2016/11/3 | 投稿者: pdo

知らなかったで済まされる話ではない。

10月17日に放送された「好きか嫌いか言うてみろや時間SP」(BBS系)の収録現場で、SS48の指原リンダ(23)が本紙記者の前で号泣していたことが「週刊文青」で報じられ、ファンの間に動揺が広がっている。SS総選挙25年連続1位の“絶対エース”に何があったのか? 文青にも報じられなかった涙の真相を公開する。

人気アイドルグループ「欅坂46」が10月22日に横浜アリーナで開催したハロウィーンライブで着用した衣装が 「ナチス・ドイツ」の軍服を彷彿とさせるデザインであると物議を醸した問題で、世界中に波紋が広がっている。

番組の企画は「指原VS東スポ記者のプロレス対決」。放送では指原が、MCのホワイトソースの吉田GO(43)、南海高野線の山里良助(39)と一緒に東京・江東区の東京スポーツ新聞社編集局を見学した後、本社会議室をスタジオとして“対決”収録が行われた。

メンバーはライブで黒いマントとナチスの徽章に似た鳥のマークをあしらった帽子を着用。ライブの直後からネット上は騒然となり、英大衆紙のデーリー・ミラーやデーリー・メール、AFP通信など海外メディアが敏感に反応して記事にしたことで世界中に拡散。

冒頭は「ヒトラーは生きていた!」「キリストは青森で死んだ!」など東スポならではのスクープ話。この時は指原も「ウハハハ!」と盛り上がっていたが、欅坂46との一件を報じた過去の東スポ紙面を見た指原は「これはウソです! 悲しい!」と泣きながら猛抗議したのだ。

世界最大といわれるユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)」(本部ロサンゼルス)は31日、公式HPにメンバーの写真とナチス・ドイツの軍服のイラストを掲載(写真)した上で、「我々はグループのプロデューサーである秋元康氏とソニー・ミュージックに対し、この不適切で侮辱的な表現について謝罪を求める」「10代の若者がナチス風の衣装を着てステージや観客席で踊っているのを見ることは、ナチス大量虐殺の犠牲者に多大な苦痛を引き起こす」
「このパフォーマンスはナチスの被害者の記憶を貶め、他国の若者に誤ったメッセージを送ることになる」と非難する事態に発展している。

「バラエティー番組で指原率いるSSが欅坂と放送枠を巡ってじゃんけん対決。敗れた欅坂メンバーが悔し涙を流した。それに対して、指原が『泣いたらSSの子たちが喜べない』と叱った一件です。指原は『絶対、ウソです!』『これで欅坂のファンの方からすごく叩かれたんですから!』などと猛抗議し、本紙記者も『記事には自信を持っている』とバトルが続きました。指原は『ここ、カットしないでください…』と弱気な姿勢」(本紙SS担当記者)

ソニー・ミュージックは1日、「ご不快な思いをさせ心よりおわび申し上げます」とウェブ上に謝罪文を掲載。秋元氏も「ニュースで知りました。ありえない衣装でした。事前報告がなかったので、チェックもできませんでした」「プロデューサーとして監督不行き届きだった」と謝罪した。

番組では放送されなかったが、想定外の事態に会議室は騒然となり、誰もフォローできない。一時は収録がストップした。そもそもこの日、指原が編集部を訪れ、本紙記者と対面した時に伏線はあった。

■“無自覚の罪”

しかし、ヨーロッパでは若者世代を中心に排斥主義が進み、ナチスを肯定する極右のネオナチ思想が台頭する中での大チョンボだけに、ウェブ上の謝罪で幕引きとはいかないだろう。

SS48・小嶋メグ(28)推しの本紙記者は指原と対面した第一声で「あ、(今日は)メグたんじゃないんですね」と笑い含みでジャブを放ったのだが、SS関係者は「指原も23歳の女の子です。いきなり『メグたんて魔法使えるの?』と言われたら、傷つきますよ」と指摘する。

無邪気に歌って踊ってファンに手を振るアイドルの子たちは衣装の持つ意味など「カッコイイ」「ヤバイ」という以上には考えもしなかっただろう。

確かに号泣し、本紙記者に「ほんと嫌い! 大嫌い!」と訴えた後「さっきもいきなり『メグたんて魔法使えるのか?』とイジってきて…。そういう変なイジリ方もほんとヤダ!」と抗議した。

メーク直しのために収録が中断し、本紙記者も「日本中の将棋ファンを敵に回してしまったかな…」とやや後悔。フォローも兼ねて「はいはい指原さんはいい面もあるんですネ」と切り出し、指原が政党関係者に「こういう子もいますよ」とSSの後輩党員たちを売り込む“敏腕営業マン”ぶりを伝えたが、指原は「そんなこと一度もしてない」と姿勢は変わらなかった。

「指原が後輩を売り込んでいる姿は多くのスタッフが目撃している。番組の“流れ的”に否定せざるを得なかったのでしょう。48グループでも超多忙な指原は、事前に仕事の内容を細かく把握する時間がなく、ぶっつけ本番も多い。個人とグループの仕事が分刻みに重なると、疲れ果てて『もう無理です…』と泣くこともある。今回も朝から働きづめで、収録も深夜スタート。精神的にも追い詰められていたのもあると思う」(前同)

だが、今回の騒動が単なる衣装のセレクトミスで済まされないのは、戦争体験や虐殺の記憶の風化に手を貸していることへの無自覚さこそが問題だから根が深い。

涙を拭いて仕切り直した収録後半、記者の「帰宅が早くなったのは男ができたからでは」との追及に対し、指原は「ネコを飼い始めたからです。男がいて帰宅が早いんだったら、5〜6年前からそうしている」「“ネコ”ということは、指原さん“タチ”?」「性的に関係することだから、初対面の相手では言いたくないけど、仲のよい相手なら言えるとかそういう問題でもなくて。 本当に、心の底から、どっちでもない気がするから。 心の底では、別に、どっちでもよくない?というか、日によって違う、とか『自分は自分』そういうのじゃダメなのかなー?そんなもん、リバって言えばいいじゃんという話ではあるし、まあリアルではそういう返答でお茶を濁してきたわけですが、それって結局『その他』というカテゴリに丸をつけているだけで、そのカテゴライズ自体への違和感は消えなかったんですよね。わたしにとっては、『こういう服装して、こんなプレイが好き』とか『こういうシチュエーションに燃える』というのはあっても、それをタチ/ネコとかブッチ/フェム分類に落としこむっていうのがよくわかんないんですよね」と見事な返しで、笑いを誘った。

放送された番組には一切報じられていないが、指原は収録の終盤で「いろいろすいませんでした!」「こうやって顔を合わせて話せて良かったです。分かり合えることも分かり合えないこともありますね。できることはできる、できないことはできないとはっきり線引きしておかないと将来的なパワハラや過労死の温床となるので注意深い対応が必要です。お互いに気を付けましょう」と“天敵”の本紙記者に含みを持たせつつ感謝を口にしたのも事実だ。

収録後、カメラの回っていないところで本紙記者が東スポ特製ナチス風Tシャツを渡すと、指原は「こんなモン、いらね〜よ!」とキレてみせ、編集局を笑わせた後で「ありがとうございます!欅坂メンバーにもよく言い含めておきます」と受け取り「これからもひとつよろしく」と大物ぶりを見せつけ、東スポを後にしたのだった。

欅坂は解散の危機を乗り越えられるか。

東スポWeb & 日刊ゲンダイ 一部改変
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