いまさらだけど、読んでみた。
正直、表紙や挿絵を見て拒否ってたんだけど
読んでから批判するつもりが‥
参った!
なんて、マネジメントを解り易く伝える本なんだ!
ストーリーに沿って進めるから、自然に頭に入ってくる。
しかも、内容が泣かせるし、
だけど、それがマネジメントを伝える最適な泣かせだし。
(ダイヤモンド社の回し者じゃないよ)
〜以下、備忘録〜
一流の仕事を要求し
自らにも要求する。
基準を高く定め
それを守る事を期待する
何が正しいかだけを考え
誰が正しいかを考えない
働き甲斐と責任は表裏一体
人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。
人は弱い。悲しいほどに弱い。問題を起こす。
手続きや雑事を必要とする。
人とは、費用であり、脅威である。
しかし人は、これらのことのゆえに雇われるのではない。
人が雇われるのは、強みのゆえであり能力のゆえである。
組織の目的は、人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和することにある。
イノベーションの戦略は
既存のものはすべて陳腐化すると仮定して、計画的かつ体系的に捨てることである。
組織の中の人間や組織単位の関心を、
努力ではなく成果にむけさせなければならない。
成果こそ、すべての活動の目的である。
成果よりも努力が重要であり、それ自体が目的であるかのごとき錯覚を生んではならない。
あらゆる組織が、事なかれ主義の誘惑にさらされる。
だが組織の健全さとは、高度の基準の要求である。
自己目標管理が必要とされるのも、高度の基準が必要だからである。
成果とは何かを理解しなければならない。
成果とは百発百中のことではない。
百発百中は曲芸である。
成果とは長期のものである。
すなわち、間違いや失敗をしない者を信用してはならないということである。
それは、見せかけか、無難な事、下らないことにしか手をつけない者である。
成果とは打率である。
弱みがないことを評価してはならない。
そのようなことでは、意欲を失わせ、士気を損なう。
人は、優れているほど多くの間違いをおかす。
優れているほど新しいことを試みる。


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