2008/4/10 | 投稿者: pdo

日本を代表するサブカル雑誌(?)「クイック・ジャパン」に鳥居みゆき登場。

わずか3ページのインタビューだが、なかなか密な内容。

一番注目すべき発言というか、思わず膝を打ったのは、

「言語野を刺激するネタを作りたいんです」

という言葉だ。

そうそう。鳥居みゆきのネタは奇を衒っているように見えて、実は古典落語にも通じるオーソドックスな言葉遊びが主体になっている。伝統的な構成要素を即興的に自在な組み合わせでアレンジする方法論はまさにフリージャズを連想させる。

だから鳥居みゆきのトークやネタに付き合ったあとは、脳が活性化するような気がする。そこが視聴者の脳をひたすら委縮させる下卑た「お笑い」と一線を画している。

これは嘘かほんとかわからないが、鳥居は、響きを大切にするために、ネタをワープロで作り、そのあと手書きしているという。「打つ笑いは字面の笑い、書く笑いは語感の笑い」なんだそうだ。

正直、毎日テレビで消費されていく鳥居みゆきはあまり見たくもない。

今のテレビは、さんまや石橋や松本やその矮小版タレントたちが幅を利かせる、淀みきった腐敗した世界だ。そんなところに鳥居みゆきの居場所はなくていいい。にしおかすみこやエドはるみのようなポジションに安住する鳥居なんて、金のためにセックスピストルズを再結成するジョン・ライドンよりも醜い。

もっともっと長くて本格的なネタを考えて、練り込んだ妄想芝居をライブやDVDで披露するのを見たい。

本人も、TVはライブへの呼び込みのための活動と割り切って、そのうち地下に潜ることを企んでいるようだ。

鳥居の芸人としての本音を引き出したのはさすがQJ、と言っておこう。

そのうちもっと本格的に特集してほしい。そのためにも、もっと多くのネタを作って!

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