フランス旅行の続き
この地方に入ると、緩やかな丘陵を左に従えながら道路は続きます。
斜面をものともせず、むしろそれがありがたいかのように、丘は畑になっています。
フランスの畑を見て何の作物か? 当てられる日本人は多いですが(特に田舎にお住まいの方は)、あの畑はあんまり当てられません。
この畑です。ここは平地ですが。
最初の
目的地に着きました。
町を流れる川沿いの景色も絵の様です。
ここも石畳の情緒ある町並みですが、家々の様子がプロバンス地方とは全く違います。
同じフランス!?
と思ってしまいます。
人形たちが着ているのは、この地方の
民族衣装みたいです。
7つの国と国境を接しているフランスは本当に
地方色豊かです。
ここに来ると
ドイツに来た様な錯覚を起こします。
実際ドイツからの観光客も多いですし、ドイツ語を普通に話せる人が少なくありません。
でもその一方、裕福な人でもドイツの高級車は絶対に買わない!というナショナリストも少なくないのだとか。
複雑な歴史を持つ
アルザス地方です。
ここで昼食を軽く頂きました。
昼から
ライチの様な香りのするアルザス特有の品種(
ゲブルツトラミネール)の白ワインと、
ソーセージの入った
アルザスサラダと、
私の大好きな
タルト・フランベ
ピザに似ていますが、トマトソースは使われません。ベーコンとサワークリームが基本なので、軽いわけじゃないけど、瞬く間に食べれてしまいます。
とにかく
生地が薄いのが特徴だからです。
思いっきり五感で
アルザスに浸りました。
はい、あの畑は
葡萄畑でした。
この鳥は
アルザスのシンボルだそうです。
でも本当に今もいるのかしら!?
この町を見下ろす葡萄畑の丘の上に廃墟の様なお城があります。
あそこに登ってみたいですね。
ちょっとしんどいかな?
日本と違って
葡萄棚形式にはなっていません。
あのおじいちゃんも頑張って登ってきます。
もう少しです。ここからの景色は
こんな感じで、
お城からの景色は
こちらです。
斜面の方が日光が当たりやすいのでワイン造りには理想的なのだそうです。
ケーゼルベルグ(
Kaysérberg)という町でした。
ちょっと高めのあの山に車で行きます。
やはり廃墟なお城がありました。
丘の反対側は大平原です。
ライン川の向こうは
ドイツです。
宿に着きました。今回は民宿というより
ホテルです。
ドイツを思わせる真っ白な布団が嬉しいです! ドイツのホテル(けっこう安めでも)真っ白な布団に私はよく出会いました。
葡萄畑に囲まれた宿でした。
宿から5分ほど歩くと、例のロゴ「
フランスでもっとも美しい村」を冠した村に着きました。
続く