私はパリ郊外の
ラヴァレンヌというこの町に時々来ます。
郊外電車(RERーA)でパリから30分もかからないのですが、
駅から出ると
山が見えるんです!
山というほどもない、丘ですが
この丘の手前は
セーヌ川の支流、
マルヌ川がゆったりと流れています。
丘には上品な家々が建っています。
川沿いは
散歩する人たちや、
ジョギングする人たちが行き交います。
ここはつい先日、2週間ぐらい前は
こんなに
増水していました。
ラヴァレンヌの
古い絵葉書を見つけました。
ベルエポックの頃のこのあたりでしょうか?
こんなに賑わっていたなんて驚きです!!
ラヴァレンヌはパリの
東の郊外のこの辺です。
ところで、こちらは
ラヴレンヌにあるお店ですが、
何屋さんでしょう!?
チョコレート屋さんでした。
ここで買った
ピアノのチョコレートをピアニストの方にプレゼントしたことがありますが、
「食べれなくて困った!」
と言われてしまいました。
Chocolatier Audinot というお店です。
もうすぐ終わってしまいますが、フランスには
毎年1月だけ売られているお菓子があります。
先日もご紹介しましたが、
ガレットデロワ(Galette des rois)です。
アーモンドクリーム(とろっとしてないけど)が入っているパイです。
こちらは
レモン風味だそうです。
きっとご存じ、有名パティシエ、
ピエール・エルメの作品です。
こちらは
チョコレート入りです。
有名ショコラティエ、
ジャンポール・エヴァンのです。
これは近所のパン屋さんですが、ちゃんと買いました!2〜3人用です。
必ず、
紙の王冠付きです。
ピスタチオのガレットデロワでした。
中に入っている
陶器のフェーヴは、
陶器の
ゴブレ(紙コップ)
こちらは冷凍食品メーカー、
ピカーのです。
ひとり用ガレットデロワが二つ入っているんです。
しかも、それぞれに
フェーヴが入っています!
普通、小さいのにはフェーヴは入っていませんが。
でも、オーブンで焼かなければならないのです。
解凍せずにそのまま25分。
綺麗に焼けました!
それぞれのフェーヴです。
お高くないので、中のアーモンドクリームは薄めですが、素朴で美味しいです。
パイも薄いのでとても食べやすくて私は好きです。
これはグランプリを獲得したのをやたらウリにしているお店、
ローランドシェヌ(
Laurant Duchene)
一人用です。
これが
今回のベストでした。
ローストされているアーモンドを使っていて、香ばしくてとっても美味しかったです!
実は
フランスには
もう一つ、新年を祝うお菓子があります。
このお店にありました。
こちらです。
ブリオッシュデロワ(Briochie des rois)
リング状にして焼かれた
ブリオッシュの上に大粒シュガーとドライフルーツがのって飾られています。
他のお店ですが、こんなのもあります。
この中にも
フェーヴが入っていて、
紙の王冠が付きます。
でも、これパリでは見かけるのは稀です。
でも、
南仏ではこちらの方がポピュラーだそうです。
私は
ガレットデロワの方が好きですが。
ブリオッシュの方はなんか、
懐かしい感じがしませんか?
日本にありましたよね。
シュガーや、カラフルなドライルーツがのっているパン。
あのルーツは
きっとこのブリオッシュデロワじゃないか!
と思いました。
かなり昔かな?