2012/12/28 | 投稿者: pdo

伊藤綾子アナが作家デビュー「うちのタマ知りませんか?」

日本テレビ系「news every.」のキャスターを務めているフリーアナウンサーの伊藤綾子が11月30日、小説「うちのタマ知りませんか?」を出版、作家デビューした。

小説は、文具やアニメで人気の子供向けキャラクター「タマ&フレンズ」を題材に、周囲の人々の悲喜こもごもを描いた小編4作からなる。

小説を書くにあたってキャラクターが生まれた1983年ごろの世相などもリサーチしたという。
執筆期間は5か月を要し、「自分の心もフラットにしていなければ書けないので、書いているときは恋愛禁止だった」と振り返った。

一方で「キャスターをやっているときは、正確に伝えなきゃという立ち位置。
作家としては自分の内側にあるものを出していきたい」と語る伊藤。
小説家を始めたのも、自身の恋愛体験を文章にしたためたのがきっかけだったという。
自身の処女作について「自分のこれまでの私生活を書いている。全裸になりましたぐらいの…」と照れ笑いをみせた。




以前このブログでも「秋田美人」として紹介したこともある伊藤綾子アナが小説家デビューということで、『うちのタマ知りませんか?』(角川書店)を興味深く読んだ。

鈴木敏夫のジブリ汗まみれというラジオ番組のポッドキャストで、「過去の自分の経験(とある男性に対する想い)にけりをつけたくて小説を書いた」と言っていたのを聞いて、一体どんなことが書いてあるのかと思ったのだが、全体としては「三丁目の夕日」の1980年代バージョンといった趣もある、現代日本の家族問題などを正面から真面目にかつユーモアのある筆致で描いた、とても良質な物語だった。

若干ステレオタイプ的な描写もあるものの(特に後半)、彼女の実体験を綴ったと思しき描写にはどきりとさせられる部分もあり、なかなかの文才に唸らされた。

個人的に第1章は刺さるものがあった。素晴らしい掌編だ。(自分ちも猫が逃げた経験をつい最近したもので。)

決してタレント活動の余技には収まらないこれだけの筆力があればこれからもいろいろ書いてくれるに違いない。

それにしても、鳥居みゆきといい、北川景子といい、伊藤綾子といい、なんでこんなにも天は二物を与えるのだろう。
0
タグ: 伊藤綾子

2012/12/27 | 投稿者: pdo


今更ながら、CSで放送していた映画『モテキ』を見た。

やっぱりこういうのは旬の時期に見ないとだめだなというのが率直な感想。

俳優陣たち(特に主役の森山未来)は頑張っていたと思う。

長澤まさみの役は、個人的には嫌な女にしか見えなかった(もちろん長澤のせいではない)。

これ以上書くとネガティブなことばかりになってしまうのでやめておく。


結論:ドラマ版『モテキ』の満島ひかりの回は最高だった。


0

2012/12/26 | 投稿者: pdo

小沢健二、来年6月にパパに 公式サイトで妻を紹介

歌手の小沢健二(44)が公式サイトで、妻の妊娠を発表した。現在妊娠4ヶ月で、来年6月6日に出産予定。小沢は妻について初めて言及し、お相手は36歳で互いに初婚であることも明かした。

現在、米ニューヨークを拠点に活動している小沢は、コンサートの舞台美術やデザインを共同作業で行っている妻について「本名はエリザベス・コールで、結婚しても名前は元のままです。僕も変えていません。お互いに初婚です」と公表。「アメリカ・コネティカット州生まれで、現在36才。お父さんはアイルランド系アメリカ人、お母さんはイギリス人。なので正確にはアメリカとイギリスのハーフです」と紹介した。

 一般人の妻のプロフィールを公開したのは「情報を出さないという選択肢もあるのですが、今どき、そのほうがむしろ誤情報が広まったりします。そして妊娠は明らかに、僕のお腹に起こっていることではなく妻に起こっていることなので、その妻の人となりを少しお話ししつつ、僕らの日常に起こっている息をお伝えすることにしました」と綴っている。

