先日、家からすぐのところにあり、いつもながめていながら行ったことのなかった「台峯」を、初めて歩きました。
台峯とは北鎌倉と大船の間にある緑地のことで、宅地開発計画に反対する市民運動がみのり、鎌倉市による全面保全が決まっています。
この台峯の写真集も出版されていて、たまにウォーキングの集団も歩いているので、隠れた観光地なのです。
住宅街の横から台峯に入り、その尾根伝いを歩きます。まるで「けものみち」のような山の中の道なき道を、くもの巣を払いながら登っていきます。
ここはほんとうに道なのだろうか? と不安になりながら進むと、途中に畑があって、畑仕事をしている老夫婦にであったり、すぐそばにテニスコートがあって、そこで練習中の女子学生の声がしたり、山なんだか住宅街なんだか、よくわからない不思議なところです。
今回は時間がなくて、池と谷戸にはいかなかったのですが、そこではカワセミなどのバードウォッチングができたり、季節によっては蛍が見られるらしいのです。
自宅のすぐのところにこんな自然が残っているとはびっくりです。またこんど、時間を作って探検に行こうと思います。


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