今日は、朝から晴れ間も覗き、まずまずの天気ですね。
ただ、朝晩と昼間の気温の差が大きいですね、風邪など体調管理には注意しましょう!
さて、冒頭の数字「年間100万台」って何の数字か分かりますか?
実は、この数字は一年間で「廃棄される」放置自転車の数字です(驚き!)
全国648市区町村で約265万台が撤去され、そのうち持ち主に引き取られずに廃棄になった台数です。一部は整備をして再利用されますが、大半は鉄くずやゴミにされています(残念)
本市でも放置自転車が増加しています!駅近くの保管場所はほぼ満車?状態。
撤去・保管・処分にも市の大切な税金が使われています
。(平成18年度決算では駅周辺放置自転車撤去・保管事業費として約1500万円!)正しく「もったいない!」ですね。
昔、親に何度もねだり買ってもらった「自転車」ですが、現在はホームセンターの目玉商品として7000円前後で販売されることも…「使い捨て感覚」になってしまった自転車。何か再利用、良い方法は?ないかな〜と思っていたら、新聞で「放置自転車アジア・アフリカで活躍」との記事が目に留まりました。
自治体とNPOが共同で、90カ国に54000台を送っているそうです。
支援をしている「家族計画国際協力財団・ジョイセフ」によると医療施設や交通手段の乏しい地域に保健師や助産婦さんの移動手段として、また患者が遠くの医者に通う手段として活躍しているとの事です。
素晴らしい取組みだな!と感じました。
もちろん放置自転車を整備、輸送する費用は掛かります(自治体の負担も)でも、何でも使い捨ての時代になりつつある現在、限られた資源の有効活用の観点からも自治体が積極的に取り組む時代ではないでしょうか?
今後、担当課に「提案」したいと思います(^^)
余談ですが、受け入れ先で人気車は「ママチャリ」だそうです。
理由は乗り易く、前かごは道具を、後ろの荷台は「病人」を乗せる場所(笑)として利用されています。

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