 小沢は「妊娠がわかってからもう大分経つのですが、僕としてはただ『女性ってすごいなあ』という感を強めるばかりで、男親および男性というものの役割は一体何なのか、裏庭を通りすがる近所のオス猫などをにらみつつ、考えております」と心境を明かした。



オザケンも44歳ですか。パパですか。

いまだにこうしてニュースになるってすごいなあ。

そういえば、樋口毅宏の小説『さらば雑司ヶ谷』の中でタモリがオザケンについて語っている言葉を登場人物が引用する場面についてのエピソードについて水道橋博士が『藝人春秋』の中で引用していたなあ。

 雑司ヶ谷の甘味処「よしの」で、常連客が「人類史上最高の音楽家は誰か」という死ぬほどくだらない議論に花を咲かせる場面。ジョン・レノンやマイルス・デイヴィスといった名前が飛び交う中、店主の香代は「オザケンだよ。小沢健二」と断言する。

その場に居合わせた五人ほどの男たちは、腹を抱えて笑い転げた。角井なんぞは目に涙さえ浮かべている。

「東大を出たことが取り柄の、あのお坊ちゃんか。おい。俺たちはな、『あの人は今』の話をしてるんじゃねえんだ。人類史上最高の音楽家は誰かって話をしてるんだ」

 香代の笑顔は勝ち誇ったものに変わった。(中略)

「あんたら、『さよならなんて云えないよ』の歌詞をよく読んでみな」

「知らん、そんな曲」


そう言われた香代は、「さよならなんて云えないよ」を、その場で朗々と歌い上げる。

そして、タモリの話を引き合いに出して、長々とオザケンの素晴らしさを語り始める。

「むかし、いいともにオザケンが出たとき、タモリがこう言ったの。『俺、長年歌番組やってるけど、いいと思う歌詞は小沢くんだけなんだよね。あれ凄いよね、“左へカーブを曲がると光る海が見えてくる。僕は思う、この瞬間は続くと、いつまでも”って。俺、人生をあそこまで肯定できないもん』って。あのタモリが言ったんだよ。四半世紀、お昼の生放送の司会を務めて気が狂わないでいる人間が! まともな人ならとっくにノイローゼになっているよ。タモリが狂わないのは、自分にも他人にも何ひとつ期待をしていないから。そんな絶望大王に、『自分はあそこまで人生を肯定できない』って言わしめたアーティストが他にいる? マイルスに憧れてトランペッターを目指すも、先輩から『おまえのラッパは笑っている』と言われて断念して、オフコースが大嫌いで、サザンやミスチルや、時には海外の大物アーティストが目の前で歌い終えても、お仕事お仕事って顔をしているあの男が、そこまで絶賛したアーティストが他にいて? いるんなら教えてちょうだい。さあさあさあ」

 ウメ吉が舌打ちをする。タモリが言うんならしょうがねえかといった表情だ。


さらにオザケン談義はつづく。

「あれはどういう意味だ。“嫌になるほど続く教会通りの坂降りて行く”ってのは」

 豆腐屋の謙吾が訊ねた。こいつは「豆腐の角に頭をぶつけて死ぬことは可能か」を確かめるため、豆腐屋になったという変わり者だ。

「“教会通りの坂”は神に定められた私たちの人生のこと。それが“嫌になるほど続く”と思っていた歌の中の主人公が、“左へカーブを曲がると、光る海”、つまり、産み。生を肯定して、“この瞬間は続くと、いつまでも”って自己回復していくの」

 謙吾がなるほどと顎を擦った。こうなると香代の独擅場だ。



オザケンの歌詞は深読みしようとすればきりがない。上記の解釈はあくまでも一例にすぎない。

オザケンの歌詞で、いちばんストレートなのは『ある光』だろう。これも自分自身と生への肯定に満ちた唄だ。


「強烈な音楽がかかり 生の意味を知るようなとき
 誘惑は香水のように 摩天楼の雪を融かす力のように強く
 僕の心は震え 熱情がはねっかえる
 神様はいると思った
 僕のアーバン・ブルーズへの貢献」



