2021/6/14 13:39 | 投稿者: 江夏亜希子
先日、子宮腺筋症の持病がある方が、コロナのワクチン接種を受けた後に死亡、
というニュースが流れてきました。
このニュースをご覧になって、
当院でも子宮腺筋症と診断され治療や経過観察中の患者さんからの
お問い合わせが相次いでおり、
そのたびに、下記のようなメールを返信しております。
これから本格的にワクチン接種がすすみ、
接種の案内が届く方も増えてきて、不安に思う方も多いと思うので、
私の見解をブログでも書かせていただくことにしました。
上記、
「三重県の40代女性、子宮腺筋症の合併症がある方がワクチン接種数日後に
不正出血を起こした後に死亡」
という方については、調査中で、詳しいことはわかっていませんが、
ワクチンとの直接の因果関係はないのでは、と考えられています。
コロナワクチンの先行接種が既に終わっている医療関係者は、
ご承知のように、看護師をはじめ、20〜50代の女性が非常に多いものです。
その年齢の働く女性の中で、子宮内膜症や子宮腺筋症の有病率はかなり高いと考えますが、
そんな中で、このような報告があったのはこのお一人のみです。
もし、子宮腺筋症を持っている人がワクチンを打って重大な問題があるのであれば、
このような報告がもっと多く上がってくるのではないでしょうか。
ちなみに、私も子宮腺筋症を持っている一人です。
5月中に皆さんより早くワクチン2回接種を終えさせていただきました。
接種後数日の腕の痛みや当日の頭痛はあったものの、
それ以外の症状は何も起こっていません。
さて、インターネットが普及し、いろんな人のいろんな意見を目にすることができるようになり、情報の取捨選択が本当に難しい時代になりました。
コロナウイルスワクチンについて、私がお勧めするのは以下の二つのサイトです。
・「こびナビ」
特にQ&Aの部分
・長野県のHP「新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種について」
特にそこからダウンロードできるリーフレットがすごく簡潔でわかりやすいです。
どうぞご参考になさってください。
これらをお読みになり、
最終的に接種を受けるかどうかはご自身の判断ということになりますが、
ワクチン接種による副反応のリスクより、
感染する方がよほどリスクが高い、
そしてできるだけ感染者を少なくして収束させるためにはワクチンが重要、
というのが現時点での多くの専門家の認識です。
そして、「ワクチン接種を控えるべき合併症はほとんどない」とも言われています。
もちろん、中にはワクチンを接種したくても、受けられない人もいらっしゃいます。
ワクチン接種できる人ができるだけ多く接種を受け、
「集団免疫」を獲得することにより、
新型コロナウイルス感染症が一日も早く収束することを願っています。
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というニュースが流れてきました。
このニュースをご覧になって、
当院でも子宮腺筋症と診断され治療や経過観察中の患者さんからの
お問い合わせが相次いでおり、
そのたびに、下記のようなメールを返信しております。
これから本格的にワクチン接種がすすみ、
接種の案内が届く方も増えてきて、不安に思う方も多いと思うので、
私の見解をブログでも書かせていただくことにしました。
上記、
「三重県の40代女性、子宮腺筋症の合併症がある方がワクチン接種数日後に
不正出血を起こした後に死亡」
という方については、調査中で、詳しいことはわかっていませんが、
ワクチンとの直接の因果関係はないのでは、と考えられています。
コロナワクチンの先行接種が既に終わっている医療関係者は、
ご承知のように、看護師をはじめ、20〜50代の女性が非常に多いものです。
その年齢の働く女性の中で、子宮内膜症や子宮腺筋症の有病率はかなり高いと考えますが、
そんな中で、このような報告があったのはこのお一人のみです。
もし、子宮腺筋症を持っている人がワクチンを打って重大な問題があるのであれば、
このような報告がもっと多く上がってくるのではないでしょうか。
ちなみに、私も子宮腺筋症を持っている一人です。
5月中に皆さんより早くワクチン2回接種を終えさせていただきました。
接種後数日の腕の痛みや当日の頭痛はあったものの、
それ以外の症状は何も起こっていません。
さて、インターネットが普及し、いろんな人のいろんな意見を目にすることができるようになり、情報の取捨選択が本当に難しい時代になりました。
コロナウイルスワクチンについて、私がお勧めするのは以下の二つのサイトです。
・「こびナビ」
特にQ&Aの部分
・長野県のHP「新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種について」
特にそこからダウンロードできるリーフレットがすごく簡潔でわかりやすいです。
どうぞご参考になさってください。
これらをお読みになり、
最終的に接種を受けるかどうかはご自身の判断ということになりますが、
ワクチン接種による副反応のリスクより、
感染する方がよほどリスクが高い、
そしてできるだけ感染者を少なくして収束させるためにはワクチンが重要、
というのが現時点での多くの専門家の認識です。
そして、「ワクチン接種を控えるべき合併症はほとんどない」とも言われています。
もちろん、中にはワクチンを接種したくても、受けられない人もいらっしゃいます。
ワクチン接種できる人ができるだけ多く接種を受け、
「集団免疫」を獲得することにより、
新型コロナウイルス感染症が一日も早く収束することを願っています。
