2020/4/6  10:28 | 投稿者: 江夏亜希子

前回、この記事を投稿したのが3月31日(火)

その後、1週間も経っていませんが、新型コロナウイルスは猛威を振るい、
刻一刻と状況が変化(悪化)しています。

東京都内での感染者数の再診動向は、こちらで確認できますが、
4月4日(土)にいよいよ1日当たり100名を超え、
昨日、4月5日(日)には143人。
今日は何人と発表されるのでしょうか・・・?

「不要不急の用事以外は家にいよう」
「STAY HOME」
と大々的に言われるようになり、
在宅勤務(テレワーク)の方もかなり増えているようです。

政府が今日にも緊急事態宣言を出す準備をしていることも、
夜中にニュース速報で流れました。

後になってみると、3月末の3連休辺りから
このような対策を取るべきだったのだろうと思いますが・・・
それは今から言っても仕方のないことですね。

そういうわけで、
当院でも、当面は「不要不急の来院」をできるだけ避けていただきたいと考えています。

お薬が足りなくなりそうな方には、前回のブログにお書きしたように
電話診察、処方箋発行等で対応いたします。
まずは以前からお伝えしているアドレスまで、メールでお知らせください。
折り返し対応させていただきます。

※電話対応がいつも以上に混みあっております。
 まずはメールでお知らせください。

また、私はクリニックの代表として、
当院のスタッフの安全も守らなければなりません。

出勤するスタッフの人数を絞り、
いつも以上に少ない人数での対応になるかもしれません。
また、ご予約の入っていない時間帯があれば、診療時間を短縮する
なども検討してまいります。

幸い、私はクリニックに歩いて通える距離に住んでおりますので、
私自身が感染しない限り、できる限り診療を続けてまいりたいと考えています。
もしかしたら一人で診療を行う事態もあるかもしれません。
※基本的に女性スタッフのみで診療を行っておりますが、
 私一人で診療をせざるを得ない場合、防犯のため男性事務長が
 院内にいるかもしれません)

これらの対応について、どうぞご理解いただけますよう、お願い申し上げます。



全世界的な、まさに未曽有の出来事です。

みんなで協力して、この嵐を乗り切っていきましょう!

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2020/3/31  10:25 | 投稿者: 江夏亜希子

随分とブログを放置しておりました。
今年初めてのブログの更新がこんな形になってしまいました😢💦

年末に膝の手術を受け、長い冬休みをいただき、
1月14日から診療を再開。
1〜2月に受診された方は松葉杖&装具でがっちり膝固定の状態での診療でびっくりさせてしまいスミマセン。
先日術後3か月が過ぎ、おかげさまでリハビリも順調に進み、もう見た目普通に歩いております。
膝のリハビリや検査、受診のために昼休みを長くいただく日がありますが、それ以外は普通に診療を行っております。

さて。そんな感じで私自身がバタバタしている間に、
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中で猛威を振るうようになってしまいました。

ここ人形町からほど近い病院でも院内感染が発生するなど、
東京も都市封鎖(いわゆる「ロックダウン」)やむを得ないという状況が
刻々と近づいているように思われます。

ただし、「ロックダウン」が施行されても、
一般的には医療機関や生活必需品を扱うお店までが閉まることはないとされています。

一般医療機関の診療中止・閉鎖の指示がない限り、通常通りの診療を継続してまいります。

新型コロナウイルスに限らず、感染予防に大切なのは
「三つの密;密閉空間・密集場所・密接場面」の重なりを避けること
とされています。

当院の診療方針をご存知の方はご承知の通り、
完全予約制で、かなり厳密に時間予約をお取りしている
+お一人お一人にゆっくり時間を確保しているので、
当院の待合室が「密集場所」になることは、幸いなさそうです。

よって、当院でもこれまで通り
・アルコール消毒と手洗い
・マスク着用
・院内の換気
・体調不良のスタッフの出勤停止
を徹底してまいります。

※万が一、私に風邪症状が出たときには休診にせざるを得ませんので、
 その際はご予約いただいている患者さんに直接メールで連絡差し上げます。

そして、患者さんにも
・周囲(家庭や職場等)にCOVID-19と診断された方さんがいらっしゃる方
 (いわゆる「濃厚接触者」とされている方)
・婦人科系と関係ない、風邪様(咳や発熱など)の症状がある方
には受診をお控えいただくようお願い申し上げます。

当院通院中の患者さんは、
近隣にお住まい、お勤めの方が多いので、
通院自体には困難のない方が多いのですが、
ご自宅等が遠方で、
「電車に乗って来院しなければならないけど、現状では避けたい、でも薬がなくなりそう」
・・・という方もいらっしゃるかと思います。