小沢健二氏が父親になる決意と覚悟をしたのは、彼がこんな世界の未来への希望を捨てていないことの証だと思う。

「ひふみよ」のライブCDもよかったけれど、新曲のレコーディング作品も待ってます。


ちなみに、小沢健二の楽曲の中に「引用」されている曲のリストをまとめたものがあったので、ここに引用しておく。

最近オザケンにハマった人(あんまりいないかもしれないが)の参考になれば。


○「昨日と今日」 from 「犬は吠えるがキャラバンは進む」(1993.09.29)

「はいからはくち」/はっぴいえんど from 「風街ろまん」
「That Lady」/The Isley Brothers from 「3+3」

ベースラインが「はいからはくち」に、サビ手前のメロディが「That〜」に似てる。

○「天気読み」 from 「犬は吠えるが〜」

「Don't You Worry 'Bout A Thing」/Stevie Wonder from 「Innervisions」(1973.08)
「Tuesday Heartbreak」/Stevie Wonder from 「Talking Book」(1972)

どっちもメロディを引用、サビは 「Tuesday〜」のサビを使ってます。

○「暗闇から手を伸ばせ」 from 「犬は吠えるが〜」

「Reach Out of the Darkness」/Friends&Lover from 「Summer of Love(オムニバス)」(1968)
「Keep on Running」/Stevie Wonder from 「Music on your mind」(?)

「友達は家に...」をF&Lから引用、”ヘイヘイヘイ”の掛け声は「Keep〜」からの引用。

○「地上の夜」 from 「犬は吠えるが〜」

「Willie and The Hand Jive」/Eric Clapton from 「461 Ocean Boulevard」(1974)

イントロのギターがそっくり。本人が参考にしたと言っていた。

○「向日葵はゆれるまま」 from 「犬は吠えるが〜」

「Open Our Eyes」/Funkadelic from「Music for Your Mother」(?)

ハンドクラッピングとピアノの伴奏が同じ。

○「カウボーイ疾走」 from 「犬は吠えるが〜」

「Darling, Be Home Soon」/Lovin' Spoonful from 「Daydream」
「Melting Pot」/Booker T. and the MG's 
「I wouldn't change a thing」/Coke Escovedo from 「Comin' at ya」
「Cross the track」/Maceo&The Macks from 「The J.B.'s Funky Good Time The Anthology」

出だしのメロディが「Darling〜」、中盤で「I wouldn't〜」が出てくる。間奏のオルガンを「Melting〜」から引用。キーボードを「Cross〜」から引用。

○「天使たちのシーン」 from 「犬は吠えるが〜」

「Tripping Out」/Curtis Mayfieled  

リズムパターンとベースラインがそっくり。

○「ローラースケート・パーク」 from 「犬は吠えるが〜」

「Jolie」/Al Kooper from 「Naked songs」
「Please Don't Go」/Stevie Wonder from 「Fulfilingness, First Finale」
「Rollerskating jam named saturdays」/De La Soul from 「De La Soul is Dead」

オープニングの雰囲気が「Rollerskating〜」っぽい。サビが「Jolie」のイントロ。ラストのリフレインで「Please〜」を引用。

○「愛し愛されて生きるのさ」 from 「LIFE」(1994.08.31)

「銀河鉄道999」/ゴダイゴ 
「Barnoon Hill」/Pacific 

出だしが「銀河〜」のサビ、雰囲気が「Barnoon〜」。

○「ラブリー」 from 「LIFE」

「Clean up woman」/Betty Wright from 「?」(?)

バックトラックは同じだそうです。

○「ドアをノックするのは誰だ?」 from 「LIFE」

「I will find away」/Jackson5 from 「Maybe Tomorrow」

○「僕らが旅に出る理由」 from 「LIFE」

「You Can Call Me Al」/Paul Simon from 「Graceland」(1986)
「Late in the evening」/Paul Simon from 「Graceland」


○「おやすみなさい、仔猫ちゃん」 from 「LIFE」

「Smile Happy」/WAR from 「Colleccion Latina」
「Sunshower」/Dr.Buzzard's Original 'Savannah' Band from 「Free Soul Impressions(オムニバス)」

前半が「Smile〜」、後半が「Sunshower」。

○「強い気持ち 強い愛」 作曲:筒見京平

「Dreamin'」/Loletta Holloway from 「Loletta」
「Sexy」/MFSB from 「Universal Love」

○「戦場のボーイズ ライフ」 from single(1995.05.17)

