2008/1/13 | 投稿者: pdo

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ここ数日で鳥居みゆきに完全に魂を持って行かれたので、カテゴリに追加しました。

この、シド・バレットのような才能はどこまで開花するのだろう。それとも今がピークなんだろうか。彼女は間違いなく10年に1人の天才だ。

GYAOで放送中のフリートークは本当に笑いの神が降臨している。それだけでなく、美の神も降臨しているようだ。

以下は、数年前の雑誌のインタビュー記事から。真実かどうかはわからないが、日頃の彼女の発言とも一致している。

父親の故郷秋田県で生まれ、埼玉県行田市で育つ。両親はファッション関係の仕事。
友達もいなくて、いじめられっ子だった小学校5年生の時、特殊学級に入れられる。そのクラスでもしゃべってくれる人がおらず、一人でぶつぶつ言って、官能小説を書いていた。

中学2年のとき、コンビニの裏でぼんやりしていたら、浪人生に声をかけられ、そのまま初体験。それ以来、男を恋愛対象として見ることができず、少なくとも22歳まで彼氏はおらず、初恋もなかった。

高校在学中に、簿記、工業簿記、珠算の資格を取る。福祉関係の仕事に進もうかと思ったが、昭和ノイル・コイルに感銘を受け、お笑いの道に進もうと決める。書きためていたノートの発表の場を求めて、1年間劇団に通う。

精神安定剤セパゾンをはじめ4種類の薬を常用し、心の静寂を保っている。
「対人恐怖症、アンテナ過敏症。人の目が気になって、被害妄想になるんです」

お笑いデビュー後も、ストレスからリストカットを繰り返す日々もあった。

「笑ってなんだよって悩むんです。人間が嫌いなのに人間を笑わすって、いいのかよ。媚びうってるのかって」

「声出して笑う笑って好きじゃないんです。そこで笑ってくれなくていい。」

「無になりたい。魂と鳥居みゆきが一致してない感じなんですよ。富士の樹海、ちょっといってみたい気もするんですよ」


こういう壮絶な話を聞いても、なお彼女の芸には爆笑せずにはおれない。間断なく発せられる捻りの効いたギャグやナンセンスな駄洒落、自虐や嘲笑を織り交ぜた暴走トークには、レッドゾーンを軽々と振り切る痛快さがある。

しかし同時に、本当に笑っていいのだろうかという背徳感のようなものも時折感じさせる。こんな感覚を与えてくれる人には初めて遭遇した。

中島みゆきの深夜ラジオと絶好調時の松本人志の不条理コントを同時に視聴しているような感覚だ。しかもとびきりの美女ときている。

ジョン・ランドーというアメリカのロック評論家は、ある若いミュージシャンのライブを目撃したあと、「僕はロックンロールの未来を見た。その名前はブルース・スプリングスティーンという」という有名なコラムを書いたが、同様の言葉を鳥居みゆきに捧げたいと思う。

Help me I think I'm fallin'...

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