その場合、厚生労働省からこのような通達が出ています。
新型コロナウイルス感染症患者の増加に際しての電話や情報通信機器を用いた診療や
処方箋の取扱いについて


中にはこう書いてあります
「慢性疾患等を有する定期受診患者等について、当該患者が複数回以上受診しているかかりつけ医等が、その利便性や有効性が危険性等を上回ると判断した場合において、これまでも当該患者に対して処方されていた慢性疾患治療薬を電話や情報通信機器を用いた診療で処方することは、事前に診療計画が作成されていない場合であっても差し支えない」

当院に複数回通院し、そのお薬を使って問題なく経過している患者さんの場合、
電話等にて状態が安定していることが確認できれば、
処方箋を近隣の薬局等にお送りするなどの方法でお薬の処方が可能です。

該当する患者さんは、まずは当院までご連絡をお願いします。


少しでも早くこの事態が収束しますように!!

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2019/11/28  10:25 | 投稿者: 江夏亜希子

久しぶりのブログ更新だというのに、こんな内容ですみません。

昨日11月27日(水)から29日(金)、
そして年末年始は12月25日(水)から1月13日(月・祝)までと
長く休診をいただいています。
実は夏休みを長くいただいたのも同じ理由でした。

2年前、2017年夏にも入院・手術でたくさんご迷惑をおかけしたのですが、
その時、健康の大切さを痛感。
術前検査で乗った体重計の数字に愕然とし、15年ぶりに水泳を再開したのです。
体重も順調に減り、体調もよく、風邪一つ引かない健康的な生活をしていたのですが・・・
今度は膝を痛めまして😢。

昨年9月、プールで壁を蹴った瞬間に左膝に激痛!
膝に水が溜まり、パンパンに腫れあがってしまいました。
調べると、大腿骨内側の軟骨剥離。
しゃがむ、ひざまづくことはできなくなり、
日常生活でも階段昇降、椅子から立ったり座ったりに支障が出るようになりました。

幸い、加齢性の変形性膝関節症(関節軟骨が摩り減る)ではなく、剥離のみ。
でも、剥がれてしまった軟骨は再生されないんですってね。

夏休みを利用して、関節鏡で剥がれた軟骨を取り除いていただきつつ、
現状を評価してもらったところ、思ったより広い範囲で軟骨が剥がれていることが判明。

このままリハビリしながらだましだまし過ごすこともできなくはないのですが、
年齢が上がれば、変形性膝関節症に進行するのを待つのみ・・・

思い切って、自家軟骨再生移植手術を受けることにしました。
CMでもやってる、これです。

今回は、関節鏡で膝関節の組織を採取。
そこから4週間かけて培養シートを作り、
年末に移植手術を受けます。

先生の言葉をお借りすると、
「豆腐のように柔らかい培養シート」が
膝に生着するまでは体重をかけられないらしく、
術後はリハビリで退院までに時間がかかり、
(それでも無理言って入院短くさせてもらうのですが💦)、
退院後も数か月は松葉杖生活なるようで・・・
不安がないと言えば嘘になりますが、
治療方法があって、それを受けられるのはありがたいことと前向きに考えています。

痛めてみて痛感しますが、膝、大事!

平成元年に81歳で亡くなった祖母もとても元気な人でしたが、
膝が悪く、立ったり座ったりが辛そうでした。
そのせいで、外出先の足元マットに躓いて転び、
骨折、入院したりしたのを見ていました。
私が鳥取に進学したとき
「会いに行きたいけど、膝が痛くて無理だがよ」
って悲しそうに言っていたのが、忘れられません。

それより30歳も若い私の動作が祖母そっくりになっているのに愕然。
このままではいけない!!

主治医の先生の
「今、決断すれば、元気な50代を迎えられますよ」
という言葉にも背中を押していただきました。

そうなんです。来年夏には50歳を迎える私。
元気に迎えるために、ちょっとここで立ち止まってみたいと思っています。

休診が多く、また、おそらく術後は動きが鈍く、ご迷惑をおかけすると思います。

ご理解、ご協力いただけますと幸いです。

それでは、手術に行ってきま〜す!(入室予定30分前💦)



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2019/5/8  11:06 | 投稿者: 江夏亜希子

日本で緊急避妊薬「ノルレボ®」が使えるようになったのは、
2011年、もう8年も前だそうです。
その時、このブログにこんな記事を書いています。

避妊は緊急時に慌ててするものではありません!新しい緊急避妊法「ノルレボ」
※当時消費税率5%、ミレーナの保険適応もなかったので少し内容は異なりますのでご注意ください。

副作用の少ない(ほとんど無いといっても過言ではない)、いい薬なのですが、
とってもお値段が高いのが難点でした。

そんな中、今年3月、ようやくジェネリックである「レボノルゲストレル」が発売されました。
仕入れ値がノルレボの半額程度になり、
もちろん当院でもこちらを採用!

