2016/10/31 | 投稿者: pdo

橋本 崇載 @shogibar84
ファンには酷な知らせと思うが、個人的にも1億%クロだと思っている。
奴が除名になるかどうかは知らないけど、俺は二度と戦う気しない。
以前からソフト指し、モラル、カンニング、再三警鐘を鳴らしてきたつもりだが、最悪の形になりただただ残念だ。これでも潔白を信じるという人はどうぞご自由に。


橋本 崇載 @shogibar84
夜分に失礼します、橋本崇載です。
この度の不正疑惑問題について、たびたび自分の名前が報道されていることにつきまして、
抗議をさせていただきたく存じます。
こちらは、公式な声明ととって頂いて構いません。
ただし、このアカウント自体は、私の公式アカウントではございません。

橋本 崇載 @shogibar84
当アカウント、及び@SHOGIBARアカウントは、
主にSHOGIBARの宣伝を目的に5年程前に当時のスタッフに作ってもらったものです。
この2つのアカウントにつきましては、これまでのスタッフとともにアカウントを共有しており、
私が呟いたものもあればそうでないものもあります。

橋本 崇載 @shogibar84
私が三浦弘行九段の不正を断定した。という事実はありません。
そもそも、私はこの件の取材を一切断っています。
また、私が将棋連盟に対し、三浦弘行九段の処分を求めた、という事実もありません。
そもそも、騒動後に私が将棋会館に行ったのは対局の日以外には一切ありません。

橋本 崇載 @shogibar84
これらの報道は全てでたらめです。事実関係の確認もなしに、
人の名前を利用して記事にするというのは報道ではなく暴道と思います。
芸能人ならよくある話、かと思いますが私は単なる一般人です。
こんないいかげんなメディアに食わさせてもらっているわけではありません。

橋本 崇載 @shogibar84
会ったこともない人間が、都合のいいときだけノーギャラの取材を申し込み、
断られればまるで腹いせのように人を利用して、あたかもあったことの様に記事を捏造して掲載する。
心の底から憤りを感じます。こんな新聞や雑誌、買う必要ないですよ。
今後はスポンサー以外の取材は一切お断りします。

橋本 崇載 @shogibar84
また、以前から再三にわたり危険を訴え続けてきた、将棋ソフトとの関わりがもたらした今回の騒動に関しては、怒りはとうに通り越して呆れ果てているというのが正直なところです。これまで一貫して、将棋ソフトとの一切の関わりを拒んできた私がこの問題に向き合う必要は全くないと思っております。

橋本 崇載 @shogibar84
また、執拗かつ悪質と判断した私への誹謗中傷に関しまして、サイバー警察の方に届け出をさせていただいた旨ご報告します。尚、当アカウントは今後とも残しますが私からの情報発信は当分の間控えさせていただきます。

橋本 崇載 @shogibar84
今、そしてこれからは、ひたすらに自分のやるべき仕事に全力を掲げていくのみです。
長文失礼致しました。

橋本 崇載
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2016/10/30 | 投稿者: pdo

久保、ますドワンゴと豊島と視聴者に謝罪。
19時からの対局と勘違いしていた。
昼に関西の家から出るときに対局通知を確認して
勘違いに気づいた。空港にも行って最善を尽くしたが
間に合わなかった。
信頼を少しでも取り戻すためにこれから精進していく。
改めて謝罪。終了。

土日は高円寺フェス。

ゆるキャラ祭りに古本交換市、出版社直売会、特に戦果なし。

駅前でプロレス。アイスリボンという女子プロレス(?)の特集を今日の昼間のフジテレビの「ザ・ノンフィクション」でやっていたそうなんだけど、その団体の選手が出ていた。参戦選手:藤本つかさ 松本都 世羅りさ 雪妃真矢。

小学校でカレーフェア。地元のカレー店の自慢のカレーが一度に味わえるお得なイベント。人で賑わっていた。

いろいろあって楽しむ。

満足して、テニスの方に。

3月のライオンまでに片付けちゃってくれ〜なんて
思ってたら、何と、逆に片付けられそうになってる。

サービスがキレッキレ、ストロークも緩急自在。
相手のミュラーが素晴らしくいいプレーを展開してた。

第1セットを落とし、第2セットに入っても押され気味で
マッチポイント2本。

こりゃダメか!

と、正直、思ったね。

そこから、不死鳥のごとく、甦るとは!

