2009/7/31 | 投稿者: pdo

この横顔美しすぎ。
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このところ鳥居ちゃんについて目配りがきかなくなっていて,久々にファンサイト等を覗いたら,新しい動きがあったようなので,思うところを少し。

まず,8月6日に鳥居みゆき初の短編小説集夜にはずっと深い夜をが幻冬舎から出版されるというニュース。

これは,待ちに待ったというべきでしょう。

「毒デンパ」や読売の連載などで,その文才の一端は既に明らかになっているものの,いよいよ本格的な文筆業デビューということで,期待は大きい。一行一行舐めるようにして読んでやろう,と思う。

次に,ヤフー動画との統合に伴って,GyaOジョッキーが、2009年8月28日(金)をもって生放送を終了することが決まった。

したがって,生放送の「社交辞令でハイタッチ」は8月をもって終了ということになる。

「ハイタッチ」はこれまでの鳥居みゆきを語る上で欠かせない番組であって,地上波への進出が増える一方で,「ハイタッチ」でカルト芸人としてのバランスを取っていた面もあったと思う。

しかし,正直,最近はマンネリ感が否めず,僕自身フォローする気がなくなってきていた(7月放送分はいまだに見ていない)。

鳥居みゆき自身にとっても,もはや「ハイタッチ」という場は不可欠なものではなくなってきているような気がする。この番組の最大の特徴といえる生放送のハプニング性を抜いたら,ますますその存在意義は薄い。

だから,これを機に,「ハイタッチ」から卒業というのも,個人的にはありだと思う。

彼女は,当然ながら,お茶の間でゴールデンタイムに万人受けするコントを生産していくタイプの芸人ではないし,その世界観はコントやお笑いの枠にすら収まりきらないものを持っている。

トータルな表現者としての鳥居みゆきは,さらに色んな分野で魅力を発揮していくに違いない。

再び鳥居みゆきから目が離せなくなりそうだ。

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2009/7/27 | 投稿者: pdo


1991年の作品。この頃には,マイケルには音楽シーンの牽引車としての役割は期待されていなかった。

当時,このアルバム評に「前半は体調の悪いプリンスで,後半は一人ウィーアーザワールド」という酷いレビューがあったのを覚えている。そのときは,あながち間違いでもないな,と思った記憶があるのだが,今から考えればまったく不当な評価である。

名曲がたくさん詰まっている。特に『gone too soon』が素晴らしすぎる。


Gone Too Soon

Like A Comet
Blazing 'Cross The Evening Sky
Gone Too Soon

Like A Rainbow
Fading In The Twinkling Of An Eye
Gone Too Soon

Shiny And Sparkly
And Splendidly Bright
Here One Day
Gone One Night

Like The Loss Of Sunlight
On A Cloudy Afternoon
Gone Too Soon

Like A Castle
Built Upon A Sandy Beach
Gone Too Soon

Like A Perfect Flower
That Is Just Beyond Your Reach
Gone Too Soon

Born To Amuse, To Inspire, To Delight
Here One Day
Gone One Night

Like A Sunset
Dying With The Rising Of The Moon
Gone Too Soon

Gone Too Soon


宵の空に輝く彗星のように
きみはあまりにも早く逝ってしまった

瞬きする間に消え去ってしまう虹のように
きみはあまりにも早く逝ってしまった

輝き,煌めき,
壮麗なほど明るく
一日ここにいたかと思えば
一夜のうちに消えてしまった

曇りの午後に太陽の光が失われるように
きみはあまりにも早く逝ってしまった

砂の浜辺につくったお城のように
きみはあまりにも早く逝ってしまった

もう少しで手の届きそうだった完璧な花のように
きみはあまりにも早くいなくなってしまった

ひとびとを楽しませ,インスピレーションを与え,喜びを与えるために生まれ,
今日はここにいたかと思えば
一夜のうちにいなくなってしまった

月が上ると消滅してしまう夕陽のように
きみはあまりにも早く逝ってしまった

あまりに早すぎたよ・・・


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2009/7/25 | 投稿者: pdo

『スリラー』がバカ売れしてから,新作『BAD』が出るまで,マイケルへの世界の期待度の高さは尋常なものではなかった。

一体どんなすごいものが出てくるのか,『BAD』の完成を固唾を飲んで見守っていた。

今から考えれば,音楽シーン全体を牽引していくような音楽的クオリティを当時のマイケルに求めるのは間違っていたし,80年代後半において,その役割は『パープル・レイン』で大ブレイクしたプリンスが担うことになるのだが,とにかくマイケルの新作に誰もがマジックを期待したのはやむを得ないだろう。