「This is your life」/The Blow Monkeys from 「Choice」
「Come to million keynes」/The Style Council from 「Our favorite shop」
「Love is the message」/MFSB 

終わり方が「Come〜」っぽい。中盤のメロディが「This is your〜」に似てる。

○「さよならなんて云えないよ」 from single(1995.11.08)

「Black or White」/Michael Jackson from 「Dangerous」(1991)

イントロのリフ(参考:My Little Lover「Alice」)

○「痛快ウキウキ通り」 from 「?」(1995.12.20)

「Unhooked Generation」/Frenda Payne 

イントロが「Unhooked〜」のリフに似てる。

○「カローラIIにのって」 (1995.01.01)

「4つの種」/山内修一 

○「大人になれば」 from 「球体の奏でる音楽」(1996.10.16)

「北京ダック」/細野晴臣 from 「トロピカル ダンディー」

○「恋しくて」 from single「buddy」(1997.7)

「Manic Monday」/Bangles from 「Different Light」(1986)

○「ある光」 from single「buddy」

「Black or White」/Michael Jackson from 「Dangerous」
「Good As It Can Be」/Eric Kaz 


○「ダイスを転がせ」 from 「指さえも/ダイスを転がせ」

「Goodie Two Shoes」/Adam Ant from 「?」(1982)

0

2012/12/24 | 投稿者: pdo

『ドストエフスキー後期短編集』(福武文庫)に収録されているこの短編小説は、クリスマスについて書かれた中で最も美しく、最も好きなものの一つだ。わずか10ページに満たない短編だが、全宇宙を満たすほどの奇蹟が詰まっている。


0

2012/12/20 | 投稿者: pdo

北川景子は、実生活でもよく悪夢を見るらしい。

以下彼女の過去のブログより(長文注意)。



ここ一週間なかなか深い眠りにつく事ができずに、

奇妙な夢を見続けました。

毎日同じ夢。


夢の中の私は7歳で、いつもと変わらず弟の隣に寝ている。

部屋の中は真っ暗で、たぶんまだ夜は明けていない。

突然、大きな音と同時に目が覚める。

しばらくの間、何も聞こえず頭は混乱して一切の思考が停止する。


どれくらいの時間が経ったのだろう、

家族の名前を呼び続ける、父親のほとんど怒鳴り声に近い声が聞こえる。

暗闇に目が慣れてくる。

洋服箪笥が倒れないように必死に支える母の姿が見えてくる。

弟は?

どこにいるんだろう?

家具の下敷きになっている弟を見つける。

訳が分からないまま弟を引っ張りだす。

7歳の私は、とっさに『隕石が落ちたんだ』と理解する。


私はここにいるよ!


叫びたいのに声が思うように出てこない。


それから先は全員が無我夢中で家から脱出する。

玄関に向かう途中、

父が集めていた海外の綺麗な食器が全部割れているのを見た。

母が大事に育てていたポトスの植木鉢が割れているのを見た。

毎日きちんと整頓していた私の教科書が床に散らばっているのを見た。

弟の怯えている顔が見えた。

悲しくなった。


玄関から脱出して光が差し込んだところで夢は終わる。

目が覚めて私は

あぁ、また今日もこの夢を見た。

そう思う。

それから、自分が生きている事を確認する。


毎年決まって震災の時期が近づくとこの夢を見る。

夢の始まり方も終わり方も、細かいディティールも同じ。

もう今年もそんな時期なんだな、と私は思う。

生きていて良かった。


This past week I didn't get any good sleep at all,
I kept dreaming this weird dream.
Every day the same dream.

In the dream I'm seven years-old, sleeping next to my little brother as usual.
The room is pitch dark, the night probably hasn't ended yet.
Suddenly I wake up to a loud noise.
For a short while nothing can be heard, confusing me so much that I can't think.

I wonder how much time has passed,
I keep calling out the names of my family, until I hear my father's almost angry voice nearby.
My eyes are getting used to the darkness.
I see my Mom desperately holding up the wardrobe to keep it from falling.
My brother?
Where could he be?
I discover my brother pinned under the furniture.
Not knowing how that could have happened, I pull him out.
Seven year old me promptly decides, "A meteorite fell on us."