それとともに、自費診療・検診の料金の見直しを行い、
料金表を改訂しました。⇒ 四季レディースクリニック自費料金表(2019年4月改訂版)

例えば、当院にかかったことがない方の場合、
初診料 5000円 + 緊急避妊(レボノルゲストレル単独)5000円 +消費税 
(学生割引 3000円)

当院に受診されたことのある方の場合は
再診料 1000円 + 緊急避妊(レボノルゲストレル単独)5000円 +消費税
(学生割引 500円)

となります。

完全予約制の当院、昨年私が病気で入院したり、マンパワーも足りなかったりで、
なかなか当日に緊急避妊の患者さんを受け入れることが難しかったのですが、
看護師が昨年入職して頑張ってくれているため、
少しずつ患者さんの受け入れ可能な枠が広がってきました。

まずはお問合せいただけますと幸いです。

また、上記のブログに書いた通り、緊急避妊はあくまでも「緊急手段」。
婦人科は「何かあってから慌てて探して受診するところ」ではないと私は考えています。
困る前から「かかりつけ医」を!

それもあって、上記の料金設定(初診料が高め)になっています。
もしこれを読んで、「何かあったら行ってみよう」と思った方!
是非、何かある前に婦人科検診や避妊相談、
月経痛や過多月経、PMSなどの症状があればその相談(保険診療)を受けに、
是非、まずいらしてください!!

お待ちしています。
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2019/5/7  10:00 | 投稿者: 江夏亜希子

今年も中央区子宮がん検診が始まりました!
例年は5月1日スタートですが、今年は異例の10連休があったので、
本日、5月7日(火)から開始です。

4月末、区の説明会に出席してきました。
受診券は対象者(下記)に発送したとのこと、お手元に届いていますか?

受診券には期限が「平成31(令和元,2019)年12月28日(土)まで」と記載されていますが、
今年度も例年通り平成32(令和2,2020)年3月10日(火)まで受けられます。

対象者は(平成32(令和2,2020)年3月31日時点の年齢)
・20歳以上で偶数歳の女性区民
・21歳以上で前年度受診していない奇数歳の女性区民
※20歳以上78歳以下の偶数歳の対象者には、4月下旬に受診券が送付されています。


なお、受診券が届かなかった方でも、
以下の方は中央区(福祉保健部保健係)に直接問い合わせをして
受診券を取り寄せ
ていただくことができます。

・昨年受診できなかった奇数年齢の方
・80歳以上の方(受診券が届かない)
・年度途中で転入された方
・届いた受診券を紛失された方
※ご本人からのご依頼があれば当院からも手続きが可能ですので、
 ご遠慮なくお申し付けください。

料金は無料です。(子宮頸がん検診)
※頸がん検診受診者で、医師が必要と認めた方(不正出血などの症状がある場合)は、
 無料で子宮体がん検診も追加が可能です。

詳細は、中央区のHPでご確認ください。
※2019年5月7日現在、まだ新年度の情報に更新されていませんが・・・

当院でももちろんお受けいただけます。
当院は完全予約制で診療を行っており、
中央区子宮がん検診を当院でお受けいただく場合もご予約が必要です。

<当院に通院中の方>
インターネットの「再診予約」から、
「再診+内診あり」の枠でご希望の日時でご予約をお取りください。
※インターネット予約の案内を受けていない方は、
 診療時間内にお電話でご予約をお取りください。

<当院を受診されたことのない方、久しぶり(1年以上)の受診になる方>
まず、初診予約専用メールフォームをご利用いただき、
「婦人科検診希望(症状なし)」を選択、
要望欄に「中央区子宮がん検診希望」とご記載の上、ご送信ください。

※中央区子宮がん検診以外に、何かご相談されたい症状がある場合には、
 通常の「初診」として診察時間を確保いたしますので、
 必ず、相談内容を選択し、要望事項にご記載ください。
 まずは区の検診のみお受けいただき、
 2〜3週間後以降に改めて検診結果説明と同時に初診としてご来院いただくことも可能です。

【お願い】
1)土曜日は再診の方で大変混み合いますので、
 「当院に受診されたことのない方で中央区検診のみ」という方の事前予約はご遠慮いただいております。
 まずは上記メールフォームでお名前、連絡先等の情報と要望欄に受診希望日をお書きいただき、当日(土曜日)朝にお電話いたけますでしょうか。
 予約に空きがあれば、来院いただくお時間を調整させていただきます。
 (結構、お受けいただける日もあるんですよ!)

