ここ数日、東京電力に引っ越しの電話をしても、まったくつながらず、困っている、というお客様が何人もいらっしゃいます。
電気の利用停止や利用開始の連絡はインターネットから手続きができる、とはいえ、「お客様番号」が必須です。「お客様番号は検針票や払い込み用紙を見てください」とのことですが、そんなもの、引っ越し時に持っていない人がほとんどです。なんで電話すれば「利用者の住所と名義」だけで手続きできるのに、インターネットだと「必須」なんでしょうか。
電話しても通じないので、「耳の不自由な方」向けのFAXでやりとりしたら、なんとかできました。
また、2、3日前に自宅の今月の電気代の検針&請求書がいつまでたってもこないので、問い合わせたのですが、今月は「地震の影響で検針のできなかった世帯は前月と同じ料金を引き落とし、来月分で差額分を調整する」との回答でした。
その東電からのはがきがやっと昨日、到着したのですが、「来月分で差額を調整する」という記載がありません。それで、問い合わせが殺到して、電話が通じないんですね。
だいたい、どうして地震で検針ができないんでしょうか?
うち(鎌倉)の辺りは道路が陥没しているわけではないし、地震当日に停電になった以外は一切地震の被害はありません。
ヤマトさんだって、佐川さんだって、郵便局だって、遅れがちになったとはいえ、地震の直後だって、きてくれています。いつも歩いて検針している姿しかみてませんので車で動くためガソリンがない、という理由でもなさそうです。検針の日は電車も普通に動いていますし、検針の人が、原発や電線の修理に行くとも思えませんし。
それに金額がわからないなら、基本料金のみを今月は請求、とかならまだ納得するのですが、利用してるか分からない金額を先に払わされるというのは、納得がいきません。もし今月の電気料金を多く払うことになるのなら、1ヵ月分の利子をつけて来月返してくれるのでしょうか?
そして、その請求書の最後には「電気は無駄なく上手にお使いください」とあります。
私は仕事でも家でも計画停電対象になっていて、上手にも何も、使えない時がいっぱいあるんですが・・・
これからこの件に関する「おわびの手紙」が東電から来るらしいんですが、その手紙の発送料も印刷代も、すべて私たちの電気料金から支払われるんですよね・・・
読売新聞によると「被災地では、検針ができるようになるまで暫定料金が続く」そうです。
うちも被災地の一つというなら、計画停電エリアから除いてもらえそうなものですが・・・
東電には地震以降、本当にびっくりさせられます。
そしてまた明日も3度目の夜の停電になりそうです・・・

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