昨日、八潮市市民政策提言会議を傍聴しました。
会議の内容は、市民や有識者から、今後の政策についてアドバイスや助言をいただき、参考にするという会議です。
今回は「補助金のあり方」についての内容だったので、事前に担当課へ傍聴の申し込みをしました。ちなみに傍聴者は私一人でした。
現在、市内の団体や町会・自治会等に市から補助金が渡されています。
以前、私も議会の質問で、財政難と団体の自立を促すことを目的として、補助金のあり方について質問をしました。すべての団体ではありませんが、一部には補助金を交付されなくても充分に活動が出来る団体もあると感じます。一方では、新しく出来た団体等は、活動費等が不足をして充分な活動が出来ない事例もあります。
我孫子市では、各種補助金を(提案型公募制)となっており、交付を要望する団体は、「どんな事業に必要なのか」補助金の使い道を明確化しています。
結果、補助金を不明瞭に使用した場合、次年度の補助金は廃止という場合もあると聞いています。
本市の現状は、「チェック機能」は充分ではなく、課題が多く残っている状態で、会議の中でも、様々な議論がありました。
以前、私が質問したら後日、ある市民から「苦情」がありました。
きっと自分の団体の補助金がカットされては困ると思ったからでしょう。
その後、気になってその団体の決算や会員の方からを総括すると、毎年、予算が消化出来ずに、余ってしまい、「じゃパソコンを買いましょう」「デジカメを買いましょう」
予算を使い切れないと、「補助金カット」されてしまうから、と話していたそうです。
人間ですから、「貰えるものは貰わないと損だ」という気持ちはわかりますが、その補助金の元手は「市民の税金」という事を忘れてはいけないと思います。
議員の政務調査費も同様です(^^)
今後、また会議で「補助金のあり方」を議論する予定と聞いています。
7月の月初めの予定との事です。皆さんも時間を作って傍聴しましょう!

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