昨日の深夜にたまたまテレビをつけていたら、NHK教育テレビで「
ハーバード白熱教室」という番組をやっていました。
ハーバード大の講義を日本語吹き替えで放送しているものです。講義の内容は「政治哲学」の「JUSTICE(正義)」がテーマ。なにやら難しそう、、と思ってしばらく見ていたのですが、これがものすごく面白いのです!!
第一回のテーマは「殺人に正義はあるか」。船で4人が漂流中。食べ物がなくなり、一番死にそうで身寄りのない一人の男を、みんなで殺して食べた、という実際にあった事件をとりあげていました。
面白いのは教授が「あなたならどうする?」「どう考える?」と、生徒の意見を聞きながら、それに柔軟に対応して話をすすめるところです。
日本と違って生徒が活発に発言し、その発言もハーバード大のエリートとはいえ、結構的外れなものもあったりするのですが、その積極性にびっくりします。
なんでも、ハーバード大の歴史上、履修学生の数が最高記録を更新した講義とのこと。そのため、門外不出の原則を初めて破り、講義を外部に出したのだそうです。
2回目と3回目を昨日の深夜に再放送していたのですが、だんだん難しくなっていって、頭を整理しながら教授の話についていくのに精一杯になってきました。
それでもやっぱり面白いことには変わりないです。
普段の生活と哲学とは関係ないように思っていましたが、そうではないんだなあ、という発見がありました。
毎週日曜の18時から放送がありますので、興味のあるかたはぜひ見てみて損はないと思います。

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