2019年10月9日(水)の4
7:08 小西薬局(写真1)
前回も、10年前も写真に撮りました。
今回、小西薬局について調べてみました。
「小西薬局」
小田原市教育研究所HPより
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
小西薬局は、創業1633年歴史ある薬局です。江戸時代からの長い歴史があり、今でも創建当時の看板があります。他にも昔の製薬会社の看板(むかしは、文字は左から読むのではなく、みぎから読むので文字が逆の看板です)、薬を作る昔の道具までもあります。もちろん、今の薬もありますが、昔の薬も今もあり、とても歴史を感じられる楽しい場所です。
小西薬局は創業を開始して今は十五代目の方が営んでおります。建物は登録有形文化財に登録されており、登録証もあります。これは、文化省から認められている昔の建造物です。 建物は、関東大しん災でくずれてしまいました。しかし、燃えはしなかったため、がれきでまたつくりなおしたそうです。
今は、工場などで作られている薬が主に売られていますが、昔はいろんな道具を使って薬を作っいたのでその道具が、小西薬局には残っています。その中でもひときわ目立つのは百味箪笥(ひゃくみだんす)です。イメージとしては映画「千と千尋の神かくし」出てくるかまじいが使っていたような箪笥です。引き出しが百種類以上あり、いまだ江戸時代の薬があります。箪笥の中には1000〜1200種類の膨大な量の薬が入っています。お店が長い歴史があるので、箪笥に多くのサインがみつかりました。 他にも下記の道具がありました。
「乳鉢」(にゅうばち)これは、生薬粉末を混ぜ合わせる道具です。 「薬研」(やげん)これは、刻んだ生薬を粉末にする道具です。 「膏薬練板」(こうやくれんばん)これは、軟膏を混ぜ合わせて、練るときに使う道具です。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
私の祖父と父が医者だったので、乳鉢は普通に我が家にありました。
薬研は家にはなかったですね。テレビドラマの「赤髭診療譚」で見ました。
膏薬錬板はわからないなあ。膏薬を塗る、バターナイフの親分みたいのはありましたか。「ものたろう」を見たら、錬板というものは売っていますが、膏薬用ではなく、今風のものでした。
7:09 ういろう本店(写真2)
お馴染みの、小田原城型の建物。
そして、ういろう本店の道の反対側、つまり、私が歩いている、国道1号線の左側に、清水彦十郎本陣跡(写真3)がありました。
説明板
「清水彦十郎本陣跡
小田原宿には4軒の本陣があり、清水彦十郎本陣もその一つです。出雲(島根県)松江の松平家や美濃(岐阜県)大垣の戸田家などの大名家が定宿としていました。
平成29年3月 小田原市教育委員会 」
前回(3/24)に見た、清水金左衛門(金左ヱ門)本陣跡と合わせて、小田原宿の4つの本陣跡、すべて見ることが出来ました。
本日の5に続く


0