前回の続き
カザフスタンから
この国に来ました。この空港経由でパリに戻ることになるのですが、経由時間が10時間ほどあり、ヴィザも最近要らなくなったので外に出ました。
その国は今まで旅したカザフスタン、キルギス、ウズベキスタンと同じく
元ソ連邦ですが、
別世界でした!
とにかく街(首都)の中心地にタクシーで行って頂きました。
ちょっと涼しいです。
運ちゃんの話(カタコト英語)だと空港近くに
チャイナタウンがあるとのと。
え!?
でも私達がイメージする様な賑やかな中華料理店や中華食品店が軒を並べる様な場所ではなく、
多くの中国人たちが住んでいる住宅地で、この国の人たちはあまり足を踏み入れない様な所らしいです。
首都の中心地に着きました。
清潔感があり
整然としていました。
公園の池には
花が浮かべられていました。
広場はとにかく広く、
道路も広い!!
旧ソ連の国々はだいたいどこもそうでしたが。
でも坂の多い
旧市街はちょっと可愛らしい雰囲気で情緒がありました。
人なつこい若者たちに
「撮って!」と言われました。
観光客はあまりいません、
この国ではイスラム教のモスクは見かけません。
キリスト教の教会はけっこうあります。
ソ連時代のロシアを思い出させる様な
レトロなカフェ。
メトロでしょうか!?
夫の
超カタコトのロシア語はホント助かりました。
チケットを買って ホームに下りたら
、
ラッシュアワーでした!
金髪の方がフランスよりいっぱい!
ここはヨーロッパなんですね〜
車内の雰囲気はフランスより日本に近いですが。
つり革はないけど。
メイン通りの様な道に来ました。
ここは
なんてレトロな!
デパートです。
商品までひと昔前みたいな(笑
そういえば、
マトリョーシカは中央アジアでは見かけませんでした。
お店の外には素敵に花が飾られていました。
ここは!?
本屋さんでした。
サラダの本を買いました。 ロシア語ですが、ロシア語を理解するフランス人は身近にもけっこういるので問題なしです。
この
レストランでランチします。
チーズ入りの
野菜スープ。
ビーツやポテトの
ロシア風サラダ。チーズやハーブでお味にメリハリもありとっても美味しい!!
そう言えば、春に行ったウクライナにも今回のカザフスタンにも似たサラダがありました。
ベーコンがのった
ポテトパンケーキと
鶏のクリーム煮
これは
ヨーロッパの料理ですね〜!!
今回、カザフスタンから
この地図の端にある国に来ました。
ベラルーシでした。訪れた首都
ミンスクは、その前に旅行した
中央アジアの国々とは別世界でした。
気候も宗教も文化も雰囲気も。
私は旧ソ連の国々は これで
14カ国行きました。
それぞれの国にはそれぞれの個性、魅力があり、独自の道を歩んでいました。
でも
あまりにリアルな共通点があります。
それは、 いずれも元ソ連邦だから
ロシア語をほとんどの人が理解します。それぞれの国独自の言語があっても。
ロシア語はお互いの国々を結びつける国際語であり、テレビ番組や出版物、SNSなどを共有出来る言語なんです。
簡単には廃れないでしょう。
ソ連邦は崩壊したけど、
ロシア語という共通言語によって元ソ連邦の国々は今も多分これからもきっと繋がっていくことと思います。
私はベラルーシに来て
不思議な感覚を覚えました。
アジアを離れてしまった寂しさと、ヨーロッパに戻ってきた安心感。
いったい私はなんなのか!? わからなくなりました(笑
そして、空港に戻ったら、
さらに混乱しました。
ここはヨーロッパだけど、
電光掲示板は中国語でも表示されます!
なぜ!? 中国人はほとんど見かけないのに!?
でも、そう言えば空港近くに
チャイナタウンがあるそうですね!
実はこの空港の施設はほとんど
中国資本によって造られたそうです。
ベラルーシは
中国経済に支えられている国なのだとか。
パリに戻ってきました。
さらに さらに 安心感を覚えたひと時でした。
フランス人ではないけど、
我が家がある国ですから。
今回で私が旅した国は
77カ国となりました。
長々とカザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、ベラルーシの旅にお付き合い頂いてありがとうございました。