2010/11/8 | 投稿者: pdo

このブログでも何度か話題にしている「東京ポッド許可局」の最新回が、彼らが当事者として「お笑い評論家・ラリー遠田による盗用事件」を暴露するという内容になっていて、早くもネット上で静かな騒動を巻き起こしている。

もう一方の当事者であるラリー遠田氏もツイッター上で真っ向から盗用を否認しており、目が離せない展開になってきた。

紛争の経緯を簡単に言うと、2年ほど前の「東京ポッド許可局」の中で、サンキュータツオ氏が語った「お笑いにおける手数論」を、ラリー遠田氏が「サイゾー」のコラムに、その具体的な数字まで含めてほぼそのまま、あたかも自説であるかのように書いたということが発端であるという。

「手数論」というのは、簡単に言うと、限られた時間内にどれだけ笑いを生み出すボケを繰り出せるかという観点から漫才(主にM−1出場者)を分析する「理論」のこと。

サンキュータツオ氏が独自の分析的手法で考案したこの「手数論」を、「おわライター」であるラリー氏が、出典を明記せずに自分のコラムの中で「盗用」した、というのがタツオ氏の言い分だ。

ちなみに、ラリー遠田氏が「手数論」について触れたくだりを下に引用しておく。


(引用開始)

 「手数重視」とは、要するに「ボケの数が多い漫才が有利」ということ。4分という短いネタ時間の中に笑いどころを極限まで多く詰め込む、というのは最近のM-1で勝ち抜くための基本戦略となりつつある。

 例えば、昨年の王者であるサンドウィッチマンが、漫才の冒頭で即座にネタに入っていたのも、余分な間を空けずにボケの数を増やすための工夫だったのである。

 そして今、「手数重視」の現代漫才の象徴とも言える存在が、今回のM-1で優勝候補の筆頭と言われたナイツである。ナイツが今年のM-1決勝の1本目で披露したネタでは、たった4分の間に33回ものボケが詰め込まれていた。ツッコミで笑いを取る箇所も含めると、実際の笑いどころはさらに多い。これは恐らく、4分の漫才に入りきるボケの回数のほぼ限界に近い数字だ。短い時間にボケをぎっしり詰めた密度の濃い漫才を披露してこそ、M-1で優勝を争えるようになるのである。

(引用終わり)

今手元に「東京ポッド許可局」の書籍が無いので、同書籍からの引用は後ほど。ただ、私が個人的に聞いた印象では、上記引用部分は「ポッド」で語られていた内容ほぼそのまんまである。

さて、問題はここからなのだが、これ以降の経緯については、興味のある方は実際に「ポッド」を聞いて判断していただきたいと思う。
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