2010/5/23 | 投稿者: pdo


※今回はネタバレなので未見の人はご注意を

前回、映画としては70点と書いたけれど、監督はまだ若いというので、今後の「のびしろ」があるという意味で受け取ってほしい。

着眼点とかストーリーの流れ、キャスティング、オフビートっぽいセリフのやり取りなど、全体的には好印象。途中何度も笑わされたし、泣かされた。

でも個人的に違和感を感じたのは主に2点。

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2010/5/21 | 投稿者: pdo

無理やり時間を作って観てきました。

映画としては、期待値を100とすると、正直70くらいかな。理由はそのうち詳しく書きます。

ただ圧倒的に言えるのは、

満島、カッコイイ。

ってこと。

自分が大の“ひかり贔屓”であるということを差し引いても、この映画は「満島ひかりのための映画」であることは間違いないし、彼女でなければ成立しえない作品。

相変わらず“むきだし系”の魅力が全編にわたって炸裂。ただし、今回は「ゆる〜く」という形容詞がつくけれど。

その佇まい、涙をこらえた顔、こらえきれず泣き出す顔、エレカシ宮本よろしく髪を振り乱して目ん玉ひんむいて演説する顔(その演説内容がまた薄くて笑えるんだが)、脱力しきったあきらめの表情、美しさ、死んだ目、クールさ、熱さ、みっともなさ、意外さ、すべてひっくるめて、かっこいい。

もちろん、単にルックス的な意味で言ってるんではない。どんな風にかっこいいのかは、映画を見ていただければおわかりだろう。

ただ映画としてイマイチだというのは、登場人物が彼女に「かっこいい」ってセリフで何回も言っちゃうところ。言わなくても分かるよ、十分、観客に伝わっているよ。

自虐的ユーモアを含めて“リアル”を演じ切る姿勢そのものがこれほどサマになっている女優を他に知らない。

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さらに面白いのは、分かりにくい言い方になってしまうが、「この映画の主人公の実存を満島ひかりの実存が喰ってしまっている」点。

「実存」てのは、言いかえれば、人間的深みとか人間としての面白さ、みたいなことです。

普通、映画の登場人物は、それを演じる役者自身よりも深い実存を備えているし、そういう風に演じるのだし、映画作品とはそういうもの。

しかし、このコミカルで愛すべき主人公、佐和子を演じている満島ひかりという女優は、明らかに佐和子よりもさらに面白くて興味深い人間なんだろうな、ということが映画を見ているだけで分かってしまうのだ。

ファンが見てそう思うのはまだしも、初見の人でもきっとそう思うと思う。

そこが彼女の、女優としてというよりは、表現者としての凄さだ。
むしろ女優としてはウィークポイントかもしれない。

極端で分かりやすい例をあげると、竹中直人なんかがそうだ。竹中直人の役が面白いのは、その役が面白いというよりは、竹中直人本人が面白いからだ。

満島ひかりは、だからたぶん、今後どんな映画に出ても面白いはずだ。もちろん竹中直人とは違った意味で。

彼女は、あんなに人造人間のようにクールで奇麗な容貌をしているのに、中身は怪獣だよ。いい意味で。アンファン・テリブル的な意味で。

ひたすら満島の話になってしまったが、映画そのものの感想については改めて。


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2010/5/10 | 投稿者: pdo

日比谷夜音でのスチャダラパー20周年記念ライブに、オザケンがゲストで登場して『ブギーバック』を演ったらしい。

前日に日比谷公園に行ったばかりだった。何たるニアミス。外からでも歓声だけでも聞きたかったもんだ。

正直、オザケンの今の音楽にはあまり興味がない。復活ライブも、チケットは手に入ったけど、そんなに行きたいとは思わない。

かつての良き思い出の追体験というのは苦手だ。○○○復活ライブの類は、金の臭いばかりして近寄る気になれない。

僕に興味があるのは、オザケンの現在の心境だ。彼が今何に興味があるのかに興味がある。音楽に興味があるなら、それでいい。それをぜひ作品化してほしい。それを聴きたいと思う。
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