2011/2/15 | 投稿者: pdo


園子温監督といえば『愛のむきだし』という傑作の次回作、周囲の評判も上々、ということで期待して見に行ったのだが、

正直、最後まで見るのが苦痛だった。

観客を選ぶ映画、ということなら、自分は確実に選ばれていないな。

(以下ネタバレあり)

『愛のむきだし』でも宗教性の象徴のように使われていたマリア像が今回も随所に出てきたが、村田の異常性との結びつきが結局よくわからない。今回は監督の宗教理解に薄っぺらさを感じた。

村田が死ぬ前に、父親からのDVを仄めかすようなうわごとを口にするが、それが村田の人物描写に深みをもたらすというより後味の悪さだけを残す演出だと感じた(それが狙いと言われればそれまでだが)。

村田の女の狂いっぷりにリアリティを感じない。いかにもつくりものの登場人物。

エログロの使い方があざと過ぎて露悪的。

俳優・女優の使い方は相変わらず上手い。それだけに、なぜだか役者陣が不憫に感じた。

でんでんは、村田のハマリっぷりが凄かっただけに、これから何を演じるのを見てもなんとなく背筋が薄ら寒くなるような気がする。

見た後でこんなに後悔した映画は『シャッター』以来です。
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2011/2/11 | 投稿者: pdo

3回目の出演となる今回は、わりと自分の歴史についてじっくり語っている。

同い年なこともあって、非常に共感するところが大きかった。
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2011/2/6 | 投稿者: pdo


鳥居版『江古田ちゃん』のドラマもだんだん見慣れてきた。

これまでそこはかとない違和感があったのは、「マサコ」のイメージを引きずっていたせいだと気付いた。

「堕天使みゆき」があれを演じていると考えれば、何の違和感もなく、「毒デンパ」の作者がやっていると思えば、すごく腑に落ちる。

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2011/2/5 | 投稿者: pdo

久しぶりに漫画を立て続けに読んだ。

どっちも本屋に平積みになっていたのを興味本位に拾っただけで、何の予備知識もなしに読んだ。

一読しての乱暴な感想。

『もやしもん』石川雅之 1巻〜9巻(講談社)

農大を舞台にした発酵うんちく漫画。

主人公の存在感がほとんどない代わりに、脇の美人キャラ達やボンクラ先輩キャラが魅力的。
がストーリー的にはちょっと破綻気味か。BL狙いみたいなあざとさもチラリ。

新ジャンルを開拓しようという意気込みが勝っているので、読める作品になっている。
が最近巻は作者の見解が前面に出すぎの感あり。ゴーマニズム宣言か「マカロニ2」の「不死なる天使を追え」か、みたいな。


『夜は千の眼を持つ』上野顕太郎(ビームコミックス)

けっこう絶賛の声が高いようで、期待して読んだが、正直読みづらかった。

作者の圧倒的な力量と努力は認めざるを得ないが、これがギャグの最高峰かと言われると・・・


両作品とも相変わらず辛口な評価になっちゃいましたが、こんな性格ですみません。

漫画というジャンルに詳しくないのでよくわかりませんが、どちらも作品としてはかなり高い水準には達していると思います。

つまんねえとは全く思わなかった、というだけでも個人的には高評価です。

オススメです。
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