2)「中央区子宮がん検診のみ」でご予約いただいた場合、
  当日は検診以外のご相談には対応いたしかねますので、ご了承ください。
 (取り急ぎ検診のみ受け、改めて受診予約をお取りいただくことをお願いしています。)

【所要時間について】
「中央区子宮がん検診のみ」でご来院いただく場合も、
 受付からクリニックを出られるまで30分程度のお時間をいただきます。
<内訳>
 受付(問診票記載、カルテ作成)(5分程度)
 問診・検査内容(オプションでお勧めする検査も含む)の説明、確認など(10分程度)
  ※主に看護師が行います。
 内診室で医師による検査(5分程度)
 会計(オプションのある方)、検査結果受け取り方法の説明など(5分程度)

※オプション検査(自費)として、区の子宮がん検診と同時に
 経膣超音波検査、HPV検査(子宮頸がんの原因ウイルス)、
 性感染症検査(淋菌・クラミジア)をお受けいただけます。
※症状がある場合にはできるだけ保険診療で拝見しますので、必ずご予約の時点で症状をお知らせください。

ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。


それから・・・
こちらも中央区の助成で無料で受けられる風疹抗体検査やワクチンの接種はお済みですか?

せっかく医療機関を受診されるのですから、一緒にお受けになってはいかがでしょうか?

子宮がん検診の日に一緒に採血で風疹抗体検査を受け、
後日結果を聞きに来ていただき、必要ならワクチン接種をする、
というのがスムースな流れです。
(事前に保健所で受診票の発行を受けておいていただくと助かります)

詳細はこちらをご覧ください。
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2019/3/27  14:00 | 投稿者: 江夏亜希子

久しぶりのブログ更新で、突然のお願いになり恐縮です。

この度、東京大学大学院医学系研究科人類生態学教室 小西祥子准教授 の
「医療と妊娠出産に関する学際研究」に協力することになりました。

四季レディースクリニックでは、
思春期から老年期までの女性の「かかりつけ医」となるべく
2010年4月から診療を行って参りました。

ただし、「高度生殖医療」と「妊婦健診」、
そして手術が必要な状態が「守備範囲外」です。
必要に応じて、適切な医療機関へ紹介をさせていただいています。

さて、このうち、体外受精などの「高度生殖医療」を受けることができる医療機関は、
特に東京では多数あります。
しかし、「どの時点でそこに進むのか」で悩む方は多いと思います。

果たして、そこまで行く前に、「かかりつけ婦人科」でどこまでできるのか?
行かなくてもどの程度の方が妊娠できるのか?

データとして調べてみたいなぁ、と思っていたところ、
昨年6月の「性と健康を考える女性専門家の会」総会シンポジウムで小西先生と出会いました。

当院にかかられた患者さんでいわゆる「妊活」をされた方のデータを
個人情報を除いて利用させていただくことで、
一般不妊治療でどの程度妊娠が可能なのか、
どのような「介入」を行ったら妊娠できたのか、
「高度生殖医療」まで進むことを望んでいない人がどの程度いるのか、
など明らかにできたらなぁ、と思っています。

「自分のデータは利用してほしくない」
という方がいらっしゃれば、お申し出ください。

どうぞよろしくお願いします。

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2018/10/2  15:23 | 投稿者: 江夏亜希子

子宮頸がんの原因はHPV(ヒト・パピローマ・ウイルス)であることがわかり、
子宮頸がんは定期的な検診で早期発見できるばかりか、
HPVワクチンで「ある程度」予防できるようになってきました。

2013年4月にこのHPVワクチンが定期接種化され、
小学6年から高校1年生の女子に公費(自己負担0円)で接種できるようになり、
「さあ、これからの女性は子宮頸がんで命を失うリスクが下がるぞ!」
「子宮頸がん検診を受ける間隔も安心して広げることができるかも?」
と期待してきたことは、このブログにもこれまで書いてきました。

例)2013年5月22日のブログ 


ところが、定期接種されると同時期に、
HPVワクチン接種後に体調不良を起こした方のことがテレビ等で報道され、
「副反応ではないか」という懸念が持たれたことから、
たった2ヶ月後、2013年6月に厚生労働省から「積極的な接種勧奨を差し控える」という通知が出ました。