第3セットは互角の出だし。

ここで3月のライオンにチャンネルチェンジ。

出て来ました、イケメンモテモテの高橋君。

エンディングは聴かずに、テニスの方にカムバック。

お、1ブレークして、4−2になってる。

うーむ、いいところを見逃してしまったか。

そこからキープして5−2。

うん、これは勝ったね。

今日の楽しみは、なんだかんだあっても、結局はサンシャインの再放送が一番だったりします。

ハロウィンなんてくたばれ。

本当にありがとうございました。

またこの景色を見たい、また素敵な時間を作りたい。

新しい夢が出来ました。

夢を叶えるために、また明日から、頑張ります。

それでは。
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2016/10/29 | 投稿者: pdo



後片付けの魔法で有名なこんまりことふじわらまりなさんってこんなこともしてたんだね。

しらなかったわ。

ところでスタン・ゲッツで一番好きなアルバムってなんですか?

火星に行けるかどうか、いついけるかは、技術と資金だけでなく、どの程度リスクを受け入れるかにもよると思う。

予算面では正直厳しい。

アポロの月面着陸のコストは、今の貨幣価値に換算すると約14兆円。節約型の火星有人飛行でも最低その程度はかかると、専門家たちは見ている。

でも、人類の生存に必要な資源を火星で見つけられたり、造り出せれば、地球から運ばなくて済む。科学者たちは現在、火星の物質や環境を利用する方法を研究している。赤い惑星に移り住むためには、酸素や水、居住空間、食料、そしてエネルギーが不可欠となるだろう。

火星の大気の95%以上は二酸化炭素だが、微量ながら水も含まれている。ゼオライトと呼ばれる鉱物に大気中の水分を取りこませる。鉱物が水で満たされたら、マイクロ波で加熱して水分を蒸発。その後、液体化して凍らせれば、保存も可能だろう。

火星でBGMをかけるなら、自分なら今ならaikoかなやっぱり・

なんかaikoの曲ってメロディがコードから外れてるって感じはよくあるが、コード進行自体は実はけっこう理論的に正しく飛んでる。

たとえば「カブトムシ」の出だし(歌の)2小節目

*(キーE♭で)B♭onDなのにメロディーの“熱くて〜”の“て〜”がE♭

三国駅のサビの2小節目の3拍目

*(キーEで)“変わらない街並み〜”の最後の音がG#m7→C#m7(C#m7の時点でメロが11thになっている≒コードから外れてる?)

ブルーノートも多用されてるが、あれはブルーノートとしてOKと解釈。ブルーノートってのは、もとはブルースの音の使い方で、長調なのにメロディが短調の音になっちゃうようなやつ。

コードから外れてるってのも、ポピュラーミュージックではテンションコードってのがあるんで、それだって言えばOKとも言える。

ようは、クラシックじゃ音が外れてる―だけど、ジャズなら普通―みたいなかんじ。

わけわかんないですかね?

ようは、「三国駅」とか、独特なメロディラインを歌っています。旋律が調からはみ出していたり、コード進行がやや唐突だったり、コードにはまりきっていなかったり。

そんなaikoの歌は、体系化した耳馴染みのいいオーソドックスな流れからあえて外れるているがゆえに、聴き手に印象的に響いてくるのでしょう。

ようは、「ズレ」には、感情が篭りやすいの。aikoは、音を半音ずらすのが得意。メロディをリズム通りに乗せず遅らせる、リズムを歌いこむことで「ズレ」させるのが、演歌の「コブシ」なわけ。

aikoは「ズレ」を利用して(というよりは無意識に「こうした方がいい」って感じでやっている)、個人的な感情を歌い込んでる。ようは、「三国駅」と自分とつながりの深い実在の場所名を入れることで、超個人的な歌であることを表に打ち出しているんだ。

ようは、意味深なフレーズが目に付く。『自由に舞う 声がする』の声の主は誰なのかとか、『少しならこぼしていいけど』ってのは何をでなぜいいのかとか、きっと本人の深いところでは納得がいっているんだろうけど他人にはちょっと…な部分があったり。

でも、ようは、aikoはそれでいい。個人的な思いを強く乗せるからこそ自然と「ズレ」のある印象的なメロディができるのだし、そのメロディや声で周りを自分の個人的な世界に引き入れることができているわけです。そういう意味で、「個人」の印象が強くなる「ご当地ソング」というのは、aikoのスタイルに合った形だと思う。

サビの最後が『離したくない』から二言三言続きそうな感じだけど、でもずっと伸ばし続けているじゃないですか。

オーソドックスなポップスに慣れていると「えっ」て思いますけど、なんかこの常道を無視した長い伸ばしの間に、きっといろいろなものが詰まっているんだろうなあ、あれこれ思い出しながら声伸ばしているんだろうなあ、って気にさせられません?