I'm over here!

I want to shout, but my voice fails me.

Next we all feverishly try to escape from the house.
On the way to the entry hall,
I saw that all of Dad's collection of beautiful foreign tableware had been smashed.
I saw that the pot with the pothos (Wikipedia, Wikipedia JP (picture)) plant that Mom troubled herself to cultivate had broken.
I saw that my textbooks that I neatly arrange every day lay scattered around the floor.
I saw my brother's scared face.
It made me sad.

My dream ends when we escape out of the entrance hall into the light.
I think,
"Aah, that dream again today too",
when I wake up.
Then I reassure myself that I'm still alive.

I dream that dream each time the anniversary of the quake approaches.
How the dream starts and how it ends is to the smallest detail the same.
"That time of the year again, eh?", I think to myself.
I'm glad to be alive.


長々と引用した理由は、これがおそらく彼女が7歳のときに体験したそのままの状況だと思うからだ。しかし、1週間毎日この同じ夢を見続けるというのは尋常ではない。よほどのトラウマである(当然と言えば当然だろう)。

ちなみに英文も北川景子が書いたもの。学生時代に英語をしっかり勉強したことがよく分かる。

しかし、彼女の見る悪夢はこれだけではない。



もう一つよく見る夢がある。

その夢もやっぱり寝ている所から始まる。

私はベッドに寝ている。


江古田のウィークリーマンションのワンルームに寝ている

上京したての私だ。

あぁこんな所に住んでいた時期もあったな、と

寝ているはずの現在の私が俯瞰で見ている。

突然ベッドが回転し始めて夢の中の私は目を覚ます。

ゆっくりとした回転は止まらず、ベッドの片側がどんどんと床に浸食され、

それに伴ってもう一方は天井に向かって上昇を始める。

ベッドが半転し、私は暗闇に吸い込まれる。

もう少しのところで手が届きそうだったのに

間に合わず私は枕と一緒に落ち続ける。

どこに落ちて行くんだろう。

見上げるとベッドはほぼ一回転し終わるところで

出口が閉ざされてしまう。

私は落ち続ける。

落ち続けながらもう向こうの世界には戻れないんだ、と

私は思う。


ずいぶん落ちきったところで地面らしき所に私は着地する。

不思議と痛くはない。

枕は途中でどこかにいってしまったようだ。

見渡すと螺旋階段が見つかる。

果てしなく上へと続く階段を上る決心をする。

とにかく駆け上がる。

かなりの距離を走ったと思うのに振り返ると上ったはずの階段が消えている。

先はずいぶんと長い。

そうか上ったら消えてしまうんだ、と理解する。

急がなくては。

全部が消えてしまう前に上りきらなくては。

階段との追いかけっこに体力の限界を感じる。

それでも私は走り続ける。

一筋の光が差し込み、出口らしきものが見えてくる。

そこで私の足が悲鳴をあげる。

階段に蹴躓く。

階段は消え続け、再び私は暗闇に吸い込まれる。


ここで夢は終わる。

目が覚めると決まって電気をつけて自分が暗闇に居ない事を確認する。

この夢を見た後はいつも体がだるい。

どうしてこんな夢を見るんだろう。

悪い夢を見るのは良い事が起こる前兆だと聞いた事があるけど

やっぱりいい気分はしないものです。

同じような夢をよくみる人がいたらいいな、と思って書きました。

暗闇に吸い込まれるのは言いようも無く不安だから

あんまり見たくない夢なのに

繰り返し見てしまう。

本気で夢心理学でも勉強しようかな、なんて思っています。笑




北川景子がその後、本気で夢心理学を勉強したのかどうかは不明だが、心理学的に興味深い夢であることは間違いなかろう。

上京したての頃の彼女がいかにいろんな深い不安を抱えていたかということが分かるような気がする。

これは約4年前の文章だが、今でもこんな夢を見るのだろうか。


結論:「悪夢ちゃん」の先生役は、やはり北川景子のハマリ役だと思う。

1




AutoPage最新お知らせ