あれから、もう5年以上の年月が過ぎました。

この5年の間に、様々な検証がなされ、
「副反応」とされる様々な症状は、思春期女子に起こりやすい症状で、
ワクチン接種を受けていてもいなくても、
同程度に起こっているという研究成果が複数発表されています。

また、副反応に対する懸念のために「接種勧奨を差し控える」という対応を取っている国は日本のみ。

本当に異常な状態が続いています。

日本で使われているHPVワクチンは、
HPVのうち特にリスクの高い16,18型の感染を抑えるもので、
16,18型だけを予防する「サーバリックス」と、
16,18型に加え、尖圭コンジローマの原因になる6,11型も予防できる「ガーダシル」の
2種類のみ。

海外では既に「ガーダシル9」と言って、上記のガーダシルが予防する4種に加え、
31、33、45、52、58型の計9種を予防できるものも発売され、
主流になっているのですが、厚生労働省はそれさえも認可を見送っています。
(日本での認可申請は2015年7月に行われていますが、既に3年塩漬け)

また、HPVは子宮頸がんのみならず、肛門癌や中咽頭癌など
他部位のがんの原因にもなることから、男子にも公費で接種する国が増えてきています。

そんな中、いつ大手を振ってワクチン接種をお勧めするか、
国(厚生労働省)の動きをずっと見守ってきましたが、
なかなか再開される気配がないのが非常に残念です。

ただ、「積極的な勧奨はしない」とされていても、
「定期接種から外された」わけではなく、
ご本人と保護者でよく考えて、納得して打ってくださいね、というもので、
各自治体に申請すれば、今でも無料で接種を受けることができます。

当院の所在する東京都中央区のHPVワクチンについての案内HPをご覧ください。

【必要部分を抜粋】
対象者;区内在住の小学校6年生から高校1年生相当の年齢までの女性
    (高校1年生の年度末まで、6か月以内に3回接種してください。)
接種費用;無料
対象ワクチン;子宮頸がん予防ワクチン(国内承認ワクチンに限る)

現在、接種の積極的な勧奨を差し控えているため、予診票等の送付は行っておりません。
接種を希望される方は、中央区保健所・日本橋保健センター月島保健センターで予診票等を交付しますので、母子健康手帳をご持参のうえご来所ください。
(抜粋ここまで)

高校1年の年度末までに3回接種を完了、ということは、
1回目を10月中に打たなければ完了できません。



「どうしたらいいのか、専門家と相談して決めたい」

という中央区民の方がいらっしゃいましたら、
まずは上記の区の窓口で申請をお済ませのうえ、受診予約をお取りください。


接種すべきか、見送るか、ご自身で(親御さんも含めて)判断していただけるよう、
できるだけわかりやすく説明させていただきます。


2013年当時、小学6年、中学1年だった女子たちの中では、
「ある程度、見解がまとまって積極的な勧奨が再開されるのを待つ」
と決断した人も多かったのですが、
彼女たちももう高校2,3年になり、定期接種の対象年齢を外れてしまいました。

将来積極的な接種勧奨が再開されたときに、この方々にも公費で保証がされるかどうかは
今のところ不明確です。
また、その間に性交経験があれば、ワクチンの効果が薄れてしまいます。

このワクチンは、半年の間に3回の接種が標準とされ、
自費で接種すると、合計5万円くらいかかってしまうものです。

せっかくなので、公費負担の間に考えたい、という方。
是非、ご検討ください。

※東京都中央区以外にお住まいの方は、
 「〇〇市・町・区、子宮頸がんワクチン」
 で検索を書けると、各自治体のHPはヒットし、要項が載っていると思われます。
 そこに載っているワクチン実施医療機関に問い合わせされることをお勧めします。


【追記】
半年間に3回接種が必要、と書きましたが、
米国疾病予防管理センター(CDC)のガーダシル®9接種に関する現行の推奨は以下の通りです。
・11〜12歳の小児は、HPVワクチン接種を6〜12カ月間隔で、2回受けるべきです。
 (この2回接種の間隔が5カ月未満の場合、3回目の接種が必要)
・HPVワクチン接種に対する推奨事項については、将来変更される可能性があります。
・HPVワクチンは26歳までの女性と21歳までの男性に対して推奨されます。
・15歳以上で初回接種を受ける場合は、6カ月の間に3回接種を受ける必要があります。
・HPVワクチンの有効な一連の接種を終えた人は追加接種を受ける必要はありません。
※参考サイト https://www.cancerit.jp/38616.html
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