常識外の一手

2016/12/28 | 投稿者: pdo



ほんとは能年ちゃんをずっと追いかけていたいのだけど、これについては書かないわけにいかない。

「不正の証拠なし」 日本将棋連盟、会長ら8人の減給処分発表

将棋の三浦弘行九段は、ソフトの不正使用の証拠はないとの検証結果を受け、会見し、「元の状態に戻してほしい」と訴えた。

三浦弘行九段は「2カ月半以上、将棋の勉強どころではなかったので、一刻も早く勉強して、結果が残せるように頑張りたい」と話した。

三浦九段は、疑惑の発端となった「30分間にわたり、席を離れた」事実がないと、調査でわかったことについて、「驚いた。それなら疑惑自体がないのではないか」と述べた。

年内いっぱいの出場停止処分を受けている三浦九段は、タイトル戦の1つ、竜王戦に出場できなかったことについて、「無理だろうが、元の状態に戻してほしい」と胸の内を語った。

一方、日本将棋連盟は、「将棋ファン、三浦九段とその家族、関係者にご迷惑をおかけし、深くおわびする」と謝罪し、会長ら8人の減給処分を発表した。

また、竜王戦のやり直しの予定はないとしたうえで、三浦九段には次の順位戦で特別措置をとるなど、「名誉回復に全力で努めていく」とした。(フジテレビ系(FNN) 12/28(水) 4:44配信)

処分の当初から、確たる証拠がないのでは、とは言われていたが、実際に不正の証拠はなかったことが第三者委員会の調査により明らかになった。

「それでもやっぱり怪しい」と思う人もいるかもしれないので念のために付け加えると、第三者委員会は、対局中の離席、指し手とソフトの一致率、三浦とその家族が所有するすべてのスマホとパソコンの解析など、あらゆる「クロ」の根拠を調べたうえでの結論であり、三浦の弁護士によれば、「クロの心証を持って徹底的に調査されたため、2カ月間はその対応に全力を尽くさなければならなかった」ということだ。第三者委員会のメンバーは、元検事総長、元裁判官、元弁護士会会長だ。

要するに、三浦九段の「カンニング疑惑」は完全にでっち上げであることが立証されたといえる。

今週の週刊文春には、「第三者委員会は将棋については素人。プロ棋士なら感覚で分かる」という将棋担当記者の発言を載せていたり、渡辺竜王の「告発は後悔していない」とのコメントを紹介しているが、往生際が悪すぎる。

驚いたのは、この記事により、渡辺竜王が、三浦の疑惑を告発する以前に、週刊文春の記者に「これから理事に内部告発する」というメールを送っていたことが判明したことだ。

当初の渡辺竜王及び将棋連盟理事の説明では、竜王戦の最中に週刊誌にスキャンダル記事が出る恐れがあったため、やむを得ず取った措置であるということだった。第三者委員会も同様の理由から、「やむを得ない処分であった」と結論付けている。

しかし、渡辺竜王が事前に週刊文春の記者と通じ合っていたのだとしたら、話はぜんぜん違ってくる。

つまり、週刊文春の記者と渡辺竜王が共謀して、無実の三浦九段を陥れたと解釈できるのである。

さらに三浦によれば、三浦がカンニング疑惑について数時間に及ぶ詰問を受けた常務会に呼び出された際に、某理事が「今期の竜王戦は中止になった」と虚偽の事実を三浦と渡辺に告げ、休場届の提出を誘導したとされる。

三浦は、竜王戦が中止になったものと思って仕方なく休場届の提出に同意したものの、提出すれば不正を認めたことになってしまうと思い直し、提出を拒むと、それを理由に挑戦権を剥奪され、気が付くと挑戦者が交代され竜王戦が実施されていた。

第三者委員会はこの点については三浦の言い分を一切考慮していない。

いずれにしても、今回の事件で「不正」を行っていたのは三浦ではなく告発者と連盟なのではないか、との疑いが拭えない。

今回連盟が発表した三浦の救済措置と連盟理事の減給処分などは、明らかに不十分である。

現理事がこのまま残留する限り、将棋界の威信は地に堕ち続けるだろうし、まともな将棋ファンは決して納得しないだろう。

三浦九段がこの2か月以上の間に味わった地獄のような苦しみを贖う処分及び名誉回復措置とは何なのか、少しマジメに考えてもらいたい。





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