こんなことはこの美術館、始まって以来のことではないでしょうか!
ここ
ルーヴル美術館で、
超人気な特別展示会が行なわれていたのです。
去年の10月24日からの開催で、
今日終わってしまいます!
多くのパリジャン、パリジェンヌは行ってないと思います。
日にち、時間指定のチケットを買わなければならなくて、
「
行ってみようかな?」と思った時はすでに
時遅しで取得不可能!
という状況でした。
まぁ私はそんなに執着していたわけでもないので、さほどの未練もないことにして諦めたわけですが、
終わってしまう直前に日本からいらした友達からチケットを頂いて、一緒に入ることが出来ました!
ありがたいことでした。
ただ、私達は次に予定があり、観る時間は1時間と限られていましたが。
あの方以外にもこんなに素敵な女性もいらっしゃる。
「
ほつれ髪の女性」と呼ばれる作品です。
メトロポリタン美術館からお借りしたものだそうです。
この作品にも注目が集まっていました。
「
ミラノの貴婦人」という作品です。
ルーブル美術館の所蔵です。
つまり常設展から移動されました。
凄く小さくて丁寧な字です。
筋肉の構造を示したデッサン。
どうして当時(500年以上も前)こんな絵が描けたのか!?驚きです。当時許されていなかった解剖を彼はしていたそうです!
え!? とんでもない天才とはお聞きしておりましたが・・
英国の王室が所蔵しているものだそうです。
これは科学的な何かを証明しようとされたものと思いますが・・
超適当なコメントでスミマセン。
写真じゃわからないと思いますが、
とにかく字が小さい!!
当時は老眼鏡もなかったろうに、老眼の人がいなかったとしか思えないのです。
こんな大きな作品がルーブルに運ばれたのでしょうか!?
最後の晩餐ですよ〜!!
って思いきや
弟子が、後に描いた作品だそうです。
「洗練者ヨハネ」
モナリザの男性版と呼ぶ人もいる神秘的な雰囲気の作品ですね。
これもルーブル美術館に普段から展示されています。
モナリザの赤外線画像。
と言うことで、モナリザの本物をこちらに展示させるわけには、
どうしても!いかなかったルーブル美術館でした。
なにしろモナリザ様とお客様たちの
特別謁見室と言ったお部屋が用意されておりまして、モナリザ様にお会いしないことには満足してパリを後にできない沢山の人々が毎日世界中からやって来るのですから。
それはあたかも沢山のファンを前にステージでただ、
「
微笑み続ける」というパーフォーマンスを毎日、これからきっと何百年もやってのけるコンサートであるかの様です。
フランス人ではないのに、彼がフランスにもたらした富は計り知れないものがあります!
それだけでも同じ外国人である私には尊敬の対象です。
などと、訳の分からないことを申しておりますが、
没500年を記念してレオナルド・ダ・ビンチの数少ない作品が全世界から集められたと言う、空前絶後と言われる貴重なエクスポジションでした。
参加させて頂いて本当にありがとうございました!
そう言えば、ルーブル美術館もいよいよチケットの購入は
予約制になるそうですよ。
今、コロナウィルスの影響で世界中で観光に陰りが見えてますが、
観光客が来ると言うことがどれほどありがたく平和なことか身に染みるこの頃です。
世界中で観光客が行き来する平和な時代がずっと続きます様に!
モナリザ様 永遠にお微笑み下さい!
ところで、私は今、尊敬するレオナルド・ダ・ビンチさんが生まれた国にいます。
この国も今試練を迎えています。