で、聴いているこちらもシミジミなんかしちゃったりして。オーソドックスからの「ズレ」、「個人的な歌」っていうのは、そういうことです。

いつもよりもキーが低く淡々としているのも、声を張り上げる「作った歌」というよりは「自然なつぶやき」っぽい感じがしますよね。
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2016/10/28 | 投稿者: pdo

昨日ご紹介したこの本だけど…


aikoについての部分だけでも読みたかったので読んでみた。

宇多田、椎名林檎、aikoの三人の中で、aikoが一番天才かもしれない、という章の見出しにワクワクしながら読んだのだが、正直そんなに大したことは書いていなかった。

何より、菊地成孔のラジオの引用をそのまんま結論部分に使っていたのはガックリ。

当然それ以上の考察を期待していたんだけど・・・なんて思わず辛口トークに走ってしまいました。

ごめんちょ。


以下、菊地成孔 TBSラジオ『粋な夜電波』より書き起こし

ワタシですね、この事をですねオンエアどころか何かしら媒体に書いた事も一回も無いですし、プライベートですら誰にも言った事がない事なんですよ。 

なんで要するに自分の心にだけずっと今まで秘め続けてた事なんですけどね、今日言っちゃいますね。あのー、ガチなんでこれは、心して聞いて欲しいんですけど。

さっき小泉今日子さんの話もしましたが、基本誰とでもお仕事はしますよ基本。あいつは嫌だ!とか有りませんから。

でもこの人だけは絶対NGなんですよね。プロデュースとか元々そんなのあり得ないですけど、どんな話でも、例えばちょっとサックス吹いてくれってのもダメです。一瞬でも関わりたくないんですよね、この人と。

それはどうしてかっていうと、そんなんになったら絶対にこの人の事をですね

もう今でもそうなんですけど、

ガチで好きになってしまって絶対に告ってしまうと思うんですね、直接。それで振られてしまう。

そんなんなったらワタシ立ち直れないんで、夜電波どころじゃなくなっちゃうんでね。

誰だと思います?誰だと思います?

あのね、曲とか詩とかはねぶっちゃけ全部おんなじなんですよねこの人。

あのー、デビューの時からね、うわっやっばいの出ちゃったなって思ってたんですけど、全然全く変わんないんですよね。

おんなじなんでけど、優れた音楽ってのはみんなそうで、全部おんなじなのね。

とはいえ、みんな同じスキスキスーじゃ脳が無いんで、ちったぁ屁理屈捏ねますけど。

あのー、ブルーノートって有るでしょ、ジャズクラブの事じゃなくてですね。音楽にはブルーノートっていうソウルフルっていいますかね、節回しの音が有るのね。あれが日本で一番上手いのが久保田利伸さんとこの人なのね。久保田さんはまあ、ああいうスタイルだからこう、ブルーノートデフォルトじゃないですか。でも他にも沢山ね、ブルージーでソウルフルな人いっぱい居るんですけどね。恐らくノーマークなんですけど色んな方が、でもノーマークなこの方が、ブルーノート一番上手いと思いますね。上手いっていうか、血肉化してんの。もう体に入ってるっていうね、そういう意味では本物のブルースシンガーとも言えると思うんですよ。

あの、OLさんがカラオケでこの人の事好き好きなんて言って歌おうと思っても正確には歌えないと思うんですよ、エグいブルーノートが必ず曲の中に入ってるので。

この間ワタシね、夜中の2時くらいに1人で日高屋さんて分かりますか?ラーメンとか餃子のね。そんなに夜中にラーメンとか餃子食って締めるってタイプじゃないんで初めて行ったんですよ。

で、品書き見て『いっぱい有るな、何にしよう』なんて迷いながら、スタミナラーメンてやつを適当にに頼んだんですよ。その時疲れてて腹ペコペコで。そんで出てきますよねすぐにパーッとね。で、さあ食おうって箸をスープの水面にね、今まさに突き刺そうってとこでこの人の今からかけようって曲が突然流れたのね。

えー、そういうタイプの人です。日本全国何処に居ても流れてくる可能性が有るわけ。

そしたらもうね、4小節くらい聞いて、動けなくなっちゃって。もう最初の歌詞で100%攫まれちゃいまして、「それは俺がお前にずっと言いたい事そのものなんだよ!!」っていうね。