そして,マイケル自身,渾身の力を振り絞って,その期待に応えようとした。

その結果が,『BAD』である。

当時の最先端であるヒップホップを意識したと思しきタイトル・チューンは,マイケルなりに当時の音楽シーンを分析し,全力を尽くしたことがよく分かる曲に仕上がっている。だが,残念ながら,何かがズレているという感も否めなかった。

たとえてみれば,未来派を志向する余り滲み出てしまうレトロ感のようなもの。

これとは対照的に,時代にジャストフィットしたのが,マイケルの妹ジャネット・ジャクソンの『コントロール』以降の,ジャム&ルイスと組んだ一連のファンク・アルバムだった。ジャネットの作品は疑いなく当時の音楽シーンの最高峰に位置するものだった。

『BAD』収録のその他の楽曲も,「すごい」とは思わせるのだが,「スリラー」とは違い,いつも傍に置いておきたい愛聴盤となるのを拒むかのようなオーラをなぜか放っていた。

やはり特筆すべきはSFで,『BAD』の気合い入りまくりのダンスもさることながら,『ザウェイユーメイクミーフィール』でのマイケルの魅力的な佇まいは輝きを放っていたし,『スムーズ・クリミナル』のクオリティの高さはとんでもなかった。100年後にも見る価値があるビデオだろう。

結果的に,マイケルは『BAD』をもってポップ界のカリスマとしての頂点に立ち,以降は凋落の一途をたどることになる。

つづく
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2009/7/21 | 投稿者: pdo

1枚がベスト盤,もう1枚がオリジナルアルバムという形で発売された2枚組『ヒストリー』は,今から考えると,過小評価されている作品だという気がする。

ジャネットとの共作『スクリーム』に始まる2枚目は,マイケルの個人的な怒りを叩きつけるような内容の曲が多く,純粋なオリジナルとして発売するとアーティスト・イメージにダメージが大きいという配慮が働いたのだろう。

当時のアルバム・レビューは「被害妄想の塊で聞くに堪えない」といった論調が大勢を占め,今発売中のニューズウィーク追悼号にすら,そんな記事が掲載されている。

しかし93年の幼児虐待疑惑の際に彼が捜査当局から受けた滅茶苦茶な仕打ち並びにマスコミの怒涛のバッシングを公正な観点から眺めれば,マイケルの怒りは人間としてきわめて真っ当なものというほかない。

音楽的には,必ずしも時流に乗ったビートではなかったかもしれないが,独特の「マイケル・グルーヴ」とでも呼ぶべきものが至る所に暴発している。もちろんメロウなこの世離れしたバラードも健在で,『ユーアーノットアローン(君は独りぢゃない)』は,90年代で最高のヒーリング楽曲ではないだろうか。

『2BAD』は,いまいち腰が座っていなかった『BAD』での自分に喝を入れるかのような畳み掛けるマイケルファンク。「ゴースト」の中での,この曲のダンスは,まさにすさまじいとしか言いようがない。

結論。『ヒストリー』ディスク2は,あらゆる面において,強烈なマイケルというものが堪能できる傑作だ。
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2009/7/20 | 投稿者: pdo

ユーチューブに出回っているマイケル関連の動画の中で,ソニーの盛田会長が倒れたとき,マイケルが病床の会長に送ったヒーリング・テープが公開されている映像があった。

その中でマイケルがやっているのは,典型的な催眠治療のパターンで,マイケルが用いていた

Every day in every way I'm getting better and better.

というのは学術的にも有名なスクリプトである。

マイケルが自己催眠に精通していて,自分自身のパフォーマンス向上やメンタルケアのために用いていたかもしれないことがうかがえる,個人的には興味深い逸話だった。


盛田夫人によるこのエッセイにもこのことについて綴られている。
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