能不全に陥っている。

各マスコミが10年代中期からビルボード・チャートを使い始め、CD販売数だけでなく、音源ダウンロードやストリーミングでの再生数、動画再生回数など7つの項目で楽曲をランキングしている。AKB48の人気は、ビルボードの指標では明確にその凋落が確認できる。握手券をエサにCDを大量に売りまくるという商法が通用しなくなっている。

そして、K-POPの影響が見落とせない。

秋元康は、「K-POPがプロ野球だとしたら、AKB48は高校野球」と繰り返してきた。

AKB48にはパフォーマーとしての高い技術は求められない。その目標地点はけっして「完成」ではなく、発展途上のなか一生懸命にがんばることこそが重視される。ファンもその姿を見て応援をし、握手会に行って声をかけ、総選挙で投票をする。

だが、秋元康は「パンドラの箱」を開けてしまう。

昨年、AKB48グループのメンバー39人が、K-POPグループとしてのデビューをかけた韓国・Mnetの番組『PRODUCE 48』(2018年6月15日〜8月31日放送)に挑戦したからだ。

秋元も認めていたとおり、K-POPはプロ野球の世界だ。評価の基準はあくまでも音楽であり、歌やダンスの能力がメンバーには求められる。よって、K-POPに精通している者にとっては、「未完成」であることを前提としていたAKB48グループの面々が惨敗する可能性は十分に予想されていた。

その過程で、AKB48のメンバーがこれまでまともなトレーニングを受けていない実態が明らかになった。

一方、K-POPのトレーナーたちの指導によって、48グループのなかから実力を伸ばしていく存在が多く現れた。後にIZ*ONEとしてのデビューを勝ち取った宮脇咲良(HKT48)・矢吹奈子(同)・本田仁美(AKB48)の3人をはじめ、上位30人にまで残った宮崎美穂(AKB48)・高橋朱里(同)・竹内美宥(同)・下尾みう(同)・白間美瑠(NMB48)・村瀬紗英(同)・後藤萌咲(AKB48)の7人は、はっきりとそのポテンシャルを示した。しかもこのなかには、竹内や下尾のように、総選挙で圏外(101位以下)の者も含まれている。つまり、AKB48では見過ごされていた実力が、K-POPで開花したのだ。こうした状況はK-POPファンがAKB48メンバーを見直すことにもつながった。

2年半の期間限定で活動が予定されているIZ*ONEは、昨年10月に韓国でデビューし、今年2月には日本でデビューした。9人中3人が日本出身者で占められるTWICEのように、日韓混成のグループが誕生したのである。

韓国デビュー曲の「La Vie en Rose」は、予想どおり大ヒットした。その内容も、グローバル水準に十分に対応した、非常に洗練されたミドルテンポのEDM寄りポップスだ。

それに対し、秋元の作詞と日本の制作陣が創った日本デビュー曲「好きと言わせたい」は、ひと昔前のシンセサウンドと単調なリズム、サビも合唱というAKB48や坂道グループの枠を出るものではなかった。加えて、ラップ担当のメンバー(チェ・イェナ)がいるにもかかわらず、ラップパートもない。

YouTubeを通じてグローバル基準で音楽に接してきたK-POPファンからは、案の定、「好きと言わせたい」は酷評された。反応としては「ダサい」というものが目立った。それを単に日韓の「アイドル」観の違いと、それによる市場適応の結果と片付けてしまうことはできない。なぜなら、現在の音楽はYouTubeを通じてグローバルに流通しているからだ。

AKB48を卒業し、韓国に渡る者が複数名現れている。

今月4日、高橋朱里は韓国のWoollim(ウリム)エンターテインメントと契約し、年内にデビューすることを発表した。それから3日後には竹内美宥も、MYSTICエンターテインメントとの契約を発表した。ともに最後の20人に残りながらデビューを逃したふたりは、自分の実力に手応えを掴んだのだ。

こうした状況は、単なる人材流出でしかない。つまり、『PRODUCE 48』で開けられた「パンドラの箱」とは、メンバーたちのパフォーマンス能力だけではなかった。AKB48運営側の制作体制の問題こそが、明るみになったのだ。

この10年間、AKB48は日本の芸能界の中心にある存在だった。それほどの長い期間、一線に居続けること自体はきわめてレアであり、日本のポップカルチャーに大きな足跡を残したのは間違いない。そしてそれは、秋元康が筆頭となって入念に構築されたAKB48のシステムによるものだった。

だが、いま生じつつあるのは、この従来のシステムの機能不全だ。オリコンランキング(CD販売)を使った人気の水増しは機能しなくなり、軽視していた音楽やパフォーマンスもK-POPによって相対化された。総選挙の人気低落もこうした制度疲労の結果として生じ、さらにそこへNGT48メンバーの暴行被害事件が大きなダメージとなった。

ただ、その先行きはきわめて不透明だ。小劇場の公演や握手会を中心に国内のCD販売に依存し続けた結果、グローバル対応できる楽曲制作の体制はまったく整っていない。それにいまから手を出しても数年はかかる。システムだけを小手先で変えても、多くの若者は本格派のK-POPに心を奪われている。

窮地に追い込まれつつあるAKB48が次にどのような一手を打つか──それによって、日本のポップカルチャーは大きな変動をする可能性がある。
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2019/3/17 | 投稿者: pdo

日本はピエール瀧のニュースで持ちきりだが、韓国のV.I(スンリ、元BIGBANGメンバー)を巡るスキャンダルの方が遥かに規模も中身もえげつない。

電気グルーヴのCDを回収するなら、BIGBANGのCDも回収すべきはずだが、そうはならないのは、自主回収や作品発表自粛の動きが、真に社会的意義を考えての行動ではなく、思考停止の保身ゆえの行動にすぎないからだろう。

今のスキャンダルがK−POP全体の闇として広がらないことを祈るばかりだ。
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2019/3/12 | 投稿者: pdo

スンリです。

僕がこの時点で芸能界を引退をするのが良いようです。

社会的に物議醸した事案があまりにも大きく、芸能界引退を決意しました。

捜査中の事案においては、誠実に調査を受けて積もったすべての疑いを明らかにするようにします。

この1ヶ月半の間、国民の皆さんから叱咤され、嫌われ、今、国内のすべての捜査機関が僕を調査している状況で、国民逆賊にまで追い込まれる状況なのに僕一人生き残ろうと周りの皆さんに被害与えることは到底、僕自身が容認できません。

過去10年間あまり、たくさんの愛を施してくれた国内外の多くのファンの方々に、すべての心を尽くして感謝申し上げ、YGとBIGBANGの名誉のためにも、僕はここまでだと思います。

もう一度申し訳なく、また申し訳ありません。

これまですべての方々に感謝いたします。



BIGBANGはK-POP界のレジェンド級の存在で、誰もが認めるスーパーグループ(日本におけるSMAP以上の存在)だから、メンバーの一人が犯罪に手を染めたとして立件され、引退するという事実の衝撃は計り知れない。

韓国のスターは、頂点を極めたタイミングで徴兵に取られてしまうので、強制的な世代交代が起こる。BIGBANGもちょうど主要なメンバーが次々に入隊し、グループとしての活動は休止していたため、これでK-POP界の覇権は完全に移行したといってよいだろう。

個人的には、TWICEの妹分のITZYが大ブレイク中で、BjorkとAikoを髣髴とさせるニュータイプ・ミュータント・デーヴァYEJIから目が離せない。


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