で、結局曲が終わるまでラーメン食いませんでしたね、なんで終わってもう伸びちゃってね、しかももう完全にやられちゃってるんで。もうあんなに腹減ってたのに食欲とかそんな状態じゃなくなっちゃって、生まれて初めて飯屋で手付けずに残しましたよ。日高屋さんごめんなさい。必ずまた近いうちに伺いますんで

いやまあ、それはともかくですね、もう桁が違うんですね。ワタシにとってね。

もう分かっちゃったかな? まだ分かりませんよね。

この人が、全部コーラス終えてアウトロでマイク持ってグルグル回ったりね、反ったり屈んだりして体中で歌ったりね、ちょっとおかしいと思いますよあの煌めきは。動物に近いっていうかね、人間て言うより。というわけで、今夜ラストにこの曲をお届けします。

「貴方が居ない世界に私は居ない」て聖書の言葉じゃないですよ。日高屋でこれが流れてきたの。まあ大変な覚悟でね、だって言った事ないんだから。こんな事言ったら、他はどうなんだ?って事になってやばいじゃないですか。だから胸に秘めてたんですけど。まあ言っちゃいましたけどね。

えー、ご紹介したいと思いますが、「ええー、散々引っ張ってそれかよ!」とか言うやつ居たら殺すぞ!笑

それでは、本日のラストナンバーです。えー私が今『ああ、自分は恋してるんだな。』って自覚する時間はこの人の歌を聴いてる時以外無いですね。

それではラストです。aikoで『くちびる』



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2016/10/27 | 投稿者: pdo

「将棋というボードゲームには、"解がある"という事はもう認めざるを得ないと思う。そしてその解は、コンピュータソフトには分かっても人間には分からないんです」(渡辺明竜王)

「いちょう並木のセレナーデ」という曲は、小沢健二の「LIFE」の方で有名になってしまったが、もともとは原由子の『Miss YOKOHAMADULT YUKO HARA 2nd』に収録されていた曲名である。

歌詞もメロディーも全く別で、原由子の方が軽快、オザケンの方がしっとりとしているが、なんとなく曲調と情感は似ている気がする。

それはオザケンが原由子の同局にリスペクトを込めて書いた曲だから当然と言えば言えるだろう。

aikoは、宇多田ヒカルや椎名林檎と同じ1998年デビュー組である。

ここに着目したのがこの本で、わりといいことが書いてあるらしいのだが未読。

そのうち時間があれば呼んでみようかな、なんて思っている。




「将棋指しが不要な職業かどうかその答えは数年後にはっきりする」(竜王渡辺明)

将棋というボードゲームにこれほど格式や作法などのような文化的付加価値を付け加えたのはやはり「道」というものを重んじすぎる日本という国のなせるわざであろうか。

将棋というゲームはもともとインドに期限を持つチャトランガというゲームが変化してできたもので、これが西洋に伝わったものがチェスとなり、中国を経由して日本将棋になった。駒の動きなど根本は似ているところがありますが、将棋は取った駒を使用できますのでチェスなどのゲームとは全く違ったゲームになっています。

その昔、日本が戦争に負けて、アメリカ軍占領司令室GHQが今の第一生命ビルにあったとき、当時日本最強の棋士と言われた升田幸三がGHQ高官に呼び出されるという出来事があった。

呼び出しの目的は、日本には将棋という野蛮なゲームがあり、これが好戦的で残酷な軍部を生み出す土壌となり今後も悪影響を与える恐れがあるから禁止すべきだということで、升田を問い詰めてその言質を取ろうとしたのだ。

升田は単独でノコノコ出かけていき、面接室のソファーにどかんと腰掛けると、開口一番、

「酒を持ってこい」

と叫んだ。

出された缶ビールを不味い不味いと言いながらちびりちびりし始めたが、これは実は升田の計算による行動で、面接で咄嗟に答えられない質問を投げかけられた時に、トイレに立ってじっくり案を練ろうという考えからであった。

GHQの問いかけに対して、升田は日本将棋がいかに優れたゲームであり精神修養に役立つものであるかを延々と説き始めた。

「持ち駒を使う」という将棋独自のルールは、捕虜の虐待ではないか、との難詰に対しては、

「それは日本の美徳の表れだ。敵方の捕虜をただ収容して閉じ込めておくのではなく、その技能を再び活用して役立ててやる。しかも階級はそのままにして活躍の場を与える。捕虜をそのままひっ捕らえておくだけの発想こそむしろ虐待である」

と答え、返す刀で、日本のA級戦犯を釈放して戦後復興に役立てさせろ、と力説した。

升田の独演会は延々5時間に及び、さしものアメリカ軍将校も感銘を受けた様子であった。

升田が相手を「オンドレ」と呼んだのを通訳が訳せないでいると、

「『オンドレ』というのは『貴方様』をさらに丁寧にした最上級の敬語のことだ」

と伝えてやったとか。


戦後、木村義雄名人、大山康晴名人らの尽力により、将棋連盟は立派な組織として発展した。

組織が肥えると腐敗も生じるもので、あるとき、理事であった某八段の横領事件が発覚した。

某八段がやけに立派な邸宅を立てたことに不信を感じた某理事が経理担当理事を動かして、多額の使い込みの事実が明らかになったのである。

さて、事件である。緊急臨時棋士総会が開かれた。

会の冒頭、某八段が壇上に上がり、

「誠に申し訳ないことをした。どうか許してほしい」と土下座せんばかりに謝罪した。

すると上席にいた升田が、

「男がああしてあやまっとる。赦してやれい」

とドスの利いた声で一喝。

これですべて収まった。このような事件は無かったことになった。記録にも一切残っていない。


関係者の話を総合すると、2016年7月以降、関西の棋士らから「対局中に離席を頻繁に、かつ長時間繰り返す棋士がいる」として、対局中のスマートフォンなどの利用についてルール化を求める声が上がり始めた。

疑惑の棋士は匿名だったが、三浦九段が念頭にあったという。9月26日に開かれた東西合同の月例報告会でも棋士の多くが厳しい規定を求めたため、連盟は今月5日に(1)スマホなどの電子機器は対局前にロッカーに預ける(2)対局中の外出禁止−−の2点を規則に追加すると発表した。

その2日前の3日、渡辺明竜王は名人戦A級順位戦で対戦。三浦九段は竜王戦の挑戦者に決まっていたため、前哨戦として注目されたが、三浦九段が勝利した。

後日、渡辺竜王は関係者から指摘され、ソフトを使って調べたところ、三浦九段とソフトの指し手が高い確率で一致することを確認。さらに感想戦で三浦九段が語っていた一部の変化手が、ソフトと一致しており、対局中に離席が多かったことも考え合わせて三浦九段がソフトを使っているとの疑念を深めたという。

15日開幕の竜王戦が迫っていたため、渡辺竜王の要請で、10日に渡辺竜王、谷川会長、佐藤天彦名人、羽生善治王位、佐藤康光九段らが島朗(あきら)常務理事の自宅に集まり、対応が協議された。渡辺竜王は「不正を行った三浦九段と対局するつもりはない。常務会で判断してほしい」と要求した。

連盟は11日の常務会で三浦九段から事情を聴いた。連盟によると、三浦九段から「これではとても(将棋を)指せないので休場する」と休場届を出す意向が示されたという。提出期限の翌12日午後3時までに休場届が届かなかったため、竜王戦の開幕を前に「やむを得ず出場停止の措置をとった」(谷川会長)という。

三浦九段は処分が発表された直後に「まったくのぬれぎぬ」とコメント。指し手の一致率が高いことについては、盤面の状況が想定できる序盤中盤に「高いのは当然」で、終盤は「最善手を指せばコンピューターと一致することは不思議なことではない」と反論している。

疑惑の背景には将棋ソフトの急速な進化がある。2012年以降、電王戦で棋士とソフトが対局しているが、ソフトが大きく勝ち越している。ただ、これまで「棋士はそういうことはしないもの」とする性善説の考え方が強く、ルール化が後手に回ったといえる。

21日の棋士に対する説明会では、真相の徹底究明を求める声が上がる一方で、泥仕合になることを懸念する意見も出たという。

久保利明九段は「電子機器の持ち込み禁止は3年前から訴えていたが、(性善説で)反対が多く、受け入れてもらえなかった。早く規制していれば今回の問題は起きなかった」と話す。

羽生王位は20日未明に妻のツイッターを通じてコメント。「白か黒かを証明することは難しい。疑わしきは罰せずが大原則」とした。

今後の焦点は、三浦九段が所有するパソコンやスマホの解析。自身のパソコン4台は連盟に提出済みで、さらに自身だけでなく、家族のパソコンやスマホも含め、調査に協力する意向を示している。解析方法などは両者で今後詰められるが、これらの解析がどこまで進められるか。ファンが納得する着地点が求められている。
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